今の住宅では法律で定められた24時間換気扇が設置されています。だから換気扇が止まると結露、シックハウス等いろいろな不具合がおきる事が想像されます。行政指導では24時間換気扇のスイッチは容易に切れないようにすることが推奨されており、もし手元にスイッチがある場合は、常時ONの注意表示をします。
その換気扇が最近いろいろ問題が出始めてきました。写真は最近あるお宅のトイレで使用されている換気扇を掃除したところ、蓋が閉じないことがわかり建て主さんが調べたところ、故障部分と思われるところの樹脂が茶色くなっていました。どうも油ではなく熱による変色のようです。この換気扇はお住まいになってから一度も止めたことがない24時間換気扇で、いつからこのような状態であったかは推測はできません。またこの換気扇は東芝VFP-8XS2という当事務所でずっと使い続けている定番中の定番です。延べ50台以上は設置されていると思いますので、心配になりメーカー相談窓口に連絡しました。最初はカタログにあった電話番号へ、次にそこから紹介された番号かけました。いずれのところでも全く同じ説明をしました。
私としては、この茶色変色は設計の想定内か?他に使っている換気扇は大丈夫か?がわかれば問題なかったのですが、メーカーさんは、「直接見ないとわからない」との事だったので、この写真は送れず、建て主さんに直接連絡してもらいました。
すると、建て主さんから電話があり、「東芝さんが「出張料5000円」がかかるといわれた。有料修理のつもりはないので、「考えます」といって電話を切った」、そして私のところにその話を頂きました。
私が東芝さんと電話でお話したことと違うので、再び東芝ライテックさんの担当者さんにかけると「昨日の担当者とはおつなぎできない。再び経緯を話してください。」との事で3度目の説明┐( ̄ヘ ̄)┌ もちろん最初から。最後に
「修理依頼ではない。変色を見なくても大丈夫というならそれでこの件はおしまいにします」と私。
「お答えできないので少々お待ちを」で電話が切れ
また違う担当者から
「ではやはり見に行きます」
「ではお願いします」・・・と私。
少し残念ですね。技術者にこの写真を見せれば、茶色く変色した想定内かどうかなんて直ぐわかると思うのですが。想定内ならまったく問題ないで簡単に話は終わります。単なる寿命です。
最近は簡単に精密な写真をやり取りできたりするので、いらぬ出張経費を使わなくても良いことが推奨されており、無駄なエネルギーを省く世の中の流れだと思いますが、どうしてなかなかそうならないかな~。
この換気扇に対する思いは、この春施行された、「長期使用製品安全表示制度」のため、
「設計上の使用期間13年。これを超えて使用されると発火、怪我などの事故に至る恐れがあります。」
と今のこの換気扇には表示されています。が、まだ3年でこの変色だから心配でメーカーに伺ったのに・・・。
そこで決心しました。このメーカーの換気扇は今後使いません。先日検討していたパナに決定します。
あー決心がついてよかった。東芝さんに感謝!!
コメント
S様
ご迷惑をおかけしております。
今年春ころに、三菱の24時間換気扇が一気に7台も同時に不調になるお宅がありました。事情を話し、24時間換気扇でまだ4~5年しか経ってない換気扇が一度におかしくなるのはおかしいのでは?ということでメーカーに調査依頼し、結局寿命と判断されましたが、いっせいに症状がでたので全て無償で交換していただきました。海沿いの拙宅のパナの換気扇はかれこれ18年動きっぱなしです。
東芝さんの対応はどうもが不思議です。換気扇が少し危険な機器であるため、今年の春に長期使用製品安全表示制度が施行されたばかりなのに・・・。S様にも同様の対応とは・・・。少し他の相談口がないか調べて見ます。
ここの建て主の妻の方です。こんにちは!
昨晩東芝(サービス業者というか、そこは修理専門業者だそうです)より電話がありましたが、主人が留守のため、私が応対しました。
結果的には「なんだそりゃ??」という内容だったため、もう一度主人に業者から説明していただく予定です。
後で主人から内容をご報告すると思いますが、 ホント、ただ写真をみてもらうだけでもいいのになぁ・・・ハァァ という感じですワ。