2年目のメンテナンス

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北東側の木の外壁は3年経ても色ムラは少ない。

今年の春先の予定だったが2年目のメンテナンスであるが、COVID-19の影響でどちらかというと3年目に近いメンテナンスとなった。

その前に・・・

先日の9日にようやく届いた政府からのマスク。新しいときは良いが、一度でも洗うとやはり給食のマスクになる。私のマスク利用は50%が作業中の埃防止や花粉防止であり、その意味で既にこの布マスクは使えないし、このマスクを飛沫防止で効果があっても、洗濯したこのよれ具合では他人によい印象を与えることは出来ないので、結局使わないだろう。

どんなに丁寧に洗っても結局学校給食マスクになる。時代はこのマスクを求めていないことは明らか。但しこのマスクで再利用できるマスクの普及に効果があった。

小雨の降る中、メンテナンスに伺う。

アプローチに敷かれた定番の茶系の丸砂利が雨のあたる濡れ色の色味とあたらないところの色。濡れた方はコントラストが高くなる。

屋根のあるカーポートでは土間コンの隙間あけて土を入れる計画は少ないが、こちらでは庭とのバランス、雪の量で土部分を残した。その場所の踏まれても平気な土覆い草の元気がいい。当然このグリーンは白線代わりにもなる。

一番過酷な方位での3年の木の外壁の表情。玄関側はまだ色ムラなしであり方位によって変わる。

3年目なのでこの時期から8年目くらいの5年間が木の無塗装外壁の色ムラが大きいとき。8年を過ぎると各面の色はムラがなくなり感じがよくなるので、ここは少し我慢どころ。よく見ると、雨がかりの部分が濃い色になっており、ピンクで囲った庇下は少し色が薄い。庇は雨量を少なくしていることがわかる。実質シーリングの効かない木の外壁の窓廻りには、庇は必要なパーツだと感じさせる。

外壁を留めつける釘は亜鉛メッキ処理された鉄釘。ゆっくりとさびて外壁と退色を合わせるかのよう。雨がかりとなる面の釘は更に早い退色と酸化をしめす。

南東方向の外壁の釘。酸化は隣家のある南西より進んでいるようだ。

今は木の退色・加色より少し早いがそのうち同じくなる。私の自宅は海沿いなのでSUS製のスクリュー釘であるが、14年経ってもピカピカのままで逆に目立つが、こちらの釘は20年位すると釘がどこにあるかわからないくらいになる可能性が高いので、それをねらっている。また鉄釘が酸化(錆びる)した方が留め付けがキツくなることも理由の一つ。

55年以上経た木の外壁の釘。この釘は普通の鉄釘であるが55年経ても留め付けに支障は出ていない。室内の露出釘の方がさびるのが速く感じる。

新町の家の造り付けテーブルの色が飴色になっている。このオイルを何回かすり込んだパイン材のテーブルも良い感じである。

オイル(リボス)の塗られたパインの造り付けテーブル。

やはり・・・木は使ってなんぼ!使用したその痕跡が家族と過ごした時を感じさせる。

そういえば・・・

新町の家では簾をしっかりと固定していたにも関わらず台風でもないのに簾が数回飛ばされたとのこと。従って今年は簾無しで挑戦してみるとのことで、この秋の感想が楽しみである。これだけ大きい吹き抜けが南西か東南角に設置されているので、その日射量は相当なはず。

この写真のみ1年目のメンテナンス時のもの。

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