2016年加筆 ダイキンさんのエアコンは室内温湿度センサーが不思議な場所にあり床下用エアコンとしても壁掛でもお勧めし出来ません。この記事に関してはNGで本当に申し訳ありませんでした。
今年は大きな変化があります。
先に松尾さん良い情報をありがとうございます。
過去5年くらいパナソニックのエアコンがお勧めの主力だったのですが、今年からダイキンのエアコンが主力(床下用)になりそうです。
2016年加筆 ダイキンさんのエアコンは室内温湿度センサーが不思議な場所にあり床下用エアコンとしても壁掛でもお勧めし出来ません。この記事に関してはNGで本当に申し訳ありませんでした。
今年は大きな変化があります。
先に松尾さん良い情報をありがとうございます。
過去5年くらいパナソニックのエアコンがお勧めの主力だったのですが、今年からダイキンのエアコンが主力(床下用)になりそうです。
2008年にエアコンは暖かく無い!↓と書いたブログから早5年も経過して
http://arbre-d.cocolog-nifty.com/blog/2008/02/post_0ad1.html
暖房と省エネを考える。その⑥を書きたいと思います。
その前に、お勧めの薪ストーブF420の扉を改良してエアーカーテンを仕様にして煤を付きにくくしたことと、3次燃焼用になったこの空気で、ゆっくりと良く燃えるようになったF420の映像をどうぞ。
このストーブ・・・お勧めです。
来ました・・・。この査読論文は読み応えあります。
以下ご紹介する図は日本建築学会環境系論文集(査読論文)の2012・11に掲載された「実使用時のルームエアコンコンディショナのCOP評価」 細井昭憲、三浦尚志、澤地孝男、住吉大輔ら(いずれも博士)による研究論文からの抜粋、出典です。
「この時期だから薪ストーブを見にいく」の続きです。
今日連絡があり「F420が用意できた」とのこと。早速取りに行きました。
簡単な梱包されておいてあります。こんな時勢だから梱包は簡単な方が良いでしょう。
丸印の中がダクトレス全熱交換換気システム。音が多少あるが、見た目が許されるならOK。
オーブルデザインの「緑の家」では、換気システムを最も単純なダクトレス換気システムを、また空調システムは汎用壁掛けエアコン(所謂ダクトレス)が標準です。
実はどちらも高気密高断熱住宅の業界人から罵倒(笑)される事もあるシステムですが、意外と世界でこのダクトレス空調システムが大ヒットしているようです。
エアコンのご質問がありましたが、画像でお答えする必要があったので急遽アップします。
質問
新潟市より寒冷地に住んでいます。
暖房手段はエアコンを考えており、特に床下エアコンに大変興味があります。
エアコンを選定する場合、寒冷地用のエアコンであればCOPもあまり低くならず、1台で集中運転できるようにも思えるのですが如何でしょう?
寒冷地用のエアコンは通常のエアコンと比べ費用が高いのは承知しております。
坂本雄三先生によるパワーポイントの説明画面から転載
先日の「空気が読めない質問をしたかも?」の詳細偏です。マニアックな内容なので興味のない方は読み飛ばしてください。
この図は大変うれしいことを思い出させてくれました。
私がヒートポンプと住宅について40才過ぎてから論文を書くまでにのめり込んだのは、学生時代の他の人の卒業研究発表がきっかけでした。そこではヒートポンプは理論上、与えた電力に対し12~20倍くらいの熱を運べると聞いたからです。当時技術者の卵としてはヒートポンプは夢のような機器でした。いつかこの技術を生かしたい思っておりました。この図でそれを思い出しました。
今日は長岡市で日本の省エネの大御所であります東京大学教授であり、省エネ基準の委員長を務めた「坂本雄三」先生がセミナーの講師をされるので、うれしくてついセミナーの後の質問をしてしまいました。
2012/02/02一部加筆修正
超高気密住宅を目指すとき、エアコンのドレインや掃除排気口は気密を壊す大きな要素であることは以前お伝えしました。
その時ご紹介した部材と類似商品ですが、データがあるのでこれからこちらをお勧めしたいと思います。
あえて長い表です。
40時間ほど氷点下の続く、そして雪の降る三条の事務所ですが、エアコンによる24時間暖房で室温20~21度で仕事をしております。
ブログの訪問者さんの検索キーワードが「エアコン 暖房 寒冷地」のワードが多くなっていますが、事務所のエアコンは殆ど故障知らずで一年のうち10ヶ月くらいを12年くらい平気で運転しています。
雪が解けた水が室外機に落ち凍り漬けになったエアコン室外機。
エアコン暖房でこれをしないと必ずダメ!な事があります。
過去も何度かお伝えしているのですが、どうしても状況が変わったり、エアコン室外機の配置を動かしたりする事で、これらが忘れ去られることがあります。
2011年12月29日緑字加筆
今日9時頃の事務所の温湿度です。
温度22度、湿度29%・・・低いでしょうか?
当事務所は大型の水槽があるので一般の事務所より湿度は高く29%~33%が多いようです。
実は・・・大概の事務所は多分このくらいか、もっと低い湿度(25%)です。
今日の朝の事務所の温湿度です。
左は安物の温湿度計で、右は結構優秀な温湿度計です(湿度は相当差があります)。
24時間冷房運転(設定温度28度)をしておりますから東向きの事務所の部屋は29度48%です(除湿モードではない)。
このくらいなら軽服装、軽労働作業では全く問題ありません。
ネクタイだときついですね。
当事務所では熱帯魚がおりますが、熱帯魚の天敵は寒さではではなくこの暑さです。
水温が上がると(30度を超えると)水中の溶融酸素濃度が低くなり魚にとって生死の問題となります。
ですので、既に事務所も自宅のエアコンも24時間可動開始しました。この節電時期にもったいないと思われますが、24時間の冷房の方が節電が求められているピークカットに効果的となる可能性があります。
昨年はこのようなご紹介をしました。
あたり前のように今年も同じです。
http://arbre-d.cocolog-nifty.com/blog/2010/07/24-cc96.html
新潟の夏は夜に気温と湿度が下がりません。
ちょと今回は(も?)専門的です。
日本の家庭用エアコンは全てこちらの規定書で決められております。勿論最近流行の「APF」もこの一番左の書によって自分で計算もできます。3年前に発表した論文の時には、自分でエクセルにこの式を組み込んで、アメダスの三条市のデータとからめて試算したこともあり、懐かしいマニュアルです。
最近のブログ表示の左下検索ワードのとおり、「エアコン」「暖房」というキーワードで検索されてお越し頂く人が多くなっております。
そこで新潟県でのエアコン暖房する時の配慮を載せます。
昨日除湿機では最近「デシカント式」が販売されていますとご紹介しました。デシカント式?何となく聞いたことがありませんか?デシカント式はビル用エアコンで最近使用されている加湿や除湿方式で、室内が低温時にも除湿能力が落ちにくい特性があるようです。
要は湿気を良く吸うシリカゲル(乾燥材)のようなゼオライトに湿気を瞬間的に吸放湿させるもの。瞬間的に吸放湿させるのために熱を与えることになり、この辺りが珪藻土壁による湿気の自然吸放出とは違います。またゼオライトで採取した湿気を水にするため熱交換機があり、この2つが消費電力のほとんどとなります。熱交換機の仕組みは調査してませんのでわかりません。もしかしてコンプレッサーがないなら車用冷蔵庫で使われるペルティエ素子かな? 図はナショナルのパナソニックの除湿器F-YZF100のカタログから
拙宅(24時間家中冷房 32坪 西日多い、ソーラーパネル無し Q値1.9、C値1以下)今年の暑い時期になってから電気代です。今年は暑かったですね。これを見てもわかりますが、昨年の1.5倍以上・・・。
前回の「その3」では
温熱の快適さで人に影響を与える6要素
1.空気の温度(乾球温度)
2.輻射熱
3.空気の湿度(湿気)
4.気流量(風)
5.着衣料(衣服)
6.代謝状態(運動状態)
の内3以外は説明しました。
今日は3.空気の湿度(湿気)を説明します。
温熱の快適さで人に影響を与える6要素
1.空気の温度(乾球温度)
2.輻射熱
3.空気の湿度(湿気)
4.気流量(風)
5.着衣料(衣服)
6.代謝状態(運動状態)
ですね。
またまたエアコンの高効率まで話題がたどり着かないような始まりです。
事務所の夕方の温湿度。約28度で湿度42%~44%と理想的。別に高気密の建物でなくともエアコンで湿度は直ぐに下がる。少しお湯を沸かしたりすると5%くらい直ぐに湿度が上がる。
さて、エアコンが高効率で運転できるために、最初にする事は現状を正確に把握する事です。その為には湿度と温度を正確に知りましょう。
事務所では高性能湿度計のデータロガーを2個所有しております。しかしこの測定器はリアルタイム表示ができない(記録計なのでパソコンで見る)のが欠点で、その為新たに湿度計を購入しました。
もともと湿度計は結構いい加減な物が多く、1000円以下は表示数値は全くあてにならないでしょう。特に湿度が50%より低い時に相当いい加減な表記になる機器が多いようです。この間違った表記をみて「乾いている」とか「湿度が多い」ときめつけるところから間違いが始まります。先ずは正確に湿度表示する機器を手に入れましょう(温度は安物でも正確です)。
2016年08月緑字加筆
前回お勧めした、冷房運転(自動弱運転)の場合、冷媒温度があまり下がっていないため、吹き出し空気が露点まで下がっていないので除湿としてはあまり良くないのではないか?という疑問があります。さて事務所のエアコンで実測をしてみました。