2019年版の換気について ③ 風呂場に換気は必要か?

さてようやくCF(循環ファン)の話になる。

お風呂場に6年前から標準設置されているCF(循環ファン)は所謂換気扇ではない。そもそも日本の風呂場に排気用換気扇は概ね必要無いはず(高断熱高気密住宅)。この2019年建築技術1月号でさえそんな記載はない。・・・Orz

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4日間の休暇と押し入れの漆喰壁

どうだ!とばかりの万寿の迫力・・・。もう覚えてもいないほど前に一杯だけ飲んだ記憶のある清酒。

22から25日までの4日間は少し早めの事務所冬期休暇をしたが、その時に飲んだお酒・・・万寿。

何時もこの季節に県外で過ごすことが多い。これは私の父母(連れ合いの両親)がクリスマスには家族が集まる事を正月休みより重要視する事によるため。

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高崎の家 メンテナンス

昨日は高崎の家の2年目メンテナンスに伺ってきた。外構が2年目にようやくできたとのことで、シンボルツリーは計画外になったが、かわりに奥にある芝生が気持ち良さそう。

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2年目点検 危なくポストが鳥の巣箱に・・・。

今日は・・・

雪が降る前に福島県で2年前に竣工した「緑の家」のメンテナンスに伺って来た。ノーマルタイヤの風で磐越道をぶっ飛ばし(法定速度を守って)、会津へ向かう。

遠くからみるとまだ木の色がしっかり残っている南正面。竣工後丸2年経過の冬。

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夏に外気で通風(窓開け)すると黴びる理由・・・その1

先週だったか事務所で建て主さんに説明していたときに、

「夏は通風する方がカビが生えやすくなる。窓を閉め切ってエアコンが空調がよい」

と説明していたのだが、ブログ内の資料でははっきりと「なるほど」と普通の方が頷くページがなかったので追加する。

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暖房開始・・・と白物家電で洗濯機 その3

消えた・・・。30行ほど書いたときに突然シャットダウン・・・そう何時ものWinのアップデートである。強制アップデートを中止しておけば良いのだが、それもそれで無精な私はきっと一年くらいはしないことになるのでセキュリティーが心配。

もう今日は書くことをやめようかと思ったが・・・気を取り直してもう一度同じ内容←(これがいらいらする)を打ち込む。 続きを読む



2018年建築学会 梗概集から その5 床下外気導入

黄色い囲みは見やすいように勝手に加筆させて頂いた事をお許し頂きたい。

その5は・・・

科研費「顕熱交換型太陽光集熱システムを用いた基礎断熱床下空間のカビリスク低減手法の構築」という補助金で研究された論文であり昨年このブログでも取り上げたがその続きである。 続きを読む


提言13 「日中の通風(風通し)では室温は下がらない」その3 
最暑日前日に旧笹川邸で実測

とうとう北陸地方での記録を塗り替えた事務所のある三条市・・・。

三条市は北陸地方で初となる40.4℃と大台を超えた。ありがたいことである。雪は降るわ、気温はめっちゃ高、湿度も半端ないこんな過酷な地域で設計をしていると、全国どこでも状況が読めそう・・・。感謝!

さてその2から・・・
「通風とは・・・夜間に行う行為だといえる。一方で防犯上の理由で夜間に通風が行えるかというと・・・相当厳しいことが最近の治安では言え・・・・・・

つまり・・・このような民家でも夜間はエアコンによる冷房に頼ることになる。」

ということ。

実際「て・こあ」も2階の就寝できる部屋のみしっかりとエアコンが設置されている。 続きを読む


提言13 「日中の通風(風通し)では室温は下がらない」その2

図1 測定期間中の全体のデータ。

図1はその1で示した測定結果である。屋外温度測定するのは難しいが、実測したデータに緑色の気象庁の長岡市の気温データを重ねてみても大凡同様の変化をみせ、直接日のあたるコンクリートで覆われた南側の外気条件を考えると正確に実測されているようだ。

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長岡の家 上棟と湿気のコントロール

施工は見附市の小出建設さん。監督さんの段取りもよく無事に上棟を迎えた。

先日、長岡の家が上棟した。

耐雪2.5mで耐震等級3の極めて強い耐震性を確保するため、3階や小屋裏もないのに2階の桁上に厚さ28mmの合板を敷き込む。この時注意する事が湿気の処理である。

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今年の・・・エアコンから水漏れ

この画像は数年前のもの。こんな感じの水漏れをおこす。

毎年恒例のエアコンの室内機からの水漏れ※・・・。

先日の月曜日、寺泊の自宅では今期2度目のドレン管の吸い込みを行った。
※自宅のエアコンはドレンパイプ貫通穴が20年前の流用で古く狭いため頻繁に起こるようだ。

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気密寿命の考え方と最新のデータ

またまたヒット記事だと思う・・・。日経ホームビルダーさんの記事のスクリーンショット。記事元はhttps://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00154/00189/?n_cid=nbpnxt_mled_km

 

「緑の家」は超高断熱高気密住宅で全棟がUa値021~0.31w/m2kと大変高い性能になっている。気密性は完成平均値で0.6cm2/m2以下とこれも快適性及び換気効率からみて必要不可欠な基準内である。また耐震性は最低設計基準(県内)が耐雪1mで耐震等級2であり、これは関東などの雪の少ない地方にこのまま建てると耐震等級3の高性能住宅。

一方・・・

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海の日

日中はバルコニーから見える渚も賑やかだったが、18時30分ころには誰もいなくなった。

昨日は海の日・・・。

海の日が7月の第三月曜日に指定されてから、オーブルデザインの定休日である月曜日が海の日になるのでホントにオフになる事が多くなった。ありがたい事である・・・。

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換気を少し考察 その3 「緑の家」の常時換気方法

「その2」では、⑨、⑩の第三種換気について「風上側の予期せぬ大量給気」について言及したが、気の利いた給気口には、流量抑制のフィンなどがついているので、風上側の大量給気のよる冷たい風の影響は少なくなっている。しかし、風下側の給気口の流入現象や逆流などは解決が難しい。とは言っても風には揺らぎがあるので、一日で見れば概ねOKという地域が多い。その2で申し上げたとおり・・・NGと考えられるのが新潟のような冬期の卓越風が安定して強風である地域となる。 続きを読む


「て・こあ」でのある一日 弐百四拾五 
真夏も通風しない!魔法のような条件。

午後2時30分の「て・こあ」南縁側。完全に戸が閉まっており、一切の通風を拒む。右和室で大人6人から10人で歓談中。真南は全て窓という昔ながら縁側。

梅雨明け宣言があった昨日の「て・こあ」・・・

窓は一切開けていない・・・。

勿論・・・エアコンなんてない。

と書くと

『えっ・・・「て・こあ」って確か通風の家だったのでは?』

・・・

・・・。

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換気を少し考察 その2 換気計画はとても複雑

換気の種別は概ね①~⑩。その他ダクト式とダクトレスの組み合わせ、パッシブ換気や換気の必要の無い木建は除く。

その1でお伝えした換気扇の種類で最も単純で安価な方式が⑩である。専門書などはこのような①から⑩の特徴、長所、短所を説明するのであるが、現場実務ではもっと複雑である。ではどんなところが机上設計とちがうかというと・・・先ずはポンチ絵で説明していく。

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その後五日町の家とノートパソコン 

雰囲気がさらによくなってきた。車庫にある木は雪囲い用の金物に設置しているようだ。なるほど、これなら3mの雪から守れる。後は外壁色が変るまでに緑がほしい。

五日町のオーナーさんから写真が送られてきた。

そういえば薪ストーブ設置以来伺っていないので現在の状況がわからなかったがこの写真をみて、完成に向かっていると感じる(この時はシンボルツリーと地覆が写ってないとのこと)。 続きを読む



続・CF(循環ファン)のこと 

脱衣所に設置されたCF(循環ファン)とリターンの穴300角。

多くの施工者さんが「緑の家」のCF(循環ファン)の図面を見て取り付け間違うことがある。

それは風の向き・・・。

ちょうど「CF(循環ファン)のこと」に同様のコメントも寄せられたので少し補足説明をしておく。

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「て・こあ」でのある一日 弐百参拾九 
魚と林檎

5月の新潟の緑はもう最高!虫もまだ少ない今だけの贅沢。

「て・こあ」での月曜日の集いで狭い駐車場でも9台ほど車が止まった。

写真でわかるとおり、今の季節は「て・こあ」の庭と裏山の木が織りなす奥行き感のある色彩は、市街地の庭では・・・まず表現不可能で、とても贅沢な環境。

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面材耐力壁(構造用合板による耐力壁)の難しさ

厚さ12mmの合板で壁倍率4倍を得るにはCN65を100ピッチで打込み、且つめり込みなしで縁からの距離を守る必要がある。CN65は一般的な用途のN65の釘径より太い。

木造住宅において構造用合板で耐力壁を取る事が世の中で多くなってきている。耐震性も上がるし筋かいより施工が簡単であると言った意見もあるがその巷の実態はどうなのか?

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3.11震災の津波に思う事。専門家・管理者の責任。

大川小学校(宮城県)の高裁判断に対し市や県が上告したと聞く(学校や市には今回の津波が予見できず責任はないと上告した)。

その事を支持する声が多いのに驚く。

訴訟に踏み切ったご遺族は「賠償金ではない・・・本当の事、責任の所在を曖昧にしたくない」との想いで訴訟した・・・とのこと。

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改めて無塗装の床をお勧めする理由・・・②
 55年経たヒノキの床

改めて無塗装の床をお勧めする理由」にコメントを頂いたので急遽その続きである。

この自然な艶と色・・・見事である。特にメンテナンスはしていなかったとの事。これで55年経っている。

これ・・・なんだかわかりますか?百聞は一見にしかずの例・・・。

55年使ったヒノキの床である。これって汚く見える?この表情は美しい時を感じるだけ。
建て替えで解体の時にわざわざ建て主さんから取り置きして送って頂いた床の一部である。
無論・・・無塗装でメンテナンスなんておこなっていない普通に気兼ねなく使った床と聞いている。 続きを読む



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