最初に私自身は住宅内のRH(相対湿度)が低くても良いと思っている。例えば22度で35%などは快適で24度で30%でも良い。しかし住宅内の湿度は冬期でも40~60%が良いと考えている人も多い。乾燥肌など病気関連でやむ得なく高いRH(相対湿度)が必要である人は仕方ないが、健康な人には多少低めのRH(相対湿度)でも問題ないと思っている。
続きを読む千葉県の「船橋坪井町の家」で中間気密測定検査
先々週気密検査に伺った船橋坪井町の家の中間時の気密測定が昨日行われた・・・とのこと。つまり私は立ち会っていないが、結果は余裕の0.2cm2/m2である。
続きを読む日立のエアコン 冷媒漏れ
2016年製(2018年購入)の日立のエアコンRAS-X22Fにおいて冷媒漏れが確認された。ピンクの矢印が乾いている銅管の色で白が冷媒漏れ(潤滑油)によって濡れ色になった銅管の色。人差し指のフィンと銅管あたりで漏れたらしい。
続きを読む富山県 黒崎の家の模型完成
富山県富山市の計画中の「黒崎の家」の模型が完成した。少し時間をかけてお打ち合わせしている建物で、併用型住宅となる。
続きを読む石綿(アスベスト)報告義務化22年4月からとガルバニュームの屋根
対象は延べ床面積80平方メートル以上の建物で、石綿が含まれていないかどうかを調べ、結果を都道府県などに報告しチェックを受ける。政令ではこのほか、石綿をセメントで固めたスレートなども21年4月から規制対象の建材に加えるとした。
共同通信
との報道が先月流れた。アスベストは発がん性があり、建物の解体時に飛散し、吸い込むことで健康被害が予想される。住宅には20年くらい前まではセメントでアスベストを固めたスレートも多く使われていた。このためリノベーションや解体時の取り扱いが厳重になり益々空き家が増えることになるかもしれない。
続きを読む新発田市の金塚の家と北海道の京極町の家の基礎工事
地面に刺さるスコップ・・・。新発田市の金塚の家で基礎工事が開始したので工事監理に伺った。
続きを読む気密施工チェック 船橋市坪井町の家
中間気密測定に向けて気密施工のチェックに伺ってきた。
続きを読む日立エアコンとヒートファクトリー
ここ数日ブログも更新できないような忙しさだったが、今日は新幹線なので投稿の時間がとれたのである「緑の家」で日立製のエアコンの不具合を報告する。
続きを読むコーナーサッシの豊かな空間
コロナ禍騒動が収束し一段落したので、一年過ぎた大野町の家にメンテナンスに伺って来た。玄関を入るとその視線の先には・・・光と沢山のグリーンに包まれたダイニングテーブルが少しだけ見える期待感。
続きを読む屋根の葺き替えを配慮する構造計画
一昨日地鎮祭が執り行われた「金塚の家」であるが、カテゴリーが未設定だったのでおかしいと思って過去ブログを検索すると何時もは行う模型の紹介をしていなかった。
続きを読む厚物構造用合板の勾配天井は危険かも。 補足編
前回の内容では一般ユーザーさんでは図もなくわかり難かったであろう。補足では図を紹介する。上は厚物合板を貼ったときに最も無難な構成で設計した図である。
続きを読むたかが電球、されど電球・・・
ここ数年間最も多く利用した照明器具の「電球」が廃番になる。器具の廃番を悔やむ事は多いが、電球の廃番で残念なのは初めてである。上写真のとおり「緑の家」では灯具と電球が一体のデザインとなる箇所が多い。
続きを読む厚物構造用合板の勾配天井は危険かも。
2023年08月23日気密シートからの湿気流入の写真を更新
先日「プラスチック系付加断熱と内部結露」とのブログを2つアップしたが、高断熱高気密が得意な会社は構造用合板の耐力壁をさけ、新建材合板(ダイライトやモイス)などを耐力壁に使いたがる。しかしそんな会社でも桁上合板や勾配天井の水平面剛性をとる合板(野地板を含む)にはその嫌っている構造用合板を厚物で野地板として平気で使う・・・この矛盾は?これはダブルスタンダートなのか。
続きを読むプラスチック系付加断熱と内部結露 その2
ここ数日で頂いたコメントを読んだり、ネットで検索したりすると今の住宅業界に正しい情報が伝わっていないことがわかる。
続きを読む新潟市に計画中の「緑の家」 模型完成
新潟市に計画中の模型が完成。何時もとは少しだけ違う雰囲気である。何時もように耐震等級3を耐雪1mでクリアーし、予定UA値は0.28以内の予定。
続きを読むプラスチック系付加断熱と内部結露
ご存じのとおり「緑の家」はプラスチック系断熱材を柱の外側に付加断熱として使用している。透湿抵抗がグラスウールより二桁以上も高いこのプラスチック系付加断熱が内部結露を引き起こすのではないか?とのご質問をよく受ける。大概この質問者さんはある大手高断熱高気密団体の所属メンバーさんである。
続きを読むしまラーになりそう・・・
ネット情報では有名で、もうご承知だと思うが、「しまむら」さんが数少ないレジ袋無料配布の有名小売り店である。
続きを読むotomo vie cent 青ゆず
otomo vie centの庭にある「ゆず」が青ゆずとして使われるシーズンとなった。秋分の日はこのotomo vie centで奉仕活動。
続きを読むotomo vie cent 杉、杉・・・
現在ゆっくりとしたリノベーション工事を行っているotomo vie centではアトリエ棟の2階内装工事が行われている。以前も紹介しているがまずはotomo vie centの建物の耐震性を評価する。
続きを読む「緑の家」はA、B共に耐震等級3が標準に
数年前から「緑の家」では積雪が1mを超える地域でもほぼ全棟で耐震性能が等級3以上となっている。積雪1mでの耐震等級2は、雪の降らない関東の等級3と同等であると以前ブログで紹介した。つまり積雪1m以上ある地域の等級3はそれ以上の耐震性を示す。
先日設計を終了した「京極町の家」だけは耐震等級2である。この理由は屋根勾配が45度も有りほとんどの雪は落ちるはずであるが、法律上の決まりで積雪荷重を最低限の1mとすることが出来ないため。京極町では落雪出来ない屋根は積雪2.3mで設計する必要がある。雪が滑り落ちる屋根は2.3mから減じて最低1.4mにして構造計算を行わなければならない。
続きを読む暫定Ua値0.15w/(m2K)の北海道 京極町の家
北海道京極町の家の施工が始まった。この家では工事監理は行わないので、設計図書が完成した時点でほとんどの業務は終わった。現在京極町の家では地盤改良が行われ、降雪前の基礎の完成を待つのみである。
続きを読む10年目メンテナンスと半年経過の家
先日五月町の家が10年経ち、「緑の家」10年目の有料メンテナンスに伺ってきた。ウエスタンレッドシダー(米杉)の色がシルバーグレー化して、周囲に溶け込み「The 家」となっている。
続きを読むお勧め!定番のトーメイなガラスの玄関戸
私の中での家の玄関戸は・・・
トーメイなガラスの戸である。日本の集落は治安がよかったので、つい最近まではトーメイなガラスでできた玄関戸が多かったが、最近はガラスがあれば曇り(型)ガラスであり、ガラスの入っていない戸も多い。しかし・・・
続きを読む紙管と私感
まず最初に↓「真夏COVID-19と換気」のブログにいいね(興味・評価)が多くついたことにビックリ。当ブログは住宅関連の事で科学的な見解を主とするが時には時事問題を私感で取り上げるなか、何時も評価・興味を頂くのがこのような住宅以外の私感のことに喜んでよいやら・・・。
続きを読む船橋市坪井町の家 防水チェックなど
2階建て新幹線としては唯一無二のMAXがあと半年ほどで引退し、国内から2階建て新幹線がなくなる。 今日はそのMAXで千葉県へ向かう。
続きを読む群馬県高崎市 榛名の家 完成4
群馬県の高崎市に完成した榛名の家のシリーズ最後となる。
何時もはあらわしの柱となるが、耐力壁があり引き込めないので柱を杉枠で覆っているので大変太く見える。
赤林研究室
教室の飛沫換気シミュレーション結果
恩師の研究室で「教室における換気のシミュレーション結果」の紹介頂いた。全ダウンロードは↓
http://tkkankyo.eng.niigata-u.ac.jp/Elementary-school_2020.pptx
続きを読む真夏のCOVID-19と換気
まだしっかりと確かめないのに記事として書いて恐縮だが・・・
昨日の40度越えの三条市内の小学校では、エアコンONであるものの窓を少し開けて授業をしているとのこと。これは少し非科学的な考えでは無いかと思う。
続きを読む群馬県高崎市 榛名の家 完成3
上の写真は「緑の家」ではよくある一階から一階の玄関に向かう階段である。つまり一階でこのような高低差があり、どんな家だろうと写真をみてワクワクすると思えばそれは実際も同じく気持ちよい。
続きを読む群馬県高崎市 榛名の家 完成2
吹き抜けは単純に気持ち良い・・・。冬は明るさと暖かさの源になる。
続きを読む群馬県高崎市 榛名の家 完成1
今回の完成写真はいつもとは二味も違い、建て主さんから頂いた写真だけでご紹介したい。
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