これからの超高断熱住宅のサッシ 高性能木製

2011.05.27緑字加筆

3.11震災を機に日本人は少しものの見方や価値観が変わりつつあるのではないでしょうか?

いえ、変わらなければいけないと強く感じます。これは将来私達がどのような生活を望み描くか・・・。真剣に考える時が来ていると思います。

当事務所は「緑の家」という住宅を提案して早13年位経ちます。特にここ3年くらいは「超高断熱住宅」を推進し、多分新潟県では一番多くのQ値が0.99以下の家を建てている会社ではないかと思います(完成と設計が終了した家を含めると現在8棟です)。

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新潟版  東日本大震災から学ぶ家造り⑥ 表しの梁の端部

 最近の拙宅の夜景です。この写真は記事には全く関係ありません。

シンボルツリーのライティングはとても綺麗です。省電気といわれている時期ですがこのような照明はできるだけ省きません。勿論ランプは小さな7Wの蛍光灯型電球です(ほぼLED60W相当)。帰宅者の心が温かくなります。

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新潟版  東日本大震災から学ぶ家造り⑤ 耐力壁の基本

三条で建設中の「南四日町の家」です。施工会社は越路建設さんです。

ご覧のように横長な建物で窓が大きかったことと、気積(室内空気容量)が大きかったのでQ値は1.03w/m2kと1.0以下にはなりませんでしたが、これは数値だけで、快適性、ランニングコストはほぼ変わりません。

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新潟の家 自分で塗る漆喰壁の体験会 6月5日(日)

三条で建築中の「上須頃の家」で次の日時に途中見学会(体験会)を行います。これは補助金付の長期優良住宅で定められた事で「構造見学会の義務付け」が定められております。そこで、ただの構造見学会では面白くないので今回は「建て主さんが塗る壁」の途中経過と、実際の漆喰(又は珪藻土)の塗り方を見て頂こうと考えて実施します。

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新潟 家造りに最も大事にしたことは「独立性・・・」かな?

私は新潟県内では殆どない「独立」した設計者です。

なにそれ?

と思われる方がいるとおもいます。

過去14年の事務所の売り上げの95%は建て主さんから設計工事監理料です。普通は同業者間で仕事のやりとりがありますが、当事務所では皆無です。

実はこれが一番の強み(建て主さん側に立てる設計者)なのです。

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筆休め オーブルの道具① 

連休中なので少し家と福島とは違う話題です。

オーブルでは事務所開設から早14年目になりますが、当時からもちろんCADで図面を書いています。CADはパソコン上で鉛筆がマウスに、トレーシングペーパーが画面になっているだけです。しかしコピーが簡単というのが最大の違いですね。手書き建築図面は大判の青焼きコピーがとても大変でしたら。

 1998年製 バイオノート715CG

私が最初に事務所用として買ったのはなんと写真のノートパソコン「Vaio」。
白物、AV家電のソニーが本格的にパソコン業界に殴り込んだ有名な機種。
色は懐かしのバイオ伝説のパープル。

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新潟版  東日本大震災から学ぶ家造り④ 自然素材と耐震

2011.05.02誤字修正(寝ぼけながら書き込みましたので)

「新潟版  東日本大震災から学ぶ家造り②」では 「先ずは耐震性」と申しました。

そうですね。とにかく家は耐震性が何よりも優先されます。あの福島第一原発は津波が原因で大事故を起こしたと言われておりますが、実は最初の地震で一号機の原子炉配管が破壊されたとの情報もあります。炉心さえ大丈夫なら配管などは多少外れても・・・と思ったかどうかは知りませんが、ここでいう梁の接合金物も原発の配管と同じです。一つでもない所があれば、そこがアキレス腱になりえます。

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すこし救われた・・・福島の子供に手をさしのべよう!

今回は少し救われる情報です。

この大学系学者は学問を金で曲げる人ばかりと思いましたが、まず一人、身内であった官房内から「国は信用できない」と言い放ちました。

その人は内閣官房参与で原子力の専門家・東京大学大学院教授(工学系研究科 原子力専攻)の小佐古敏荘氏です。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110429-OYT1T00571.htm?from=y10

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011042901000684.html?ref=rank

過去は色々あったようですが学者としての良心を感じます。その勇気に感謝です。ありがとう。

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言霊を感じます。

誤字脱字写真修正 20110427

言霊を感じます。暖かい気持ちの入った決意が感じられる言葉です。
売り上げ約3兆円、大会社の社長となると一般人から遠くはなれた人になると思いましたが・・・この人は何か違います。

http://vimeo.com/22800546

掲示板ではこのリンクが拒否されますのでこのブログに・・・

こんな影響力のある大会社の社長でさえ「内容がこの事になると」小さな報道関連でしか出席できないこの今の言論統制の不思議さ・・・

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無関心ではいられない・・・2

あっけにとられる内容です。

福島県の子供達をを完全に馬鹿にしている文科省、政府・・・。

15分過ぎからの誠意のなさに絶句です。

悲しくて涙が出ます。子は国の宝だったのではないでしょうか?

大人は原発を容認した責任上仕方がないですが、

子供に罪はありません。子供達を守ってください守りましょう。

http://www.ustream.tv/recorded/14169488

人体実験にならないように本当に福島県の皆さんを応援します。




無関心ではいられない・・・

頂いたコメントで配慮に欠けた言葉を訂正しました。2011.04.22

最近福島県の学校の事を聞いたり、見たりすると心が苦しくなります。
放射線関連は素人ですが、どう見てもおかしい事が福島県の学校で行われてます。子供達全員が白マスクしている画像は寒気を覚えます。

これで本当に民主主義の法治国家なの?といえるほど異常な状態。もっと危険なのはそれを無関心や人ごとのように捉える人たち。

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新潟版  東日本大震災から学ぶ家造り② 先ずは耐震性

 地震に対する性能=耐震性・・・

よく言われる性能です。緑の家では先ず一番先に考える性能です。

速報では東日本大震災でお亡くなりなった92%が溺死です。圧死などは4%と低く阪神大震災とは全く違く調査結果が発表されました。だから今「津波」ばかりがとても注目されてます。

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優れた専門家ほど全体が見えない事も・・・かも

あるTV番組で「100ミリシーベルト以下の多少の放射線被爆ならかえって健康に良い。そんなに怖がらなくても良い。だからお母さんや保護者が過剰反応過ぎ」と言っていた専門家に、司会者が

「では、今すぐに貴方が福島第一原発敷地内に行って100ミリシーベルトまでならそこで従事しても良いですか?」

と聞いたところ

「直ぐ行っても良いですよ」

その後小声で

「勿論、放射線量計を所持してね」

だから・・・

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新潟版  東日本大震災から学ぶ家造り① 土地選び

多くの命が失われ、多くの人の人生を狂わせ落胆させた大震災。

ここから何を学ばなければならいのでしょうか?

それは当たり前ですが、一番大事な自分の命を守ることです。

自分の命を守ると考える人は「家族の命」も大事にします。

私は建築士ですからその専門分野の「家」という事でお話しします。

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悲劇を繰り返さないため建築士としてできる事。

こちらは一般に市販されていない
「新潟 デジタル標高地形図 1:2万5千」というポスターです。

海や川以外の青い色の地域は海抜面以下の地域(海抜ゼロ地帯)です。
新潟市の市街地のほぼ全域にわたって青色(海抜ゼロ地帯)です。

制作元は国交省北陸地方整備局とあります。

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明日超高断熱Q値0.97(国認定)の家の見学会

帽子掛けが並ぶ玄関 

さあ、明日は見学会です。お越し頂き玄関を開けた時に感じる「ヒノキ」だけの香りに感動して下さい。これは「緑の家」では一切ビニールクロス、紙クロスをどこにも使っていないからあの「ビニール」の可塑剤の匂いが無いからです。一箇所でもビニールを使うとあの新築臭=可塑剤の匂いがするのです。

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原発は震度5で最後の砦発動。つまり耐震性は震度5まで。

一昨日のの地震(余震)でなんと震度5でしかないにもかかわらず東通原発、六ヶ所村最終処理場の外部電源が失われ、非常用電源だけが頼みの綱になりました。この発電機が失われれば福島第一原発と同じくなり、大事故になったのです。またその後、非常用発電のオイル漏れが起きて発電機が故障したとの事・・・。家に例えると地震で家が傾き、柱が折れ最後の柱1本で支えて残った状態です。

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長岡市での完成見学会Q値0.97W/m2k 超高断熱

今週の9日(土)、10日(日)に長岡市美沢で完成見学会を行います。

詳しくは左上のバー「見学会・・・」の所をクリック願います。
性能はQ値0.97w/m2k(Q値国認定)、耐雪2mで耐震等級2(国認定)です。パチパチ・・・。

こんな時こそ普通に力まずに経済活動を行ってまいりたいとオーブルデザインでは考えております。元気は新潟県から・・・と言う気持ちで。

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三条の上須頃の家は エネルギーゼロ+(プラス)の予定。

すみません、ソーラーパネルの設置費をペイする大事な期間等を間違えました。
24年→22年。お詫びして訂正致します。

その後補助金や48円/Kwh が間に合い、なんと17~18年で償却可能です。

また来週9日と10日に長岡で完成見学会を行います。こんな時期だから普通どおり、ふだんどおり行います。是非お越し頂ければと思います。

現在三条で施工中の「緑の家」SSプラン。

個性的な家が並ぶ一番左の建物です。他の建物に比べ赤い屋根がとても大きいですね。

これはこの屋根に約8kwのソーラーパネルを設置するためなのです。

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貴重なメイル・・・

首相が防災服から普段服にかわったとの報道があり、これでようやく東日本大震災からの復興、復旧ののろしが上がりました。無論福島第一原発の方も先が見てきたと感じております。今後の大地と海洋汚染問題はこれから本格的に始まりますが、更なる放射物質の大量拡散という最悪の事態は無いものと考えられます。

 

私を含め3月11日から心がそわそわし、何も考えられない状態が続いている方が多いと思いますが、そんな中 次のような貴重なメイルを頂きました。

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ふだんどおりが 私にできる事

ふだんどおりに生活をする。

いつと同じように起き、体をほぐし、ご飯を食べ、仕事をする。

今できる事を背伸びしないで、惜しまないでおこなう。

笑顔で何時もどおり一生懸命仕事をし、

楽しみながら仕事をして、自分に機嫌をとる。

自分で自分に機嫌をとれば笑顔ができる。

人の機嫌を伺ってばっかりいると自分が不機嫌になり

人に優しくできない。だからまず自分の機嫌をとり

自分の幸福を人に分けるくらいな気持ちで。

できる人ができる事を行う。

だから今の私はふだんどおり一生懸命仕事をする。

この仕事は天職と思って。

感謝とありがとうを声にだして。


三条 南四日町の現場 土台敷き

三条の南四日町の現場で土台敷きが始まりました。

オーブルデザインのこのブログは勿論オープンのため誰でも見る事が可能です。だからそこその写真に施工間違いがあれば、きっとご覧なられた方からご指摘も来るのではないかと想定する事で緊張感をもって工事監理する事ができます。

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やっぱり超高断熱は間違い無い!!   住宅はQ値0.9が普通になる。

4年前から私は「20年後はエネルギー高騰問題が起きる。その時のために超高断熱住宅はある。決して温暖化防止が目的でない。」何度となく唱えて来ました。そしてその事に賛同して頂ける方が2年前より増えてきて、昨年から全てのお手伝いする家が「超高断熱=Q値0.9程度かそれ以下」になっております。

それが今回の原発大事故で早まる予感が・・・というより確実に早まります。

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