無難な屋根と耐力壁(筋かい)

白矢印が屋根の頂部であるが、ここに一切シーリングやビスを使わないことが、最大のメリット。

上は一昨日「本所リバーサイドの家」の現場チェックに伺った時の写真。昨今の屋根材で最も人気があるのはこのガルバニューム鋼板(現況は実質SGL)であるが、新潟県はもう40年以上前からガルバニューム鋼板の屋根が一般的につかわれてきた。しかし新潟市では海岸に近いこともあり、上の写真でわかるとおり特にこの本所地区の屋根は、そのほとんど、というより見えるすべてが瓦屋根であった。

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金沢市 戸板の家の気密、内部耐力壁検査 その2

Ua値0.17w/m2kと超高断熱の金沢戸板の家。板は杉の羽目板で、しかも当初小節程度と思っていたが全て無節である。過去にも金沢市で設計した「鳴和台の家」も同様だった。金沢市は小節は嫌われているかのように無節になってしまう。無節のほうが当然価格は高いのであるが、両価格提示され検討し無節を建て主さんは選ぶ。

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金沢市 戸板の家の気密、内部耐力壁検査 その1

昨日の工事監理は金沢市。朝7時前に事務所をでて戻ってきたのが18時ごろと延べ11時間の工事監理である。流石に今日はこれだけで業務終了であった。内部の耐力壁検査と気密施工チェックだが、2人で3時間かかってしまった。一人なら6時間以上となる。建物が大きいこともあるし、見る内容が多いのがその原因である。

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耐力壁検査 その② 面材耐力壁と筋かい耐力壁

2023年8月29日ハイベストウッドの記載で緑字加筆修正

木造軸組工法の耐力壁には面材型と筋かい型がある。それぞれメリットとデメリットがあるが、建築基準法で規定されている数値を比較すると大きな違いがない。しかし裏話と称して「筋かいはだめ、面材がよい」とのような話をよく聞く。しかもその耐力算定基準に関与した方からの話と称しての情報に触れると・・・それはどうかと思う。

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耐力壁検査 その①
筋かい金物選定

松浜ヒルサイドの家に耐力壁検査に伺った時に筋かい金物の選定シミュレーションを行った。5種類のタイプの金物での比較。

先日お伝えしたように20年以上図面指定し定番だったEGガセット筋かいプレートが廃盤になり入手が困難になっている。このため今後の代換え品を選定しなければならないので様々な金物を現場に持ち込んで検討した。

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耐力壁検査 鹿嶋市の家

太平洋側の木の外壁の場合、軒の出は1000mmにも簡単にできるので屋根が大きく、これだけで無難な家といえる。

茨城県鹿嶋市に建築中の鹿嶋市の家の耐力壁検査に先日伺ってきた。いつも通り往復800kmであり「風」が車検だったのでカングーで伺ったので多少腰のすわりがいまいちだった。

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改めて・・・面材耐力壁の難しさを知る。その3

ボールペン先が入るようなめり込みが2mm近くある釘。規定より2割程度耐力が落ちるとの実験結果がある。

昨日、

「生命に危険を及ぼすような建物の不具合は不法行為となり、20年間は時効にならず責任を負う」

とお伝えした。住宅でそれに該当する一つが耐力壁の不具合である。

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UA値0.17の金沢市の金沢戸板の家 耐力壁検査

最も無難系の寄せ棟の外観。基礎が高い「緑の家」はお隣の3階建てでほぼ同じ建物高さになる。

金沢市で始まった金沢戸板の家が先月上棟を終え耐力壁検査が出来るようになったので昨日伺った。往復600kmとなかなかの距離、住宅の大きさも延べ床面積58坪と大きめで性能はAsグレードの家であるため、スタッフと2人で休憩無し4時間の時間がかかった。一人で行なっていたら8時間であるがその前に疲れて次の日に持ち越しそうな大きさと量の耐力壁である。

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シーリングのない無難な屋根と構造用合板の耐力壁

屋根勾配4寸の耐雪1.7mのため雪止めは3段で細かい金物取付。屋根上でのシーリングは原則なし。

原村の家の次に伺った井岡の家。屋根の仕上がりチェックと耐力壁検査である。屋根はご覧の通り単純な切妻屋根でAT葺き。当然、棟換気も10年ほど前から原則やめており、棟換気がないとシーリングに頼る防水部分がないので、シーリングの寿命の15年経ても何もメンテナンスする必要はない。棟換気があると、通常どうしてもシーリングの必要があり、そこが将来の欠点となる。

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再び筋交いによる耐力壁に戻る

構造用合板の高騰を受け、「緑の家」では3年ほど続けてきた「大壁貼り」による構造用合板耐力壁から、主として筋交いによる耐力壁に当面のあいだ仕様変更する。サブで面材を貼るときには「真壁貼り」としたい。

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松美台の家の耐力壁検査と耐震性について

三条市で正規の積雪量2mで耐震等級3を取得した家の強さは、建築基準法だけでクリアーした家の2.8倍から4.4倍の耐力となる。

この図は地域にあった耐雪性能(積雪量)で耐震等級3が如何に重要かわかるグラフである。建築基準法で耐震性をクリアーしただけの家と、その地域で適切な耐雪量で耐震等級3を取得した家との耐震性の差が一目瞭然。

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高岡市赤祖父の家耐力壁検査と乾太くん

先週、富山県高岡市に建設中の赤祖父の家の耐力壁検査に伺った。

「緑の家」で最近最もアクセスが多いのが下のブログ。今回の耐力壁検査も同様にならなければ良いが・・・

改めて・・・面材耐力壁の難しさを知る。
木造軸組構法の耐力壁(地震に対向する壁)は、上のように大きく2つの種類がある。 巷の評判では「面材耐力壁」の方が良...

朝7時頃出発し、新潟県に戻ったのは19時。

何故そんなに時間がかかったのか・・・

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改めて・・・面材耐力壁の難しさを知る。

両方とも「緑の家」であるが、合板主体のときと筋かい主体の時がある。

木造軸組構法の耐力壁(地震に対向する壁)は、上のように大きく2つの種類がある。

巷の評判では「面材耐力壁」の方が良いとされているが果たしてそうだろうか・・・。

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金沢市 鳴和台の家の耐力壁検査

この建物でもうテンションが上がり過ぎて・・・金沢って字のとおり金文化なのか!と勝手な印象を持ってしまった秀吉も仰天の金箔の土蔵(民間の建物)。

金沢らしい・・・この金箔の建物・・・。

21日に鳴和台の家の耐力壁検査(外周外廻り)に伺って来た。この時に建て主さんにわざわざ時間を割いて頂き、今の金沢らしい所を案内して頂いた。この事はまた改めてご案内する。

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長岡の家 耐力壁のチェックと防水シート

長岡市に建設中の長岡の家の耐力壁チェックに昨日伺った。

正午の気温は35度以上になるので、ふらついて足場から落ちてしまっては、全ての人に迷惑がかかるので、日差しが少し弱まる16時から18時まで行った。それでも西日は辛いが、現場で働く職人さんの前でそんな事を言ったら「」(笑)ので平気な顔をして行う事が肝心。 続きを読む


面材耐力壁(構造用合板による耐力壁)の難しさ

厚さ12mmの合板で壁倍率4倍を得るにはCN65を100ピッチで打込み、且つめり込みなしで縁からの距離を守る必要がある。CN65は一般的な用途のN65の釘径より太い。

木造住宅において構造用合板で耐力壁を取る事が世の中で多くなってきている。耐震性も上がるし筋かいより施工が簡単であると言った意見もあるがその巷の実態はどうなのか?

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