「 家の論評、業界裏話 」一覧


もう一個だけ紹介を 建築学会論文より その2

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夏も終わり朝晩が涼しくなり窓開けて寝ると風邪を引くくらい冷えてきました。

つまり・・・窓を開けて寝る事ができるのは逆に「真夏だけ」で、本当の通風はその期間だけですが、その期間は湿気が多いので開けたくない・・・その理由で網戸をなくしたのが「緑の家」です。

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熊本地震での倒壊原因(案)を国総研が発表

熊本地震での倒壊原因(案)

やっぱり筋かいではなかった原因

12349876覚えていますか?5月に浅間が言ったとおりの結果になった。

今年の4月に熊本で起きた地震で多くの木造住宅が倒壊しました。そこで直ぐに国は現地調査を始めましたが、4月の下旬~5月のに出された調査チームの第一声は

「筋かい が悪そう・・・」という「私感ですが」と念を押した言葉でした。

しかしその4ヶ月後の9月12日に国の専門家チームでだした結果は・・・

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もう少し紹介を 建築学会論文より

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クールチューブ・クールピットの空気汚染については数年前のブログで取り上げました。今も学会にはクールチューブ(アースチューブ)・クールピットに関す る空気汚染の研究論文があります。その論文を見ると、空気汚染の可能性がある・実際空気汚染しているとか、全く空気汚染はないとか様々です。

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仮説 白アリの地中の移動手段は根っこ!

dscf2909この写真をよく見て・・・。数年前伐採した木の根っこが残っているところ。

まだ仮説ですが・・・

あの堅そうに見える土の中をいとも簡単に白アリは移動しております。クロアリなら土を掘る事に長けていると思いますが、白アリは土を掘るところを見たことがありません。たぶんあまり得意でないはずです。ところがこの現場でその移動方法がわかりました。

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大手ハウスメーカーの社会的責任

新幹線内での投稿なので後で訂正があることをご承知おき願います。

超高断熱住宅が本州で認知されるようになりましたが、その超高断熱住宅の大手の工務店さんが、今年になってから従来北海道で提供してきた超高断熱住宅を全国で一斉に販売し始め、その反響が小さな地方の設計事務所である当方にも聞こえております。

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重要!耐震性の基本は法律をまず守ること その2

今月号・・・濃い内容である。

何時もご紹介している日経ホームビルダーという住宅業者専門誌に。この度の熊本地震の特集があり、

「長期優良住宅を取得した住宅が倒壊した原因を検証」

とあり途中検証ですが良い情報が掲載されており(24日閲覧可能)ました。

この本の販売はこちらで行っております。

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重要!耐震性の基本は法律をまず守ること その1

よくある住宅の2つの基礎形状。この他独立基礎もある。

異種基礎の禁止って知っていますか?

その説明の前に日経ホームビルダーという住宅業者専門誌にこの度の熊本地震の特集があり、

「長期優良住宅を取得した住宅が倒壊した原因を検証」

とあり途中検証ですが良い情報が掲載されておりました。それは「その2」で詳しくご案内しますが、やはり現行の法律を守らないで設計し、又は施工した場合が多いと考えられます。

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筋かいが悪者に・・・現場をもっと知ってほしい。

2017年加筆
2016年暮れに国(調査チーム)が出した結論は、筋かい自体は問題ない。施工ミスなどが合ったため所定の耐力がでなかったとの事。

筋かいとは・・・耐震壁を構成する斜めの木材。法律では90×45(米松)の寸法が一般的。
九州の熊本地震で全壊住宅が多数あったのに対し、日本建築学会の調査チームが現地調査を行っているとの業界新聞での報道がありました。

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建築業界の力関係

休日、日曜日になると当ブログの閲覧者数は半分以下になります。つまり当ブログは企業関連の方(仕事で)が半分以上を占めていると考えられます。特に最近は同業者さん向け内容にもなってしまっており、ここで少し修正をしたいと思います。よって原点に返りこれから家を建てる建て主様向け情報発信(専門用語や難しい理屈は避ける)を主にしたいと思います。

この写真は本記事の家ではありません。

先日、「緑の家」で白アリが発生したと申し上げました。

「緑の家」で白アリが発生するのは3度目です。こんなに注意していても発生する白アリ・・・。
でも他の工務店さんやハウスメーカーでは聞かないよ、「緑の家」がおかしいのでは?
と思っていらっしゃる人も多いでしょう。なぜ聞かないかは・・・簡単な話、この建築業界に力関係があるからです。

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隅柱が折れていても大丈夫と言う・・・行政さん

ある分譲地内の木造3階建物。矢印部分の柱がぽっきり折れている。

私の管理している土地の隣に建っているこの建物・・・
木造3階建てに相当する建築物です。

この建物の青い矢印の柱が、裏山の土砂が流れてきて折れています。
でも管轄する行政に通知して確認すると

「倒壊の危険性の無い建物」

になるそうです。

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木の外壁時に・・・保険適用を受けるため

個別3条申請の木の外壁の家

「緑の家」は木の外壁がとても多いです。そして近年(平成21年以降)の瑕疵担保保証の設計施工基準において、外壁のシーリング※の扱いが明確になったので以前のブログで紹介したとおり、開口部のシーリングを完全に止めた25年以降の「緑の家」から個別3条の申請を設計図書に書き込んでおります。シーリングとは ・・・

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私の省エネの考え・・・ その2 蓄熱の整理

建築技術2016年1月号が手元に届きました。

毎年1月号は南先生監修の温熱環境に関する特集が12年以上続く。

こちらに床下エアコン暖房のことを執筆しましたので、ご興味が有ればこちらの本を購入してご覧ください。その他にも国内の著名な先生方の最先端の省エネと断熱に関する記事が30P以上あります。必読です。

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思い込みは技術者には禁物・・・かな。

この写真は2006年に当HPのコラムに載せた写真。鉄骨のラチス梁がしっかり浮き上がる。これも透湿抵抗(通気工法)の問題。

私達技術者に思い込みは禁物です。

実験や実測を行う前に、

「こうであろう」

「こうなってほしい」

「そうなるはずだ」

と思ってその結果を見ると間違った方向へ結論を導いてしまいます。

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都市伝説など

銅板で屋根を葺いた「緑の家」。現在では緑青になっているだろう。

都市伝説とは根拠の無いことが人伝であたかもそれがあったかのようになった話です。
例えば銅板に発生する「緑青」・・・

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「緑の家」の防火の考え方

前日に「緑の家」は耐震性にとても配慮しておりますが、防火性能は特に大きな拘りがありません。その理由は・・・

総務省HPから

過去25年間における地震による倒壊数は不明ですが、圧死などの死者数は概ね6700人(津波死者は除く)で年間に直すと300人弱、一方火災による死者数が年間1500人以上・・・。火災の大元である「火」は生活になくてはならない大事な自然現象ですから単純に比較は出来ません。死者数だけを見ると5倍と圧倒的に火災で亡くなる人が多いことがわかります。でも・・・

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衝撃的な論文 火災と通気工法

「緑の家」では耐震性※がまず始めにありきで次に耐久性、温熱環境、デザイン(仕上げ材含む)の順番になります。決してデザインや温熱環境(超高断熱)が最優先ではありません。

そして上の中に「耐火性」や「類焼性」などが入っておりません。なぜか・・・。

※・・・この耐震性は積雪1.0~2.5mで耐震等級2以上の個別構造計算による確認の事。感覚や経験で耐震性が高いという評価では無い。

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またまた・・・コレステロール摂取は問題なかった。

科学者「武田邦彦氏」のブログで初めて知りましたが、コレステロール常識的摂取は健康に影響がないとの事・・・。つまり卵の黄身やイカなどに多く含まれるコレステロールを気にしなくてもよいとの事。またまた定説がひっくり返えりました。


私が物心ついてから

「コレステロールの取り過ぎは動脈硬化等を引き起こすので、なるべくそれら摂取が少ない食生活が良い」

とのような事を刷り込まれたような気がします。でも最近の専門医学学会では、
普通の健康な人にとってコレステロールを摂取して悪い事はなく、今まであった制限値を設けいないと、日本動脈硬化学会がそのHP上で発表しました。

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暖房費と電気代の心理

「緑の家」にお住まいで・・・10年前と比べ家が寒いと思った人は多いと思います。
これはサッシや家の性能が下がった事よりも電気代が上がった事が大きいと思われます。

「えっ電気代が上がるとなぜ家が寒くなるの」

電気代は10年前と比べ大凡の家庭で1~2割程度値上がっている事はご存じだと思います。つまり10年前のSプラン(今は廃止仕様)は一番寒い月の電気代(暖房費)が3万だったとします。すると同じ暖房しただけでも今は3.5万はかかります。すると心理的に暖房を控えるようになり、具体的には温度を下げたり、運転台数をへらしたり・・・・。無論そうなると以前より家は実際寒くなります。所がかかる暖房費=電気代が変わっていないので
「家が寒くなった」
と思う事になります。変わったのは電気代で家の性能は殆ど変わりません。樹脂系断熱材は経年劣化があるので断熱性能が25年で2.5割も下がる製品(現場発泡ウレタン)も有りますが、「緑の家」で使用される高性能フェノールフォームは25年で8%といわれておりますから10年では4%以下、更に使用割合で考えると1%です。値上がった電気代はどうにもなりませんので、快適さを維持するには高くなった電気代を払うことになります。但し10年前のエアコンならもしかして買替えれば多少効率があがり電気代が安くなります。

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エコキュートが問題になっている・・・。

近年の給湯器の主役はエコキュートと呼ばれる電気式ヒートポンプ給湯器です。ヒートポンプの仕組みはネットで検索してももらう事として・・・

消費者庁はヒートポンプから発生する低周波が健康障害の原因になっているとの報告書の公表しました。

http://www.caa.go.jp/csic/action/pdf/2_houkoku_honbun.pdf

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