一週間前に行った「ご自宅の温湿度を教えて下さい」の集計をお伝えする。
「 家の論評、業界裏話 」一覧
レオパレス21問題とマイクロプラスチックで行政関与が増えないこと祈る。
15年前におきた耐震偽装(構造計算書詐欺事件)から再び大きな住宅系問題となっているレオパレス21問題は、行政機関に責任を求める意見が報道で採り上げられている。このような動きは2005年におきた耐震偽装と同じ経過を辿ってはいけないと思っている。
2019年版の換気について ①
EV車の位置データを全て収集
最近の報道によると、中国で販売されているEV車(日本メーカーの含む)では、既に国がリアルでその位置データが全てわかるようになっているとの事。つまり乗っている車の速度、位置を国家がリアルで監視できるとのこと。怖い・・・。古いアナログ車の方が気楽? 続きを読む
国内サッシメーカーの甘え
ある「緑の家」のオーナーさんからドレーキップ窓の枠内に水が何故溜まるのか?との疑問を投げかけられた。
だから現場発泡断熱材は嫌い・・・
事務所に10年以上前の現場発泡ウレタンフォームのサンプルがある。しかし何故このビニール袋の中にあるかと言うと・・・ボロボロに劣化しているからである。
過去の予言・・・当たっているか
10年前に書いたブログ内での予言・・・
2004年に10年後の2014年には、市販される半分の自家用車はハイブリッド車になるだろう。電気自動車まだ先・・・と予言した。そして2018年には超高断熱住宅が主流になるとも・・・。
確かに2014~2016年にはほぼ半分の新車がハイブリッド車となった。超高断熱住宅は主流というよりようやく認知されたくらいか? 続きを読む
とても気になる防水シートの養生。
上棟、建舞(たちまい)、建て前、棟上げ・・・等々言い方はそれぞれだが、このような状態になると直ぐに屋根の仕上げ材を葺く。つまり住宅建築では屋根が一番最初に仕上がる。これは日本が3日は1日は雨という気候であるから、木が濡れないように直ぐに屋根を仕上げることを優先している。
いけがmetooとクレジット・出典
ここ最近ネットでは、池上彰氏のTVの件でざわついている。
事の発端はネットニュースにあるとおり。
そのTVを見ていないのでネット記事によると、
「一般の小学生と紹介(クレジット)があったのに実は芸能プロダクション所属の子役だったことがわかった。調べると1/3以上が子役であったとのこと。」
が発覚した。これがきっかけになったのか・・・池上氏の出演TV番組製作においてある学校の先生への取材で得た先生の意見を、あたかも池上彰氏の意見として放送しても良いかと池上彰氏の番組製作スタッフが許可を求めてきた・・・との事がフェイスブックで公開された事をきっかけに「私も同様の経験をした」との意見が多数ネットに上がってきた。池上氏本人はこの件において否定を既に公表しているが・・・。
2018年建築学会 梗概集から その6 防湿シート無しの壁
その6は、「ある条件のセルロースファイバーを使用した壁体における防露性能評価に関する研究」である。
簡単に申し上げると、セルロースファイバーの壁体は防湿シートを省略して内部結露を生じないか?
の評価である。 続きを読む
堺市の家 完成チェック その4 気になった風景。
リムジンバスに乗るとこの建物から高速にのる湊町ICというか「なんばHatch]と言った方がわかるのか・・・。何か凄く変わった建物に初めて乗ったバスが入って「豪華なインター」だなと思ったが、複合ビルと地図で初めて知った田舎建築士である。
2018年建築学会 梗概集から その5 床下外気導入
その5は・・・
科研費「顕熱交換型太陽光集熱システムを用いた基礎断熱床下空間のカビリスク低減手法の構築」という補助金で研究された論文であり昨年このブログでも取り上げたがその続きである。 続きを読む
誰もが使う透湿防水シートは・・・危険か?
透湿防水シートは今や一戸建て木造住宅のほぼ全部と言っても良いほど採用されている外壁の下地材。この透湿防水シートが2次防水となり雨水の侵入を防ぐ。
ところがこの透湿防水シートは35年前に新潟県で使われ始めてから何度となく問題が指摘されてきた。特に・・・熱劣化と現場塗り防腐防蟻剤による劣化では大きな汚点がある。
再び面白い記事・・・
面材耐力壁(構造用合板による耐力壁)の難しさ
木造住宅において構造用合板で耐力壁を取る事が世の中で多くなってきている。耐震性も上がるし筋かいより施工が簡単であると言った意見もあるがその巷の実態はどうなのか?
熱交換型個別換気扇のエビデンス
超高断熱高気密である「緑の家」の換気システムは2種類あり、標準で採用する全熱型個別換気システムはとても単純な換気計画である。
エビデンス 根拠を示そう・・・その2
エビデンスの第一は「日本の法律」=建築基準法や施工令・告示・監修が国交省の書籍で、第二が査読された論文となるが、時折査読されていない論文でも、信用性の高い論文があり、その条件として民間企業に勤めていない人が筆者である事(民間企業に席があってもすばらしい論文はあるが)。
エビデンス 根拠を示そう・・・
最近特によく使われる単語に「エビデンス」という言葉がある。
日本語では証拠とか根拠になるが、何でも横文字にしたい人達にはうけている。
実はこの「根拠」を示さないまま第一線で営業をするHM(ハウスメーカー)が多い。