高崎 榛名の家 足場撤去

明け方の榛名の家。群馬県らしく少し霧がかっている早朝らしい柔らかいショット。元気な里芋とネギが良い。

1月から施工を行っている榛名の家の足場がとうとう外れた。榛名の家は断熱性能Ua値0.28w/m2Kという超高断熱で耐震等級3の長期優良住宅の認定を受けている。当然床下暖房も10年を超え、より安定感が増している。

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国総研の資料2  木の耐久性

以下資料は全てこの報告書からの転載である。

2回目は木の耐久性である。このことはブログで何回も登場しているので根拠として説明する。「緑の家」は超高断熱高気密の特徴があるが、大事にしている順番は耐震性と耐朽性が一番で、快適性の手段である超高断熱は2番目になる。

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カメムシの当たり年

三条の事務所の窓ガラスにとまっていたカメムシ。

今年初めてカメムシに遭遇した方もいるのではないだろうか。今年は三条の事務所で初めてカメムシを見た。

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笹越橋の家 上棟中

笹越橋の家の建て主さんからお祝いを頂いた。三条の酒造メーカーで福顔酒造さんのセット。アルコール度は19度有りロックで飲むことも出来る酒。初めての味との期待感で楽しみである。 続きを読む



提言13 「日中の通風(風通し)では室温は下がらない」その3 
最暑日前日に旧笹川邸で実測

とうとう北陸地方での記録を塗り替えた事務所のある三条市・・・。

三条市は北陸地方で初となる40.4℃と大台を超えた。ありがたいことである。雪は降るわ、気温はめっちゃ高、湿度も半端ないこんな過酷な地域で設計をしていると、全国どこでも状況が読めそう・・・。感謝!

さてその2から・・・
「通風とは・・・夜間に行う行為だといえる。一方で防犯上の理由で夜間に通風が行えるかというと・・・相当厳しいことが最近の治安では言え・・・・・・

つまり・・・このような民家でも夜間はエアコンによる冷房に頼ることになる。」

ということ。

実際「て・こあ」も2階の就寝できる部屋のみしっかりとエアコンが設置されている。 続きを読む


堺市の家 完成前チェック その2 

雲海と呼ぶにふさわしい空。横からの光でつくられる陰影ががいい。

大阪から帰る飛行機内で見た夕暮れ・・・。ちょうど富山県の上空だとおもわれる。

その1では堺市の家のUa値を0.23w/m2kと書いたが、勘違いで0.18w/m2kが正しい数値となる。過去一番の性能が高い数値で何故こんなに良くなるかというと・・・平屋であると言うことと(基礎面積が大きい)、Aグレードで全てトリプルサッシの影響。

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福島県 伊達の家完成間近・・・その1

外装はALC。その上に30年維持可能な塗装をし、メンテナンス簡略化と美観の維持を両立させる。外壁が厚いのでわかり難いがこれで軒の出は1200mm。

伊達の家はUa値0.3w/m2k気密性能C値が0.1cm2/m2の超高断熱高気密の建物である。着工から1年と半年・・・。ようやく足場が外れ完成間近になった伊達の家。内装下地工事終了前のチェックに伺った。

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福島県 伊達の家の外壁完了 超高断熱Ua=0.3w/m2kで夏仕様

木製サッシのフレームまで白。ガラスが黒く見えるのでガラスの大きさが更に引き立つ(人と比べると大きさがわかる)。屋根は一般的な粘土瓦。

福島県伊達市に建築中の伊達の家の足場がようやく外れる。これだけ窓があってもUa値は0.3w/m2kなら大変立派。

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福島県の「伊達の家」 防水、断熱材検査

調和がとれているので、この建物の大きさ感がわからないはず。内部から見るとそのスケール感に驚く。

うん。屋根の瓦がおさまってもっと良い感じになった。
基本設計時点で瓦は和瓦のイメージで進んでいたが、建て主さんから見せて頂く好みの参考外観の建物写真がどうもそうではない・・・。でも同じ敷地に建っている綺麗な蔵に合うようにしたい・・・と思い、最終的に選んだのが平瓦。無論しっかり専用袖瓦がある種類でないと美しくないのでその点はぬかりなく・・・。 続きを読む




今年のまとめ 基礎から逃げる熱と床下の多湿環境
  更に夏型逆転結露

建築技術2017年1月号の記事。

まず今年も研究テーマは床下にありました。

特に基礎断熱の熱の逃げ方や床下内に外気導入した場合又は、通風で夏期を過ごした場合の床下は多湿空間になり、数年経過するとカビの問題が起こります。

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高基礎で超高断熱の家 完成見学会

8月3日までトップ表示
超高断熱Ua値0.28w/m2Kで夏の見学会です。床高1.5mの高基礎で耐雪1.3mで耐震等級2相当。

こんな素敵な感じで北園町の家は表われる。

予約制となります。お電話・メイルでご連絡お願いします。
日時 8月5日6日(土・日曜)
場所 柏崎市北園町 (柏崎ICから車で10~15分)場所はご予約時にお伝えします。

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経験より歴史から学ぶ事

建築は経験より歴史から学ぶ事・・・

これはよく言われることわざ「賢者は歴史に学び愚者は経験に学ぶ」でもあります。

このブログでも再三申し上げているとおり、

「軒の出の無い屋根はリスクが高い」

と申し上げておりますが、

最近は行きすぎた流行の省エネの方向の思考により、過去の歴史を活かさない施工や計画がこの屋根以外でも見受けられます。

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西大崎の家 完成 その1

真夏なのでシンボルツリーが植えられずまだですが・・・ひとまず完成。このコットンホワイトのガルバが「緑の家」の定番になった。

超高断熱UA値=0.25w/m2kで完成C値0.2cm2/m2耐震等級2(耐雪1.3m)である高性能の西大崎の家 完成写真

無難な外観・・・

屋根は法律で決められた採光を満足するために最小限度の出巾・・・
最近は屋根の出(軒の出)は、全ての耐久性の観点からできる限り設けております。

近年では一番コンパクトな「緑の家」となりましたが、広々感をできる限りあたえつつ過剰な設備や仕組みは避けました。

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超高断熱 西大崎の家 完成間近

三条の超高断熱で高基礎1.2mの西大崎の家の完成見学会は8月6日(土)と7日(日)です。数日中に予約開始します。

最も「無難」・・・凜とした切り妻屋根。短い軒の出は有効採光を取るため。

西大崎の家の足場がとれて外構工事も始まり完成が近いことがわかります。
超高断熱UA値=0.3w/m2Kの西大崎の家はコンパクトで典型的な市街地住宅です。

外観は最も「無難」な切り妻・・・。一見何の変哲もない感じですが、シンボルツリーや緑が入るととても素敵な家の雰囲気がでる・・・そんな建物だけで主張する事のない外観です。

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高崎の家 上棟

流石関東・・・軒の出は45×90の垂木で1000出せる。しかしこれでも積雪短期荷重70cmと通常の倍近い安全率。

群馬県の高崎市に工事中の『高崎の家」が今週上棟しました。
巻甲の家のようなシンプルな「無難」の切り妻屋根です。

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家富町の家 断熱材貼り

寺屋の弁天様前の家富町の家。今度この弁天様をご紹介したい。

栃木県の足利市の家富町の家に現場監理で伺って来ました。

屋根も全て終わり、付加断熱部分であるフェノバボードを張り終え、サッシの取付けになります。「緑の家」独特のダブル胴縁やサッシの取り合いなどをチェックしてきました。

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足利市家富町の家 上棟

建て主さんから上棟後の綺麗な寄せ棟が夕日に輝く写真を頂いた。この地には寄せ棟が似合う。

足利市「家富町の家」の上棟が昨日行われました。

新潟からは伺う事ができませんが、無事に終了したようです。

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「無難」な愛される家を目指す「緑の家」①

無難・・・

意味を調べると

欠点がないこと、とりたてて非難すべき点もないが、さしてすぐれてもいないこと。危険の無いこと。また間違いのないこと」

とあります。

これって・・・凄い良いことではありませんか。
取り立てて優れていなくとも、間違いないとか欠点がない事はそれだけで優れている事だと私は思います。

よって・・・これからは無難な「緑の家」と呼び、さらに無難を極め愛される家を目指します。

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新潟の気候ではウッドサッシには注意が必要。その1

ウッドサッシ(断熱木製サッシ)の劣化により気密性が完全に破壊された。
矢印パッキンが機能していない。

先週講師として「住まいと環境 東北フォーラム」の勉強会に出席してきました。
その時に使ったPDFを参考に少し超高断熱住宅の弱点を何回かに分けてお話しして参ります。

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木の外壁時に・・・保険適用を受けるため

個別3条申請の木の外壁の家

「緑の家」は木の外壁がとても多いです。そして近年(平成21年以降)の瑕疵担保保証の設計施工基準において、外壁のシーリング※の扱いが明確になったので以前のブログで紹介したとおり、開口部のシーリングを完全に止めた25年以降の「緑の家」から個別3条の申請を設計図書に書き込んでおります。シーリングとは ・・・

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