新潟 家 こだわりのデザインは細かいところから

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「オーーブルさんの家は何となく整っている」とか「何か違う」といわれます。それは細かいところにポイントがあります。同じ自然素材のインテリアでもちょっとした違いが完成に影響します。今日はその中でもすぐにわかるポイントを2つ。ここで紹介すると直ぐに真似られる恐れもありますが(いつもお越し頂いている半分の方は、同じ業界の方です)、オーブルデザインは太っ腹。建て主さんの利益になれば、また自分自身のレベルアップ意欲をかき立てるので、どんどん紹介してます。それでは

上の写真は先日の見学会のリビングです。中央の壁に「え」と書いてあります。これはここに絵やフォト、タペストリー等を飾る場所という意味で、フォトショップで合成しました。通常飾るのはこの高さですね。

この写真は同じようですが何か違います。わかりますか?

そうです。スイッチの高さが違うのです。普通のハウスメーカー、工務店さんはスイッチの高さは床から1200mmくらいです。なぜか理由はわかりませんが、必ずこの高さです。
でもこの高さだと絵と干渉して美しくはありません。
先ほどの上の写真はオーブルデザインのスイッチの高さです。床から834mmです。この高さが、絵等を飾っても邪魔をしません。加えてユニバーサルデザインで、車椅子の人でも、小さなお子様でも手が簡単に届きます(子供がスイッチでいたずらするのは躾の問題ではないかと思います)。だから全建物は全てこの位置です。電気屋さんは最初戸惑いますが、つけて見ると納得です。

次にこの造り付け家具をご覧ください。良い雰囲気ですねよね。それは下の赤丸の取っての位置がポイントです。シンプルなこのつまみ取っ手は下の赤丸位置がベストです。位置は芯寸法XY共に30、30mmです。取ってによって変わるこの寸法は、家具屋さん任せにはしません。

一般の家具屋さんが付ける取っ手位置は下の写真のような中途半端な位置です。しまりがないような気がします。

如何でしょうか?小さなことが大きなインパクトになる時があり、そんなことを設計事務所はいつも考えてます。りんごのマークでおなじみのアップルの製品はシンプルで美しいですのよね。当事務所でも
「どこが一番美しいかな?」
「もっと良い方法なないかな?」
「もっとシンプルに・・・」
といつも考えてます・・・。

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