私が・・・目指す処がわかった①、②は本の概要とその背景を伝えて参りました。
48才になった一介の建築士が専門職を生かし今後約20年弱、社会でどんな貢献ができるのか?そのために私は何をしなければならないのか・・・
の目標をおぼろげながら見つけました。
2日前の敬老の日、記録的に気温が上がった県央(三条、加茂市)で法要がありました。その日は台風のフェーン現象がある事が予想されていた日で、朝もこのような朝焼けが見られました。
私が・・・目指す処がわかった・・・①から2ヶ月が経過し、恩師から②はどうした!?と叱られましたので(汗)、既に7月下旬に下書きしてあったブログをアップします。
明治維新以後人口が爆発的に増え、工業製品を作ることでそれを支えるようになった時から、エネルギー確保は日本にとっての一番の課題です。
このエネルギー確保のため過去に大きな大戦をしました(情報操作もありはホントかどうかわからないがその可能性はある)。
エネルギー問題を話すと必ず原発問題になりますが、原発問題は「哲学」で判断するべき問題で、「電力不足」や「コスト」等というもっともらしい言語で判断、議論するべき問題では無いと思っております。
いきなり題名と全く違う写真・・・本題の前に・・・
夏の暑さが続くため、妻が管理しているスパイラルゲートから秋ナスがどんどん収穫されおります。
私が一番好きなナスの食べ方はやっぱり一夜漬けですが、それも毎日食べ続けると飽きますので、ここはナスをさっと干した後、ぬか漬けにします。その流れをご紹介・・・
原発から発生する核のゴミ=高レベル核廃棄物の最終処分方法が現在の300m以上の地下に埋設して忘れてしまうと言う方法から、少し浅い地下に保管して、いつでも取り出せるように管理方法変える方が良いと、学術会議が提言したとの報道がありました。
小さな空調機で涼を得て、暑さを全く感じさせな自邸の高気密高断熱で夏を迎えて4年経った頃(つまり1996年頃)、寺泊の知り合いが
夏にエアコンなんて全くいらないよ。その代わり冬は死ぬほど寒いけど・・・」と言っていた方がいらっしゃいました。
この論文は「緑の家」にお住まいの人にはとても興味深いでしょう。
そのまま受け取れば「緑の家」の仕様はとても消費エネルギーが少なくなる工夫がされているとわかるからです。
ただ・・・
この論文は温湿度解析ツール THERB for HAM を用いた数値シミュレーションであり、実測ではない事と、京都が条件?であることを留意してください。というのは、下図2の冷房と暖房のエネルギー消費が、冷房の方が多いという実際ではあまりない結果(これは当ブログの常連さんならわかるとおもいますが、暖房にプラスとなる冬期日射は、周囲の環境が良くないと全く見込めない=レースカーテンをする)です。
昨日新潟市は何回かのゲリラ豪雨に見舞われました。乾いた大地には恵みの雨ですが、現場や帰宅中の生徒・学生はずぶ濡れ・・・。痛々しい場面です。
昨日の記事に引き続いて今日も同じ鎌田研究室からの発表のご紹介です。
その前に、昨日ご案内したシミュレーションが通風による冷房エネルギー削減を行ってますが、通風による削減の定量的な評価は、家周囲の状況が大きく関係するのでなかなか難しく※、どのように計算して行っているかは不明ですので、先回の記事はあくまでも外気の状況によっては通風(窓を開ける行為)がむしろ冷房負荷削減に徒となる時期があることだと理解下さい。
※通風は風の揺らぎのリズムも含め気温より1~2度体感が下がる効果も合わせてありますが、この通風評価を加味しようとすれば、家の周囲や窓の配置大きさで相当効果が変わってきます。その研究は赤林研究室が一番でここ10年くらい連続して行われておりますが、それを見ると都市部において通風が如何に難ししく、また現実との乖離があることが想像できます。
今年の建築学会の大会で発表される論文は大凡8000です。凄い数で、建築系論文発表の大会は医学系論文の発表大会の次に大きな催しです。
この多さはやはり実社会に直接与える影響=金額も大きいからでしょう。物理、数学は基礎的な学問で最も大きな影響を与える基礎学問と思いますが、直接実社会にもたらされる事(企業利益)が少ないので、研究費が多くない=論文数が少ないか、ハイレベル過ぎて論文が書けないから少ないの両方でしょう。
緑に囲まれた素敵な所 秋葉の家
先日、秋葉の家のやり方確認、レベル最終確認を行って来ました。
普通の住宅ですが、この杭の高さ・・・普通に売っている住宅の規格やり方ぐいでは長さが足りないのでわざわざ長い杭を使います。これは「緑の家」の基礎が普通の2倍強の高さがあるからです。
すみれ野の家。着々と施工が進みます。
この写真は題名と直接関係ありませんが・・・
先週、始めてお会いする2組様との打ち合わせがありました。
そこで・・・
『「緑の家」の耐震性の考え方を教えてください。』
緑字2013年3月加筆修正 小屋裏のお札から大正6年築とわかりました。
里山の麓にある民家です。赤い屋根が過去の流行した色を思わせます。当たり前ですが9362年前からトタンではないはずで屋根のトタン板(ガルバニュームではない)の前はなんだったのでしょうか?
ネットで朝の情報をチェックしながら食べるながら朝食(行儀が悪いね)
忙しくて週末帰れない週でも金曜日の朝は、自宅で過ごすことが多いです。
しかし6時前には自宅を出るため朝ご飯をゆっくり寺泊で取ることは無いのですが、今日は別・・・。朝ゆっくりとバルコニで朝食を取りました。
解体される既存住宅。立派な屋根が取り壊すことを躊躇させる。
弁天橋にまた「緑の家」が建築されます。
それもネットゼロエネルギーハウス※として・・・。
※・・・ネットゼロエネルギーハウスとは住宅内で使用される主な消費エネルギーが、搭載される太陽光発電パネルによる創出エネルギーと相殺されて0以下になる家。さらにその上に先進的省エネ技術が搭載される家。
仮筋かいと筋かいの混同する現場状態。この後残りの2階床が貼られ仮筋かいが撤去される。このやり方は昔ながらの大工さんの段取り。
「緑の家」の耐震壁は筋かい、合板、特殊合板 etc・・と何でも使います。
これは、国が定めた方法をきちっと行えば(設計、施工)、決められた以上の耐力が必ず得られるからです。特別この工法がよいとか、この合板がよいと訴えるつもりはありません。
昨日、無塗装の木でコメント頂きました。
丁度その前日に下のコメントをブログに載せようと思っていたので、グッドタイミングです。
無塗装の木の信者が増殖しているようです(笑)。
ホント大好き、無塗装の木の触感・・・。
緑字2013年3月加筆修正 小屋裏のお札から大正6年築とわかりました。
築6293年の家・・・
昭和25年大正6年築の民家。当時は戦後直ぐなので物資がない頃・・・
そんな家の内部を見る機会があったので少し紹介。
弓越の家の内部空間・・・
吹き抜け上にあるエアコン(6帖用)1台で64帖ある家の全てを冷房空調します。流石にQ値0.99W/m2Kで日射遮蔽係数0.036(簾は考慮しない数値)の性能の家です。
見学会時の室温25~26℃、湿度60~65%で推移しておりました。
弓越の家の完成。
昨日完成見学会を行った「弓越の家」・・・。
今日引き渡しでした。完成気密測定C値は0.58cm2/m2で、中間気密測定と同じ結果でした。この数値ならしっかり高気密合格です。これは施工した渡辺建築さんが最後まで気を抜かずがんばった事と、中間時には、PBがしっかりと施工されていなかった事によるものと思われます。
意外とモダンな家にも簾が似合う。簾は燻したモノをチョイス。「緑の家」オリジナル簾かけが室内から見た圧迫感をなくす。
今日の新発田は34度と今年一番の猛暑・・・。
そんな中、遠くは仙台、千葉から、県内では上越、三条から足をお運び頂き大変感謝です。
本当にありがとうございました。
明日から完成見学会です。忙しくてHPの見学会紹介にUPしていないという前例になかった事ですみません。詳しくはこちらの先日のブログです。
綺麗に設計図どおりの基礎配筋
今日再びすみれ野の家の配筋検査へ新潟市へ・・・その後見学会の準備におわれる「弓越の家」にいきました。