「 カビ 通風 」一覧

CF(循環ファン)のこと

最終更新 2018.05.30

脱衣所から浴室を見る。戸の上にCF(循環ファン)が設置されている。

今日は「堺市の家」の工事監理に伺っているので行き帰りの道中時間があるときは、このブログを書いている。

で今日の話題は・・・

CF(循環ファン)のことである。

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2017年 建築学会の論文梗概集3 
YUCACOでカビの伸長を確認

オーブルデザインでは、殆どの設計者が取り上げない建築学会の論文についてご紹介しております。特に今回は住宅の省エネ・床下暖房・環境分野では第一人者のグループの論文から・・・。

 

学会の論文なので、設計実務者の規範となる法律で定められた内容ではない。その点は注意してご覧頂きたい。

 

YUCACOといわれる床下をチャンバーとする全館空調した家で、梅雨期のカビの調査が行われた。

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超高断熱はもはや当たり前。
その後のカビ、白アリなどの生物劣化対策が重要。

オーブルデザインは超高断熱(Ua値0.3w/m2k以上)を推進してきて早10年。

当時とは状況が変わり、いまゼッチ(ZEH)とかパッシブとかが認知され、しかも超高断熱住宅を大手メーカーの中で唯一薦めてきた「一条工務店さん」がなんと・・・

住宅ガリバーであるトップの積水ハウス(1万4千棟)にせまる勢いで、一条工務店(年間1万2千棟)が2位であるとの事です。

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?の天気と床下冷房除湿の家の結果

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黄色く色づけした部分が変?
こんな天候は新潟県では大変希・・・。

明日の三条市の天気予報ですが、何がどうなるとこのようなめまぐるしい天気になるのか・・・。

少し考えると風向が原因のようで、三条から見て南東部が平野部から山間部まで晴れるので放射冷却で冷やされた空気が風向きで曇っている三条や海岸部に来るようですね。 続きを読む


「て・こあ」でのある一日 九拾八 食器棚

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外形は終了。この後は引き違い戸を設置する予定。ほぼ丸鋸とカンナ、鑿でつくる。私がつくるのでやはり難しい加工は出来ないが、表面には釘がでないように工夫はした。普段使いの食器。

毎週月曜日奉仕「て・こあ」活動ですが、

今回は「て・こあ」で常用に使う食器棚を作ります(木材を加工してつくる)。 続きを読む





都市部住民にはわからない理由

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何回かこのブログで取り上げたグラフ・・・東京都内のRH(相対湿度)の140年間推移です。

気象庁のデータをダウンロードしてグラフにしたものです。

この140年間で東京都都心部(気象庁が皇居の近辺なので)確実にRHが15%も下がっています。

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「緑の家」夏期の24時間空調終了時期を知る

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2016年実測データ。外気露点は寺尾西の家付近、リビング露点温度は低湿度空調の寺尾西の家。突然大気は秋に入れ替わるので通常の「緑の家」はAくらいの終了でもOK。RH(相対湿度)50%の人はBになる。

従来(2015年以前)の「緑の家」は夏期のRH(相対湿度)が65%以下でお過ごしくださいと申しあげており、それを基準にするとグラフのAの時期(9月10日頃)から外気の露点温度が20度以下で安定するので、RH65%を維持できると思います。一方、低湿度が好きな方はBの時期(10月1日)まで空調を続けないと室内の湿気のほうが低いので外気を入れると湿度が上がります。Cの時期(9月20日)に一度外気露点温度が15度を割り、室内の湿気に近くなりますが、その後復活して10月の上旬まで待たなければ、外気の湿気の量が室内以下にはなりません。

つまり、「緑の家」の真夏の室内環境は、10月10日体育の日のカラッとした晴れた日と同じ空気質になっていますが常に可能です。これって凄い事ですね。ちょっとやっぱり・・・少し贅沢過ぎますか?

因みにこれは新潟県の平野部のデータ。長野県のような高地や東京のような都市部、また九州のような地域では若干の違いがありますからご注意ください。





夏期の通風は間違っているのか?その2

今朝は3時から4時に気温が上がるという夏らしい外気。寝苦しかった人もいると思うが通風しない自宅は湿度50%の室温26度で安眠。

夏期の通風は間違っているのか?その1を受け、

もし夏期以外・・・

10月中旬から5月までの通風期間のため通風窓を計画する必要があるか・・・

と言われると、

特に必要ありません。

この季節は開け放していると寒くなりますから日中の数時間で閉じる事になります。

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夏期の通風は間違っているのか?

夏期の通風は間違っているのか?
それでは日本の過去の家は全てダメだったのか?

とのご質問があります。

その前に通風ってググると

痛風とは、血液中の尿酸の濃度、尿酸値などが高くなることによって、主に関節部位へ腫れや炎症を発症する障害です。」

等と検索されますが(笑)、ここでいう通風とは窓をあけ風を通して涼しくする手法です。

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なぜ新潟県では夏期通風をしないのか 実測編6

8月1日緑字追記しました。

虫干をすると一瞬でRH(相対湿度)が10%も下がる。

「この押し入れのカビ防止は昔からある方法がとられており、それによってカビ害を防止しておりました。」・・・この説明です。

でも説明するまでもないかもしれません。
梅雨があけたら布団を押し入れから全部出して、布団と押し入れの内部を乾かす・・・当たり前の事です。

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なぜ新潟県では夏期通風をしないのか 実測編5

押入れには布団がつきもの。この布団や衣類が高性能の断熱材となる。

布団をいれている押し入れ・・・。

どこの家でも見る光景・・・

ここが床下の次にカビ発生となる場所です。

定説の北側ほどその可能性が高くなります。

ですがどうして押入れがかびるか深く考えている家の設計者は大変稀です。

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なぜ新潟県では夏期通風をしないのか 実測編3

「緑の家」の床下はRH50%以下を維持している。一方M邸はRH90%以上で横ばい。

表にして見るまでもありませんが、

24時間空調している「緑の家」の床下と、

ほぼ通風で暮らす基礎断熱を採用したM邸の床下のRH(相対湿度)を比較します。

どちらも外気の気温の影響をあまり受けない事が明白で、水平線のような湿度変化を示しているのが床下のRH(相対湿度)の特徴です。しかしM邸のRHは高いですね。

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なぜ新潟県では夏期通風をしないのか 実測編1

今日気づいた事務所の乾燥中ミカンに生えたカビ。

超高断熱で超高気密である「緑の家」の標準仕様で昨年から網戸がなくなりました(オプション扱い)。つまり夏季の終日通風と完全決別したわけです(春や秋は通風大好き)。その理由に実測から迫ります。

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国の低炭素建築のプログラムで・・・

ほぼ国の最高研究機関となる建研のホームページ。

現在の省エネ法で定められたプログラムが定期的にバージョンアップしているので時々覗くようにしております。今回は28年の省エネ改正が反映されているかを見に行きました。

そこで大変驚くべき項目があることに気づきました。

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家の通風と空調

2016/05/31の18時にPS以降加筆

昨日の写真(5月)。一本残らず刈り取られた草・・・。自然との戦い・・・っていう感じくらい厳しく刈る。

この風景・・・ある河川の土手です。
これを見て自然破壊と思う人は大変少ないと思いますが、田舎に住んでいるとこれはある意味自然破壊とも・・・いえます。

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18年前から真夏通風はしない・・・宣言

春秋は通風をするが・・・網戸がない「緑の家」。

「緑の家」は真夏の通風は実は事務所設立から止めております。海の真ん前の自宅では25年間そのように暮らしてきました。

そのことでこの度・・・更に自信を深めることがありました。

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雑談 カビのこと

最初に・・・時と共に常識がいつの間にか変わっている事・・・

最新のF1カーは前が相当広い ホンダ公開写真から抜き出し

その一つにレーシングカーは前輪のトレッドが後輪より広いのですね(間違いでこれはアングルのせい)前後はほぼ同じ。これは全く逆の事を想像しておりました。これは子供の頃のスーパーカーの代表機種のポルシェなどがリアトレッドが広いスタイリングに洗脳されたからでしょう(今もそうなのかな?)。確かに紡錘形を考えれば後ろは小さくなりますし、パワー量やハンドリングも変わった・・・その結果なのでしょう。

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建て替え理由はカビ・・・その⑦ 補足

誤解のないように改めて申し上げますが、

「建て替えは理由はカビ」

はまだ仮説です。

温暖多湿地での基礎断熱住宅は軒並みかび臭くなるのか

この結論は時が示してくれると思います。

20年後・・・浅間が間違っていたのか、それとも正しかったのか。

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建て替え理由はカビ・・・その③

出展:文部科学省 「カビ対策マニュアル」

その3ではなぜ30年でかび臭くなるか・・・を考えたいと思います。

この上の図は家の中で代表的な乾性カビ「黒麹カビ」の胞子が発芽する日数を表しております。出展元は文科省の文化財保護でまとめられた資料からで、大切な宝物をカビや虫から守る為にその専門家でまとめられたマニュアルです。

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