最終更新 2018.05.30
今日は「堺市の家」の工事監理に伺っているので行き帰りの道中時間があるときは、このブログを書いている。
で今日の話題は・・・
CF(循環ファン)のことである。
最終更新 2018.05.30
今日は「堺市の家」の工事監理に伺っているので行き帰りの道中時間があるときは、このブログを書いている。
で今日の話題は・・・
CF(循環ファン)のことである。
今日は時雨気味の新潟から天国のような日差しが期待できる東京へいつもの報告会へ出席します。三条は時雨ていましたが、湯沢駅では晴れているところが冬型の特徴の一つです。晴れれば暖かくなるのですがね・・・。 続きを読む
オーブルデザインでは、殆どの設計者が取り上げない建築学会の論文についてご紹介しております。特に今回は住宅の省エネ・床下暖房・環境分野では第一人者のグループの論文から・・・。
YUCACOといわれる床下をチャンバーとする全館空調した家で、梅雨期のカビの調査が行われた。
オーブルデザインは超高断熱(Ua値0.3w/m2k以上)を推進してきて早10年。
当時とは状況が変わり、いまゼッチ(ZEH)とかパッシブとかが認知され、しかも超高断熱住宅を大手メーカーの中で唯一薦めてきた「一条工務店さん」がなんと・・・
住宅ガリバーであるトップの積水ハウス(1万4千棟)にせまる勢いで、一条工務店(年間1万2千棟)が2位であるとの事です。
明日の三条市の天気予報ですが、何がどうなるとこのようなめまぐるしい天気になるのか・・・。
少し考えると風向が原因のようで、三条から見て南東部が平野部から山間部まで晴れるので放射冷却で冷やされた空気が風向きで曇っている三条や海岸部に来るようですね。 続きを読む
毎週月曜日奉仕「て・こあ」活動ですが、
今回は「て・こあ」で常用に使う食器棚を作ります(木材を加工してつくる)。 続きを読む
27年前のバブル崩壊で一度経営危機になりその後紆余曲折だった大手ハウスメーカーであるミサワホームさんが実質トヨタホームさんの完全子会社になることが11月に報道されました。 続きを読む
何回かこのブログで取り上げたグラフ・・・東京都内のRH(相対湿度)の140年間推移です。
気象庁のデータをダウンロードしてグラフにしたものです。
この140年間で東京都都心部(気象庁が皇居の近辺なので)確実にRHが15%も下がっています。
従来(2015年以前)の「緑の家」は夏期のRH(相対湿度)が65%以下でお過ごしくださいと申しあげており、それを基準にするとグラフのAの時期(9月10日頃)から外気の露点温度が20度以下で安定するので、RH65%を維持できると思います。一方、低湿度が好きな方はBの時期(10月1日)まで空調を続けないと室内の湿気のほうが低いので外気を入れると湿度が上がります。Cの時期(9月20日)に一度外気露点温度が15度を割り、室内の湿気に近くなりますが、その後復活して10月の上旬まで待たなければ、外気の湿気の量が室内以下にはなりません。
つまり、「緑の家」の真夏の室内環境は、10月10日体育の日のカラッとした晴れた日と同じ空気質になっていますが常に可能です。これって凄い事ですね。ちょっとやっぱり・・・少し贅沢過ぎますか?
因みにこれは新潟県の平野部のデータ。長野県のような高地や東京のような都市部、また九州のような地域では若干の違いがありますからご注意ください。
間違っておりません。気持ちよいのです。
通風がなぜ気持ちよいか・・・
その最大理由の一つが・・・
わかりました。
簡単な事です。
日本(本州以南)の家は・・・ 続きを読む
夏期の通風は間違っているのか?
それでは日本の過去の家は全てダメだったのか?
とのご質問があります。
その前に通風ってググると
「 痛風とは、血液中の尿酸の濃度、尿酸値などが高くなることによって、主に関節部位へ腫れや炎症を発症する障害です。」
等と検索されますが(笑)、ここでいう通風とは窓をあけ風を通して涼しくする手法です。
8月1日緑字追記しました。
「この押し入れのカビ防止は昔からある方法がとられており、それによってカビ害を防止しておりました。」・・・この説明です。
、
でも説明するまでもないかもしれません。
梅雨があけたら布団を押し入れから全部出して、布団と押し入れの内部を乾かす・・・当たり前の事です。
超高断熱で超高気密である「緑の家」の標準仕様で昨年から網戸がなくなりました(オプション扱い)。つまり夏季の終日通風と完全決別したわけです(春や秋は通風大好き)。その理由に実測から迫ります。
現在の省エネ法で定められたプログラムが定期的にバージョンアップしているので時々覗くようにしております。今回は28年の省エネ改正が反映されているかを見に行きました。
そこで大変驚くべき項目があることに気づきました。
新潟県ではこのところ気持ちのよい日が続いております。
網戸のない「緑の家」も窓を大きくあけ・・・気持ちのよい風を取り込んでおります。
ダンプネス?って知ってますか?
日本語では「高湿度環境」といいます。
近年(2010年~)建築学会の論文に「ダンプネス」ってキーワードを見るようになりました。
「緑の家」は真夏の通風は実は事務所設立から止めております。海の真ん前の自宅では25年間そのように暮らしてきました。
そのことでこの度・・・更に自信を深めることがありました。
最初に・・・時と共に常識がいつの間にか変わっている事・・・
その一つにレーシングカーは前輪のトレッドが後輪より広いのですね(間違いでこれはアングルのせい)前後はほぼ同じ。これは全く逆の事を想像しておりました。これは子供の頃のスーパーカーの代表機種のポルシェなどがリアトレッドが広いスタイリングに洗脳されたからでしょう(今もそうなのかな?)。確かに紡錘形を考えれば後ろは小さくなりますし、パワー量やハンドリングも変わった・・・その結果なのでしょう。
誤解のないように改めて申し上げますが、
「建て替えは理由はカビ」
はまだ仮説です。
温暖多湿地での基礎断熱住宅は軒並みかび臭くなるのか?
この結論は時が示してくれると思います。
20年後・・・浅間が間違っていたのか、それとも正しかったのか。
高気密C値0.4cm/m2以下の基礎断熱内の虫の死骸(「緑の家」)。
この写真は当HPで12年前から注意喚起している床下内の虫の死骸です。
こんな死骸は多少の差はあれ普通の床下内にほぼあります。この否定は大変難しいでしょう。それはある建築の事情があるからです。