「 家の論評、業界裏話 」一覧



やっぱり・・・湿度は

現在東京を始め西日本と石川県でインフルエンザが流行中。特にまだ真夏の沖縄県では警報レベルとのこと。今週新潟県は秋風の吹いているが、西日本はまだ夏の湿気が残る蒸し暑い大気。こんな中でインフルエンザが流行とは不思議に思っている人も多いが、流行は季節に関係なく起こるときがある。

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夏の低RH(相対湿度)を改めて考える。

最初に・・・夏の住宅内は低湿度が絶対条件とは思っていないのでカビが生えないような概ねRH(相対湿度)65%(一時的70%)以下を維持出来るならあまり気にしなくても良いと思っている。

そんな中、全館空調※の特集がいつもの日経ホームビルダー10月号に載っていた。


※この場合の全館空調とは各部屋にダクトなどを用いて冷気や暖気を換気をまとめて各空間に送り込み、半自動で家中をセントラル空調管理する方式。「緑の家」でははあまり行われない。
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日立製エアコンの冷媒漏れ
日本家電メーカーの品質衰退の原因は?

下部に集中する腐食。当家では一度もクリーナーなど社外洗浄など行った事がない。素のまま使用しているが矢印部分は穴があいているようだ。これで使用4年目に入るエアコン。

穴の空くほど腐食した室内熱交換器・・・。

これは自宅の設置後4年目の日立のエアコンの室内熱交換器である。 続きを読む












思考の組み立て方・・・吸放湿物質と夏型壁内結露 その7

セルロースファイバーの吸放湿の感度を調べ意外な結果に驚く。

 

この連載を通してお読みの方は、
建物は高気密高断熱だけに特化すれば良い家と思っていないはず。
設計者にとって建物で一番大事なのは常日頃から申し上げているとおり、 続きを読む


思考の組み立て方・・・吸放湿物質と夏型壁内結露 その6

題名は「吸放湿物質と夏型壁内結露」となっているが、実は最も夏型結露を起こす可能性が高いのが・・・屋根下である。近年は太陽光発電パネルや、背の高い建物の陰になることも多く、屋根に温度ムラが出来る事と、室内冷房がロフトで集中的に行われるために起こりやすくなった。特に小屋裏がなく勾配天井を持つ家や片流れ屋根が最も注意が必要。

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25年後の発泡プラスチック系断熱性能 

試験は公的機関で行われている。フェノール系断熱材の安定性のお墨付きが得られたようだ。

今年の長期連載の「思考の組み立て方・・・吸放湿物質と夏型壁内結露」では、

「緑の家」で外張り断熱で使われるフォノールフォーム(ネオマフォーム)の夏型結露に対する優位性を紹介してきた。
しかし発泡プラスチック系断熱材は年数と共に内部空隙が空気と置き換わり性能が落ちる経年劣化が懸念されていたがこの度ネオマフォームが第三者測定期間機関でそれを覆した。

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思考の組み立て方・・・吸放湿物質と夏型壁内結露 その3

前1から2では

夏型壁内結露は、

  1. 吸放湿の感度が大きい素材が壁内の外部側にある。
  2. その温度が変化が大きく、また透湿抵抗の高い材料に挟まれてそこに低温側がある

と考えていると・・・話した。

この中で壁構成材の吸放湿量について少し触れたい。

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思考の組み立て方・・・吸放湿物質と夏型壁内結露 その2

昨日は一日あたりの走行で人生最長の750kmを運転した(但し同乗者あり)。
朝5時50分から夜の10時まで一般高速道路が650kmで首都高が40km、下道が60kmだろうか・・・。
何故こんなに走ったかは後日ご紹介したい。

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思考の組み立て方・・・吸放湿物質と夏型壁内結露 その1

日経ホームビルダー2019年7月号の特集が秀逸である。ライターはやはり荒川尚美さん。その特集号をご案内する前に、夏型壁内結露について少し・・・いや長い(笑)が紹介したい。

まずこの分野で第一人者である土橋先生が書かれた・・・

室内温・湿度変動の長期予測に関する研究(土橋  喬雄)建築研究報告  No.93,  1981  建設省建築研究所の一文にあるが、

「壁の吸放湿という現象は,きわめて複雑であり,その機構も未解明のままである。」

とある。雨漏れは例外とすると夏型壁内結露はこの壁内での多孔物質による吸放湿が原因であると私は考えているが、その吸放湿についてはまだ未解明だということ前提にお読み頂きたい。 続きを読む




日経ホームビルダー5月号から 
基礎断熱でしろありの被害 そのソースから読み解く

しろありの季節が近づいている。そんな中、いつもの日経ホームビルダー最新号の5月号で巻頭記事が「基礎断熱の蟻害が構造体に」とある。・・・興味を引く良いタイトルだ。
今夜はゴールデンウィークの始まり・・・よってちょっと長文にて紹介したい。時間の無い人はスルーで・・・。

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高断熱バイブル書の悪意のある使われ方・・・

断熱材を選ぶとき、こんな図を見たことがある人がいるはず・・・。

この図は平成14年(今から17年前)に発行された「次世代省エネルギー基準と指針」とほぼ国が発行した書物のP204にある図。
よくこの図が悪意もって使われるところを見る(繊維系断熱材の批判)。

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職場、ご自宅の温湿度教えてください。まとめ編

露点温度が10度を超えると外気が氷点下2度以下で容易に結露する可能性が高いので赤印、またRH(相対湿度)50%以上にも赤印にしてある。

一週間前に行った「ご自宅の温湿度を教えて下さい」の集計をお伝えする。

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レオパレス21問題とマイクロプラスチックで行政関与が増えないこと祈る。

15年前におきた耐震偽装(構造計算書詐欺事件)から再び大きな住宅系問題となっているレオパレス21問題は、行政機関に責任を求める意見が報道で採り上げられている。このような動きは2005年におきた耐震偽装と同じ経過を辿ってはいけないと思っている。

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越後杉で・・・

本日のニュースで

新潟県は、不適切な検査で「越後杉」を出荷した7つの工場に対し、これまで交付した補助金およそ330万円の相当額の返還などを求めることを決めました。

とのこと。越後杉とは新潟県で育った杉を材料として製材された木材または加工材で県木連が認証した製品のことで、県内の数十社の建設会社さんで柱や梁材と使用されている。

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2019年版の換気について ①

建築技術2019年1月号の「知ってるつもりだけの換気」を読んで・・・

と言うことでまずはざっくり興味のあるところだけ斜め読みした。

 

まず最初のⅠ章は換気の歴史の説明があるP86 ~P89まであり、「そうそう」と頷いたりそうだったのか・・・と感心したりする内容。

次にⅡ章はP92~P97 「換気の基礎」・・・のこと。

その書き出しに・・・住いにおいて換気の目的は「空気の清浄」と「結露防止」にある。

とある。

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EV車の位置データを全て収集

最近の報道によると、中国で販売されているEV車(日本メーカーの含む)では、既に国がリアルでその位置データが全てわかるようになっているとの事。つまり乗っている車の速度、位置を国家がリアルで監視できるとのこと。怖い・・・。古いアナログ車の方が気楽? 続きを読む



だから現場発泡断熱材は嫌い・・・

メーカーや製品名は伏せるが・・・酷い状況。当時(多分12年前)、水で発泡させているとかでもらったメーカーから頂いたサンプル品。

事務所に10年以上前の現場発泡ウレタンフォームのサンプルがある。しかし何故このビニール袋の中にあるかと言うと・・・ボロボロに劣化しているからである。

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過去の予言・・・当たっているか

10年前に書いたブログ内での予言・・・

2004年に10年後の2014年には、市販される半分の自家用車はハイブリッド車になるだろう。電気自動車まだ先・・・と予言した。そして2018年には超高断熱住宅が主流になるとも・・・。

確かに2014~2016年にはほぼ半分の新車がハイブリッド車となった。超高断熱住宅は主流というよりようやく認知されたくらいか? 続きを読む


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