「どうして気候を無視した家を作るのか?」と書くと、
「えっ、オーブルさん・・・どういうこと?」
と思う方もいらっしゃると思います。
今回私が言いたいのは、折角超高性能な木製サッシを導入した超高性能住宅なのに「庇のない木製サッシは「早く腐朽してもいいよ」という使い方が最近特に目に付きます。欧州、北欧の庇のない住宅をまねるのは良いですが、日本の気候(特に北陸以南)は木の腐朽がとても早いのです。
「どうして気候を無視した家を作るのか?」と書くと、
「えっ、オーブルさん・・・どういうこと?」
と思う方もいらっしゃると思います。
今回私が言いたいのは、折角超高性能な木製サッシを導入した超高性能住宅なのに「庇のない木製サッシは「早く腐朽してもいいよ」という使い方が最近特に目に付きます。欧州、北欧の庇のない住宅をまねるのは良いですが、日本の気候(特に北陸以南)は木の腐朽がとても早いのです。
昨年の12月に国交省は「国土の長期展望に向けた検討の方向性」という資料を公開しました。このページにある資料は全て国交省のHPからです。
66枚中、大変面白い資料もあります。それを紹介してます。
知ってますか?
新潟で建てられる木造2階建ての多くが雪のない関東で建てられる耐震性と同じだって事を・・・。
「あたりまえじゃないの?」
と思われる方。
ではなぜ阪神淡路大震災後、瓦の家は屋根が重いので地震には不利と言われたのでしょうか?雪の1mの重さは瓦(引っ掛け桟瓦)の7倍以上もあるのに・・・
と言うことは雪のない関東の家と同じ基準で建てると地震に弱いのでは・・・
先回ご案内したように昨日撮影漏れした模型が一つ戻って来ました。
屋根形状と窓の修正を加えて完成です。
さて、オーブルデザインでは23年前から超高断熱SSプランの家を押し勧めて来ましたが、今期8棟は全棟100%超高断熱SSプランの家です。年間のお手伝いする家全てがQ値0.99W/m2K程度となるのは、多分県内では唯一当事務所だけです。拍手!!
34年前は建築費用がアップする超高断熱のご支持を頂けるか不安もあったのですが、
「原油枯渇危機の中、愛される資産価値のある家を今後も遺すんだ!」
という強い、強い信念のもと、熱く語ってきました。
ご賛同頂けた皆様には本当に感謝です!!
こ・こ・ろ・か・ら・・・・ありがとう!
その性能にきっとご満足頂けます。
最近のペースでは1月中には達成すると思っていた20万アクセス。今日のお昼過ぎに達したようです。
感謝です。心から ありがとう!
ネット上でも広告、宣伝しておりませんし、本など執筆もしていないのにこんなに早く20万を達成するなんてビックリです。応援していただける方、いつもおこし頂ける方、改めてお礼申し上げます。今後も正確な情報を心がけ精進いたします。
この写真をみてほほえまない人は少ないでしょう。
是非クリックして大きくして見てください。
雪の妖精のいたずらですね。
そういえば西洋の絵本(言い方が古っ)ではこんな形の帽子を被った人がいました。
きっとこんな景色をみてまねしたのかな?
お気づきですか?
最近やたらと「原油が1バレル100ドルになった・・・」とか
「国内で資源が見つかった」とか
「東シナ海のガス田が重要とか・・・」
「メタンハイドレートが有力とか・・・」
改めて感じましょう。日本では1億2千万人以上いる国民が消費する資源を殆ど輸入してます。
だから大事に使いましょう。
そしてちょうど老後生活を迎えるその時のために備えましょう。
ありがとうございました。
寒い中朝早くお越し頂いた皆様、ありがとうございました。
無事見学会バスツアーを終えました。
見学会の会場の鳥屋野の家K様、
東裏館の家K様大変ありがとうございました。
今外壁を貼り始めた真っ白な外観となる「美沢の家」です。
スノーホワイトと呼ばれる真っ白。
潔い色です。
断熱材不足により一時工期の目処が立ちませんでしたが、昨年中にネオマフォームをフェノバボードに、ハイRをフルカットサンにすることで解決しました。性能、特性は全く同じ物で、メーカーが違います。
今週末の構造見学会の会場となる豊栄の家は、報道のされているとおり断熱材不足がちょっと心配ですがまずまず順調です。
なんか外壁を貼る前ですが、この下地ままでも綺麗な外観ですね。
軒の出が約800mmある(本当は900mm以上にしたかったのですが北側斜線で・・・)均衡の取れた外観は下地から綺麗です。
ちょと今回は(も?)専門的です。
日本の家庭用エアコンは全てこちらの規定書で決められております。勿論最近流行の「APF」もこの一番左の書によって自分で計算もできます。3年前に発表した論文の時には、自分でエクセルにこの式を組み込んで、アメダスの三条市のデータとからめて試算したこともあり、懐かしいマニュアルです。
最近新潟県以外の人のアクセスが多いのでこんな写真をアップします。
新潟県の人なら馴染みの融雪道路(地下水散布型)です。道から水が噴射されるのですね。結構TV映像でみる事も多いと思いますが、実際見ると不思議(格好良いかも)でしょうね。
住宅関連の方は、低炭素社会を目指して最近は地中熱を利用する事に熱心で、地中熱利用ヒーポンプを研究されている方が多いと思います。その意味において新潟県では以前から十分地中熱を利用しております。
また今年も1月17日がきます。6000人以上が建物の圧死で亡くなった阪神淡路大震災から早16年です。そしてこの寒い時期だからこそ身にしみる「断熱の話題」を絡めて読み解きます。
建て主さんがお読みになると大変ショックかもしれませんが、多分本当の話です。
購入したのはエコジョーズという潜熱※も熱交換するガス給湯器です。
実は低炭素社会のポイントである「無駄をなくす機器」から見ると、現在の人気商品エコキュートとガスの潜熱回収型瞬間湯沸器は全く同じ効率なのです。
びっくりでしょう!
※潜熱とは水蒸気の持つ熱です。所謂、水の気化熱が潜熱に相当します。この水の潜熱は非常に高いエネルギーを持ちます。それを回収するだけで効率が15%も上がる・・・そういえばオーブルデザインの緑の家では、潜熱回収熱交換型換気扇を使ってましたね。
最近のブログ表示の左下検索ワードのとおり、「エアコン」「暖房」というキーワードで検索されてお越し頂く人が多くなっております。
そこで新潟県でのエアコン暖房する時の配慮を載せます。
2010.12.30緑字修正加筆、表の大きさ修正
これがSSプランの家の実力!!
超高断熱高気密住宅の全電気料金 生データ公開
※2月は太陽光発電故障のため発電せず
※電気代支払額は総電気料(給湯、照明、家電、通信、冷暖房空調全て含)
※今年度太陽光発電の売電単価は48円/KWです
※空調は家丸ごと冷暖房
村上で塩引きを買いました。これは海で捕れた♂です。
三面川の♀は1/3の価格で、昔から地元の人が食べるのは♀の方と言ってました。
叔母が老健で年を越すので、先週会いに村上市に行って来ましたが、その帰り道の国道沿いのお店で鮭がぶら下がっていたのでつい立ち寄りました。
家を建てる上でネット検索し情報を得ることは非常に簡単。いい世の中になったと思います。昔は図書館や書店などで「家」に関する本を購入。しかしどんなに購入してもいまほどの情報を建て主さんが得ることは不可能でした。ユーザーにとって素晴らしい進歩がこの10年でありました(但し書籍と違いネット情報はいい加減な物が殆ど)。
ところが良く勉強している人にとって逆に陥りがちな間違いがあります。それは・・・
↑手ぶれ写真です。
事務所にある今までのカメラでは暗い室内のスナップショットではこんな感じに手ぶれ写真のオンパレードです。
ですが、どうしても暗いところでも三脚など使わず気軽にとりたい時が多いのです。
表玄関 町家であるため玄関や門は武家屋敷とは別物。玄関上部左右に神棚?があり写真のとおり土間は巨大である。
最近はあまり他の建物を見に行かないのですが、先回お話ししたとおり「ワクワク」するもがあり渡辺邸の改築現場を見に行きました。そのまとめです。
時間の都合上、30分程度しかいられなかったのですがその時の興奮は建築士としての心がざわめくような「ドキドキ」で、大変興奮した一時でした。
因みにこの大変暗い工事現場内を撮影するため新たにコンデジを購入するほどの入れ込みです。これは後日紹介します。
先日同業者さんからお申し込みがありましたが、実際住まわれている方へのご訪問です。興味本位のお申し込みは当たり前ですが堅くお断りしております。
お待たせ致しました。この冬限定の
「超高断熱の家 見学ツアー&構造見学会」
(左の枠の「最新の見学会」のリンクに詳細があります)
を行います。一度も「緑の家」をご覧になった事がないか方、
この機会にその超高断熱の素晴らしい無比な暖かさをどうぞご体験ください。
長岡で建築中の「美沢の家」です。
耐雪2mで耐震等級2、スキップフロアーで超高断熱Q値0.97W/km2。何度か申し上げてますが、耐雪2mでスキップフロアーの構造安全性と意匠性の良さの合致は大変難易度の高い設計です。
また勾配天井のご希望があるなかでコストを抑えるため、垂木の断面は小さくし母屋と梁を細かく配置した構造です。なかなかの迫力の2階居間と空間・・・・
業界ニュース最大手のウエブページには木造軸組最大手のハウスメーカーが長期優良住宅を偽装し、それに関わった建築士が行政処分(業務停止11ヶ月)されたと紹介しています。
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20101214/544714/
↑閲覧には無料登録が必要です。また一定期間が過ぎると無料では閲覧不可になります。
これだけの情報では支店全体で関わっていたかどうかはっきり記載がありませんが、「個人で16棟も偽装する経費(一棟あたり申請代6万+申請代行料20万=26万/棟・・・16×26=416万)を支出していたのかのように会社をごまかせたのか」にはとても疑問が残ります。大きい会社とはいえ会社に請求し着服していたとすればわかりますが、そうでなければ経理でわかりそうな事でしょう。その会社にとって400万位たいした金額ではなかったということでしょうか?横領があったとの報道もありませんし、発覚したのは内部調査ではなく行政が見つけたらしいし・・・。
渡辺邸はお寺でなく豪商であるためか木の屋根です。無論、財力はお寺以上あったのに、瓦でなく木の理由はよくわかりせんので興味ある方はお調べください。
さて、木を屋根に使う事は一世紀前までは極あたりまえでした。そもそも今と違い金属やアスファルトなど大変貴重ですし、製造技術が無かったことが最大の理由でしょうが・・・