4月01日に一部修正

「なんてだらしない研究者と官僚」・・・
この意味は、自分の研究成果をまともに発表できない研究者さんと大手メーカーの方ばかり向く官僚(国交省)さんのことである。
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「なんてだらしない研究者と官僚」・・・
この意味は、自分の研究成果をまともに発表できない研究者さんと大手メーカーの方ばかり向く官僚(国交省)さんのことである。
続きを読む「緑の家」が最も自慢できる事に、25年間全棟に採用している高基礎がある。
先回もオンライン講習会の録画をみていて、まさしくそう思った。
続きを読む新潟県ではほとんどなじみの無いパッシブ換気の講習会をスタッフMがZOOMで受けた。パッシブ換気とは、電気的な動力を使わず、温度差や風力のみで行う24時間換気システムのことである。但し建築基準法28条の2の換気設備に該当しないので、一般的にはパッシブ換気を設けても24時間換気設備を設けなければならない。
続きを読むふわりと浮くテッシュペーパー・・・。これは2階床に設けられた床スリットである。エアコンは遠く離れた1階の廊下に設置されているが、補助動力ファンを全く使用しないでこんな具合に空気が吹き出す。
先週千葉県船橋市で建築する坪井町の家の長期優良住宅の技術的審査が終わった。県外の場合はERIさんで技術審査をお願いしている。
先日、2009年に竣工し床下のスラブ内にヒーターを敷設した床下暖房の「緑の家」に10年目メンテナンスをかねてトップライトの不具合の確認ために伺ってきた。
22年以上前から読んでいるこの季刊誌。このブログでも何回か紹介しているダウ化工さんの「熱と環境」である。その2019年冬号は「床断熱と基礎断熱」の特集である。ところでダウ化工さんは令和と同時に「デュポン・スタイロ株式会社」になったとのこと。益々建築業界に強い影響を与えそうな建材会社さんになる。
温熱シミュレーションとは・・・
家を建てるにあたり、その土地の環境の中で、どのくらいの冷暖房費用がかかり、各部屋の室温がどのくらいなるか(計算で)想像することである。
超高断熱住宅を全棟実施した10年前から床下エアコン暖房のことについてよく聞かれたし、数年前までは床下エアコン暖房の講演の講師も何回かおこなった。その時にいつもあること言っていたが、ほとんど人は「はて?」という顔をした。それは
「床下暖房より冷房の方がむずかしい」・・・と。
毎年楽しみにしている研究者の論文である。
昨年はわくわくして読ませて頂いた。
今年も建て主さん目線のわかりやすい形。
「床下をアクティブに使う家で全館冷房を入れる時期はいつがよいか?」
のような論文である。
2009年にこのブログで初めて公開した自宅の間取り・・・その中でラボ(土間)と書かれた緑色の部分16帖は大掃除を17年ほどしていない。昨日その大掃除をした。 続きを読む
床下エアコン暖房を標準化してからちょうど9年を迎えた。
何故床下エアコン暖房だったか?当時からその理由は変らずに同じで明確。
このブレの無さは過去ブログを見返すと自身でも驚き、そして家造りとは10年くらいは同じ仕様と理由でよい、と思っている。その変わらない事が「緑の家」の誇りでもある。
先ずはこちらを↓
うーーん。やはり・・・
そのくらい床下は住宅メンテナンスの肝なのである(大和ハウスさんはリフォームの受注のきっかけとしている)。
今月号の日経ホームビルダー10月号必読・・・
「住宅に広がるカビ汚染」
という見出しで特集を組んでいる。
2018年9月11日緑字加筆
ある情報がきっかけで換気についてのガイドブックを購入した。
自立循環型住宅のセミナーで使用した換気のガイドブックである。
しかし中をめくって少々戸惑った・・・。
昨年名古屋市内に建設された住宅でオーブルデザインが空調設計をさせて頂いた家のオーナさんに、
「竣工後初めて迎えた夏がこんなに尋常でない夏ですが問題なかったでしょうか?」
とメイルしたところ・・・
今日の午前中・・・2ヶ月メンテナンスに伺って来た。ちょうどタイムリーで庇の雨がかりがわかる・・・。
床下暖房のエアコンバックアップって必要か?その3<br />床下エアコンの選定から3週間も経ってしまった。これは自宅や「て・こあ」周辺の大雪に驚いてしまったからで、期待して待っていた皆様には遅くなった事をお詫びする。
このシリーズの最後である「その4」は寒冷地用エアコンについてである。我田引水であるが、住宅のエアコンの選定では豊富な技術的助言が可能である。これは私の博士論文が「住宅のエアコンの選定」であり、この分野を深く知ることが出来る機会があったためである。
みずき野の家は・・・
蓄熱式の床下エアコン暖房にしてから既に3回目の冬。使いた方は基本的に23時に床下エアコンONで朝7時にOFF。つまり8時間だけつける。但し外が寒い時は夕方もしくは午後から点け始める事もある。
次は寒冷地用エアコンを使った場合の内容と前回伝えたが、今日は東京で雪模様とのことで、東京における床下エアコンの選定を考えてみたい。
先週から始まった厳寒期の低温状態・・・。
数年に1回はこのような低温状態の年となることがわかっている。「緑の家」では床下エアコンの選定ではこれらのことを考えてその機種を選定している。
ちょうど1年前に新たな基礎断熱方法を取り入れると宣言しました。その時は新潟県より寒い地域からと・・・。しかし来年から新潟県の住宅にもAグレードなら上の基礎、Bグレードならシングル配筋のべた基礎で上のような断熱も両方ご希望により従来の基礎断熱とともに併用※します。
※おのおの一長一短があるので。
今月の査読論文は読み応えあり・・・。
最初はこのタイトルで
「繊維系断熱材中の真菌移動性状に関する基礎的研究」
です。ファーストオサー(first author)は山田裕巳博士(長崎総合科学大)です。
ところで今回この査読論文集で気づいたのは、本文以外の図や表の説明文字が全て英語になっております。今までは日本語表記も時々あったのですが、どうも統一されたようです。多分・・・本文は文字認識で自動翻訳する事ができるのですが、図に埋め込まれた文字は無理でしょう。ですので図から国際標準化なのでしょうか。
この写真は2012年に竣工した「緑の家」の床下に当時設置された市販されている飲料水の2Lのペットボトルを500本並べた時の写真です。当時は計算しか実証出来なかったこのペットボトル水の蓄熱効果と同様な実証論文がありましたのでご紹介します。