「 構造、構造計算、耐震、等級  」一覧



来年から建て主さん負担がまた増えるのと、構造審査は簡単が良いのか。

新潟県外に建設されるときに審査していただく100m2以内4号建築長期優良住宅の審査料金。大きな値上がりで税込みで8万を超える。来年から一審査10万程度の予定が告知されている。

「緑の家」のほとんどの家で「長期優良住宅」等の国からの評価をもらうが、その際かかるのが審査手数料。この4月からの急激に上がった審査機関もあり予想通りとはいえ驚く。

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大地震後の気密性は担保できるのか?制振と法律・続2

超高断熱Q値0.83w/m2k「西裏館の家」   来月構造見学会
2012年1月3日緑字訂正  南側。窓が大変大きいが全て樹脂トリプルガス入りLow-Eのドレーキップ窓(和室のみ引き違い...
13年前(2011年)初めて制振装置を取り入れた「緑の家」のブログから

昨日は制振装置の導入は難しくまずは耐震等級3を余裕をもって計画するとの内容だったが、実は13年前にすでに「緑の家」は制振装置を組み入れている家がある。それが上の「緑の家」である。

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大地震後の気密性は担保できるのか?制振と法律・続

大地震後の気密性は担保できるのか?制振と法律
運動エネルギーを熱に変えるブレーキと制振装置は同じ。 近年、木造住宅でも地震に強い住宅として「制振」というキーワ...
2022年3月に書いたブログ。制振装置のことに触れている。

上は2年ほど前にアップしたブログである。その時に制振装置(制震としないのは、地震による振れを防止するだけでなくそもそも風による振れ防止としての制振装置が開発されているから)について少しふれた。今も変わっていないこの考えは最近の住宅系専門雑誌にもそのようにとらえている考えも多くなったので、当時としては尖った上の意見はやはり時が証明してくれたと思う。それが・・・

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土台は集成材

「緑の家」の土台はヒノキの集成材であり当然使用環境Aの黒いレゾルシノール系である。

「緑の家」では設立当初から土台は集成材である。当初は米ヒバだったが、近年はヒノキの集成材である。この変移はこちらの2016年のブログにあるが、簡単に述べると土台への柱と座金をめり込みが原因である。これを聞いてわからない人は木造の構造を知らないと思っても良いほど基本中の強度の事。

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新潟県における大地震の想定⑨ 耐震化の定義を理解する

新潟県における大地震の想定⑧では「耐震化率の定義がおかしい」とと投稿したのに、⑨では新潟県における大地震の想定⑨では「耐震化の定義を理解する」とあるのはおかしいだろうと思う人がいるはず。私もそう思うがこれには少し理由がある。

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新潟県における大地震の想定⑧ 耐震化率の定義がおかしい

題名変更しました。

国交省のHPから

新潟県での耐震化率は全国平均並みの令和2年で89%を超えたとのこと。えっホントに・・・そんなに耐震化率って高いの?。

最近目に付く「耐震化率」。耐震化率とはなんぞや?と思い検索すると上の国交省のHPにあるこれが耐震化率の定義らしい。

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新潟県における大地震の想定⑦ リノベーションの確認申請の「再」補足。

ホントに自身でもタイムリーだと思うが、先回の「新潟県における大地震の想定⑥ リノベーションの確認申請の修正と補足。」をアップしたのが先日の2月15日であり、その記事をアップするにあたりその2日前の2月13日に確認検査機関に問い合わせて伺ったのが令和5年の3月31日に出された国住指595号が↓の内容であった。実はその時には既に595が廃止され355に改正されていた。

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動画系のネット情報と集成材

左は土台など使用環境A(JISJAS規定)で使う集成材で右は使用環境Cの屋内のみで使う集成材。その違いがわかりますか?

「緑の家」のホームページやブログ自慢は、とにかく情報を削除しないといことに尽きる。1999年から25年間のネットに上げた情報は可能な限りすべて公開している。その中でオーブルデザインでは動画の情報が極端に少ない。これには理由がある。

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新潟県における大地震の想定⑥ リノベーションの確認申請の修正と補足。

国住指第595号の抜粋

その⑤ではリノベーションが前より良くなると建て主目線で話したつもりであるが、その理由の確認申請の取り扱いに間違いがあったので昨日のブログを修正する。しかし2025年の4月からリノベーションが少なくなることも考えられる。

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新潟県における大地震の想定⑤ 来年以降のリノベーションは耐震性がアップ。

2024.02.15 緑字加筆修正

実はリノベーションに朗報?もある。2025年からは既築住宅の大規模な修繕と大規模な模様替えは確認申請が必要となる。確認申請が必要となれば法に合致する必要があり、そうなれば耐震性は概ね震度6強で倒壊しない程度の耐震性を得る。つまり現法の低い壁量基準より耐震性がアップする。

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新潟県における大地震の想定④ リノベーションはNGか。

2025年から運用される予定の耐力壁の壁量(一般)。ピンクの数字は現行の基準量であり、現在の多くの家の仕様である屋根はスレートで壁はサイディングの総2階の耐力壁は1階で1.4倍も増えている。

2025年から建築基準法の耐震基準は大きく変わる。上の図が2025年から運用される木造住宅の耐震壁量である。ここで注意したいのは上の図は太陽光発電パネルを設置しない従来の家での数値である。

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新潟県における大地震の想定②    最悪な想定をする。

最近「緑の家」のブログは超高断熱高気密の内容より構造の話題が多くなっている。これは超高断熱が既に認知されてきているので、「緑の家」としては特にこれ以上一般的な情報を伝える必要性がなくなったと判断しているからである。そして今後の耐震関連と6年前から次の関心事であるカビについて、更に多くの内容を発信したいと思う。

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構造最優先が「平等」と考える理由3・・・今回の液状化

今回の地震で改めて「液状化」の問題が新潟市を中心に起こっている。何度かお伝えした液状化対策であるが、やはり新築時に行わないととても大きなリスクを常に抱えていることになる。尚、何度もお断りするが、個人の価値観が住宅の敷地の優先順を決定するので、液状化しやすい土地を選ぶこともあって良い。これは土砂災害特別警戒区域等と違い生命の危機に直結することが低いためである。今回の地震でもわかるとおり上物をしっかり造っていれば、液状化での多くの被害は家が傾くことで全壊はするが、倒壊には至らないことがほとんどであるため、人命に関わることは少なく最低限度の安全性を担保できるからである。

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今後もリノベ(古い建物補修)は要注意か?

近年は、様々な情報が簡単に入るためその情報を厳選すればそれはまるで自身で体験したことのように想像できる。今回はこの令和6年能登半島地震でも様々な情報が発信されている。今回気になったのが下のリンク・・・

https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/02706/011800051/?n_cid=nbpnxt_mled_km

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建築士が考える耐震性 その2

雪国では積雪時に地震が来ることをどのように考えるかは、耐震性を語る上で重要なファクターである。

設計積雪量2mで設計した片貝の家(2012年撮影)

11月1日のブログで同じ耐震等級3で公的評価を取得しても、設計者によって耐震性は変わると「その1」では申し上げた。読者さんの中には、耐震等級3なら大丈夫と思っているかもしれないが、設定条件をかえることでその評価の中身は違うことが理解できたと思う。それはその1で紹介した地震の地域係数だったり、以前申し上げた設計積雪量、そしてまだご紹介していない積雪時の地震が来たときの荷重の係数がある。そこでこの「その2」ではこの地震時の雪の荷重係数について触れたい。

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建築士が考える耐震性

積雪地で設計する建築士のほとんどが知っているこの事は、一般の建て主さんには知られていない。(3000N/m2で積雪1mの荷重)。

「緑の家」の耐震性能は原則地域で決められた設計積雪量を満たしての耐震等級3となる。このため設計積雪量が2mを超える地域では屋根が少し小さめだったりして、工夫をしながら耐震性を確保している。2mの地域であっても当然積雪1mで耐震等級3を取得も出来るが、明らかに2mより耐震性は劣る・・・と言うより屋根に雪が0.35m以上あるときは一般の家より弱い耐震性となる。0.35mとは法では積雪量の0.35倍だけの荷重で耐震性の検討をしてもよい建て付けであるから。積雪2mなら0.7mで、積雪2.5mでようやく1mに近い0.875mの雪の重さの時の耐震性を確保している。このことは改めて機会を設け説明したい。

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家は構造が主だから・・・

床にかかる台風時の応力を視覚化した図(構造EXより)。

「緑の家」での実施設計の作業は、意匠系と構造系でほぼ同じくらいの時間を使って作成している。しかし神経の使い方(集中力)はやはり構造図面や構造計算を行っているときが大きく、知識と労力をフル稼働させる。

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結局骨抜き?25年から始まる構造審査義務化

2025年から普通の住宅にも構造審査を実施するとの宣言が2年くらい前にあったが、残りあと1年半のこの時点では、どうも本気で構造審査をする考えはないようである。上のHPにいくと現段階の資料が見ることができるので8月7日の資料を是非見てほしい。

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耐力壁検査 その② 面材耐力壁と筋かい耐力壁

2023年8月29日ハイベストウッドの記載で緑字加筆修正

木造軸組工法の耐力壁には面材型と筋かい型がある。それぞれメリットとデメリットがあるが、建築基準法で規定されている数値を比較すると大きな違いがない。しかし裏話と称して「筋かいはだめ、面材がよい」とのような話をよく聞く。しかもその耐力算定基準に関与した方からの話と称しての情報に触れると・・・それはどうかと思う。

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耐力壁検査 その①
筋かい金物選定

松浜ヒルサイドの家に耐力壁検査に伺った時に筋かい金物の選定シミュレーションを行った。5種類のタイプの金物での比較。

先日お伝えしたように20年以上図面指定し定番だったEGガセット筋かいプレートが廃盤になり入手が困難になっている。このため今後の代換え品を選定しなければならないので様々な金物を現場に持ち込んで検討した。

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厚物合板の屋根の耐久性は大丈夫か?続編

Ver2が2023年5月に発刊されており厚物合板を扱う人は一読してほしい。

厚物(24mm以上)の合板を屋根に又は桁上に使う時の手引きとしては一度はよまれた方は多いとおもう。私はつい最近読んだが嗚呼やっぱり記載があるか・・・と改めて感じている。

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小屋裏(ロフト)収納の今後

ご存じの通りオーブルデザインは北は北海道から南は九州までの沖縄と島を除く日本全国で設計を行っている。そこでいつも困るのが確認申請の規定の違いである。本来国内での建築基準法の規定は同じでなければならないが、条文では全て網羅できないこともあるので、この法で大きな市には建築主事なる職をおいて、その人の権限で判断している。しかしあまりにも都市によって解釈が違うと、建築主に対し平等性を欠くので上のような日本建築行政会議などで統一見解を出している。

がしかし・・・

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耐力壁検査 鹿嶋市の家

太平洋側の木の外壁の場合、軒の出は1000mmにも簡単にできるので屋根が大きく、これだけで無難な家といえる。

茨城県鹿嶋市に建築中の鹿嶋市の家の耐力壁検査に先日伺ってきた。いつも通り往復800kmであり「風」が車検だったのでカングーで伺ったので多少腰のすわりがいまいちだった。

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改めて・・・面材耐力壁の難しさを知る。その3

ボールペン先が入るようなめり込みが2mm近くある釘。規定より2割程度耐力が落ちるとの実験結果がある。

昨日、

「生命に危険を及ぼすような建物の不具合は不法行為となり、20年間は時効にならず責任を負う」

とお伝えした。住宅でそれに該当する一つが耐力壁の不具合である。

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Bグレードで 等級7認定取得と今後の審査

「小新西の家」の長期優良住宅認定申請の書類。断熱等級7で認定取得。

昨年の春に設計が終了した「小新西の家」の長期優良住宅を申請した。昨年10月に断熱等級5、6、7が新設されたため長期優良住宅の基準が変わり、その後初の取得となった。

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過去にZEHを建てた人は確認してほしい・・・

少し寒気がおきるほどの差がある今回の指針提案。平屋の軽い家からみれば現在の倍以上の耐力壁が必要との事。下のセミナーでのパワポ転載。

先日、「2022年建築学会の学術講演梗概集から④ 構造 等級7(G3)の荷重は大きい」との論文情報をあげた。そしてこの10月に国交省がある提示を行ったとのこと。それが上の表である。

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2022年建築学会の学術講演梗概集から④ 構造 等級7(G3)の荷重は大きい

構造の4はお待ちかねの省エネ等級6越えのG2ーG3中間断熱性能の荷重増加が構造系分野で発表されていた。環境系分野でないことがポイントである。私としては環境系で発表してほしいと感じる。

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