この時期には何時も期待していらっしゃる方も多い建築学会の大会。その梗概集の入ったDVDが先月送られて来ているのだが、ちょっと忙しいので私が理解しやすいところから案内する。
福島県 伊達の家完成間近・・・その2
伊達の家の外観はシンプルで無難であるとその1でお伝えした。実は内部も同様である。
南半分は温室、北半分は居住部となって分離することで冬期の日射熱を貯めつつバッファーにもなっている。また床は黒くしてその直下にある厚いコンクリートに蓄熱させ・・・更に熱を移動させる仕組みをコンクリートに埋め込んである。 続きを読む
福島県 伊達の家完成間近・・・その1
伊達の家はUa値0.3w/m2kで気密性能C値が0.1cm2/m2の超高断熱高気密の建物である。着工から1年と半年・・・。ようやく足場が外れ完成間近になった伊達の家。内装下地工事終了前のチェックに伺った。
山形県上山市の「上山の家」断熱材チェック
まだ暗い朝3時50分起床・・・。
パソコンでメイルをチェックし、急ぎだけ返信を作成し、ご飯をつくって身支度をして6時10分頃事務所を出発・・・関川村を通って小国町へでて南陽市から上山市に入る。そのあと山形市を通って一度宮城県に入りそこで南下して福島県の伊達の家でチェックと打ち合わせ・・・。事務所に戻ったのが21時30分を過ぎていた。移動時間8時間で移動距離500km、打ち合わせ・チェック時間7.5時間で計15.5時間の長い日だった。 続きを読む
続・フェーン現象の三条
また提言が生まれるかも・・・。
一昨日のブログで、三条市はフェーン現象で気温が上がるだろう・・・と伝えたが、その次の日に現実となって全国ニュースに取り上げられていた。
今日は外気も乾燥した風
今朝は台風の影響で新潟県はフェーン現象。明け方で30度くらい気温。しかしこういった日は水蒸気が減って空気密度も下がるので意外とすっきりとした視界になる。青は限りなく碧に見える。 続きを読む
長岡の家 耐力壁のチェックと防水シート
長岡市に建設中の長岡の家の耐力壁チェックに昨日伺った。
正午の気温は35度以上になるので、ふらついて足場から落ちてしまっては、全ての人に迷惑がかかるので、日差しが少し弱まる16時から18時まで行った。それでも西日は辛いが、現場で働く職人さんの前でそんな事を言ったら「なめられる」(笑)ので平気な顔をして行う事が肝心。 続きを読む
今年の・・・エアコンから水漏れ
毎年恒例のエアコンの室内機からの水漏れ※・・・。
先日の月曜日、寺泊の自宅では今期2度目のドレン管の吸い込みを行った。
※自宅のエアコンはドレンパイプ貫通穴が20年前の流用で古く狭いため頻繁に起こるようだ。
通風信者が多少減る・・・かも。
今日は・・・ツイッター並の頻度でブログをアップロードしている。
さて・・・
家造り大事と良く言われるのが
光と風
だが・・・
そのとおりである。
しかし・・都市部において夏季の通風は重要としない。 続きを読む
誰もが使う透湿防水シートは・・・危険か?
透湿防水シートは今や一戸建て木造住宅のほぼ全部と言っても良いほど採用されている外壁の下地材。この透湿防水シートが2次防水となり雨水の侵入を防ぐ。
ところがこの透湿防水シートは35年前に新潟県で使われ始めてから何度となく問題が指摘されてきた。特に・・・熱劣化と現場塗り防腐防蟻剤による劣化では大きな汚点がある。
デシカを使った家からのレポート
灼熱の名古屋から
昨年名古屋市内に建設された住宅でオーブルデザインが空調設計をさせて頂いた家のオーナさんに、
「竣工後初めて迎えた夏がこんなに尋常でない夏ですが問題なかったでしょうか?」
とメイルしたところ・・・
予言・・・冷暖でエアコンはバックアップが必要になる。
昨年にはっきりとわかった国内家電メーカーの家庭用エアコンに対する姿勢・・・。
先日案内したとおりエアコン室内機内部において、古い機種より安価な部品が使われる事で冷媒漏れや、錆によるドレン詰まりが発生している。「緑の家」ではないがこの一週間で2件の不具合を聞いた。
再び面白い記事・・・
岐阜は朝3時で29度・・・。
昨日の記事で「一日冷房つけっぱなし」を試そう・・・。
と書いたが、西日本はそんな悠長な事など言ってられないようである。岐阜県多治見では40度を超え、岐阜市でも39.4度と暴力的な暑さになっているようだ。しかも・・・
気密寿命の考え方と最新のデータ
「緑の家」は超高断熱高気密住宅で全棟がUa値021~0.31w/m2kと大変高い性能になっている。気密性は完成平均値で0.6cm2/m2以下とこれも快適性及び換気効率からみて必要不可欠な基準内である。また耐震性は最低設計基準(県内)が耐雪1mで耐震等級2であり、これは関東などの雪の少ない地方にこのまま建てると耐震等級3の高性能住宅。
一方・・・
換気を少し考察 その3 「緑の家」の常時換気方法
「その2」では、⑨、⑩の第三種換気について「風上側の予期せぬ大量給気」について言及したが、気の利いた給気口には、流量抑制のフィンなどがついているので、風上側の大量給気のよる冷たい風の影響は少なくなっている。しかし、風下側の給気口の流入現象や逆流などは解決が難しい。とは言っても風には揺らぎがあるので、一日で見れば概ねOKという地域が多い。その2で申し上げたとおり・・・NGと考えられるのが新潟のような冬期の卓越風が安定して強風である地域となる。 続きを読む
エアコンの進化が劣化とは・・・。
2015年9月まで18年間夏期、冬期とも24時間使用されていたエアコンで東芝RAS-255SD(製作年は1995年)。
当時はCOPが4.5を超える凄い機種だったので購入した。そのエアコンは3年前に取外して屋外の雨がかりで保管されていたが昨日分解してみた。
「て・こあ」でのある一日 弐百四拾五
真夏も通風しない!魔法のような条件。
梅雨明け宣言があった昨日の「て・こあ」・・・
窓は一切開けていない・・・。
勿論・・・エアコンなんてない。
と書くと
『えっ・・・「て・こあ」って確か通風の家だったのでは?』
・・・
・・・。
換気を少し考察 その2 換気計画はとても複雑
その1でお伝えした換気扇の種類で最も単純で安価な方式が⑩である。専門書などはこのような①から⑩の特徴、長所、短所を説明するのであるが、現場実務ではもっと複雑である。ではどんなところが机上設計とちがうかというと・・・先ずはポンチ絵で説明していく。
「て・こあ」でのある一日 弐百四拾四
七夕と湿気
もうすぐ七夕・・・。
「て・こあ」の縁側には短冊の飾られた笹竹・・・。 続きを読む
福島県 伊達の家の外壁完了 超高断熱Ua=0.3w/m2kで夏仕様
福島県伊達市に建築中の伊達の家の足場がようやく外れる。これだけ窓があってもUa値は0.3w/m2kなら大変立派。
勘違いで乗り遅れと日本人の意識
今日はどうかしているのか・・・
燕三条の発着時刻で注意事項のある電車があるとは知らずに新潟行きに乗り遅れた。運転日は金土日のみ・・・こんなことは今までなかった。そんな時刻表・・・色を変えるとか間違えないように改善してほしい・・・かな。 続きを読む
堺市の家 足場取り外し前のチェック
追記あり
週中で流石にまばらな搭乗口。今日は急遽堺市に向かうことになった。2件アポが入っていたのだけれどキャンセルをして、確実に予約できるJALのHPで直接チケットを取った。 続きを読む