下の通り日経ホームビルダーさんによると、3年後の民法改正にをうけて当事務所でも標準契約書式である、旧四会連合の発行する建て主さんと設計の契約書や、建て主さんと施工会社の契約書の改正を行っているそうです。
新町の家追い込みと 関屋の家 フラットべた基礎
いつも「緑の家」アプローチ・・・。
最も身近で安価なPC板を並べただけのシンプルさは既に11年以上前から定番。ですがこれが時を経ると(10年くらいで)いい味を出してくれるのです。
論文の大切さ 査読論文
基礎断熱、床下暖房とカビ
今月の査読論文は読み応えあり・・・。
最初はこのタイトルで
「繊維系断熱材中の真菌移動性状に関する基礎的研究」
です。ファーストオサー(first author)は山田裕巳博士(長崎総合科学大)です。
ところで今回この査読論文集で気づいたのは、本文以外の図や表の説明文字が全て英語になっております。今までは日本語表記も時々あったのですが、どうも統一されたようです。多分・・・本文は文字認識で自動翻訳する事ができるのですが、図に埋め込まれた文字は無理でしょう。ですので図から国際標準化なのでしょうか。
急遽 輸入・・・温湿度計 「INKBIRD」
これは安倍総理ではないでしょか?そうですね。今日は三条市へ応援演説に来ていました。今選挙は憲法改正が焦点の一つ。72年間手つかずのこのGHQの置き土産の憲法に手を付ける歴史的な政権になるかもしれません。その時の首相(多分)がどんな声を発するのか・・・一度確認しておきたかったのです。
ところで本題・・・
一昨年まで常備販売していた比較的安定している温湿度計「INKBIRD」ですが、昨年から国内でも安価に手に入る事ができるようになりました。よって当事務所で手間をかけて検品してまで取り置く必要性がなくなりました。ところが・・・昨日急遽輸入手続きをしました。
超高気密性能の裏付け
完成が危ぶまれる新町の家で、本日大工さんが手を休められるお昼休みに気密測定を行いました。今回は中間気密測定ですが、0.29cm2/m2≒0.3cm2/m2との事です。
床下暖房でのペットボトル型蓄熱の効果
その1 建築学会査読論文から
この写真は2012年に竣工した「緑の家」の床下に当時設置された市販されている飲料水の2Lのペットボトルを500本並べた時の写真です。当時は計算しか実証出来なかったこのペットボトル水の蓄熱効果と同様な実証論文がありましたのでご紹介します。
データの取り違え・・・申し訳ありません。
今夏測定したの床下内熱流量の整理のため再びデータを眺めていると・・・
「あっ、ちがっていた」と気づきました。
データを取り違えたのは
8月13日のブログ・・・
「床下温湿度・熱の移動の実測結果 2017年版 実測データーから真実がわかる」
です。 続きを読む
四方山話 運転が疲れないわけ・・・
私が30系プリウスを止めて「風」にしてから、長距離運転(高速道路を使った運転)が疲れにくくなったと再三再四申しあげておりますが、そのドンピシャ解説がモータージャーナリストの池田直渡氏による情報発信でよくわかります。
伊丹空港へ
今朝は今季一番の冷え込みになり、事務所の室温も21度と夏から24度をキープしておりましたが、肌寒く感じるし温度まで下がりました。
今日から2日間堺市に行っています。先回と同じように新潟空港から伊丹へ・・・。搭乗口前ではいつもように「ドキドキ」しております。そのうち不感になっていくのでしょうが、当面は無理そうです。 続きを読む
超高断熱の防湿層の位置は地域によって決める
多くの設計事務所は、狭い地域だけで仕事を行っておりません。つまり建築する地域の環境条件が変わる事を知っております。そこで設計するにあたり条件設定をし、シミュレーションする癖を身につけております。一方多くの工務店さんは地域限定(所謂地元密着)がゆえに経験で物事を考える傾向が強く、条件が変わると家造りの根幹が破綻する事になります。この事から一般的ではない家(超高断熱など)を造るときに、設計事務所のほうが得意ということがわかるかと思います。今回はその具体例として超高断熱性能をもつ建物の防湿層の位置を考えてみたいと思います。
「て・こあ」でのある1日 壱百壱拾八 薪ストーブのメンテ
定休日の月曜日は、早朝の地鎮祭から直接「て・こあ」に入りました。朝は13℃まで冷え込んだため、至る所に結露による造形が・・・。普通なら見えない蜘蛛の巣がはっきりと目の前に表われます。 続きを読む
大切にしたい 「緑の家」
春に商願申請した「緑の家」の商標登録が登録査定されました。 続きを読む
SNS
先日の台風で皆様の家では被害などありませんでしたか?
寺泊の自宅では簾は9月初旬で撤去しておりましたが、バルコニー上のパーゴラに設置しているよしずは、ほぼ破壊され細分化されてしまいました。本来なら台風が来る前に片づけるのですが、その週末は外出しておりまあ大丈夫だろうと高をくくってしまいました。 続きを読む
パスワード廃止について
1年前に設定させて頂いたパスワードを全て解除・廃止させて頂きます。
これは、パスワードの趣旨を広くご理解頂いたことで、ロックする必要性が薄くなったと感じております。よってパスワードの掛った記事について順次解除いたします。パスワードを発行申請頂いた皆様には多大なご協力を頂き、この場にて心より御礼申しあげます。
平成29年9月 オーブルデザイン 浅間英樹
白アリの侵入はどこから?
国総研資料から 玄関が大事!
2017年9月20日加筆修正 1mm以下→1mm以上に修正
先回ご紹介した国総研のHPのある資料では、住宅の耐久性に関する様々な情報を公開しています。そのなかで今回は「白あり」を取り上げます。
新町の家 内装下地大詰め
新町の家のコーナーサッシ部分です。庇が「緑の家」の外観トレードマークの一つで、屋根直ぐ下であってもあるのです。これらは窓への日差しを遮るというより、ここにかける簾を雨から保護する役割です。
Ua値0.23w/m2K、耐雪1.5Mで耐震等級3認定
ーーーー上山の家 地鎮祭ーーーー
ちょうど1年前にご紹介した本格的土間キッチンのある「上山の家」の地鎮祭が執り行なわれました。長期優良住宅とZEH認定(予定)で、耐震等級3は積雪1.5Mで取得。これを関東などの雪の無い地域で示すと耐震等級4以上(あれば)に相当します。それだけ耐震性に気を使った家で、吹抜けには耐震性を増す工夫がされこの耐震を支えております。また超高断熱性はあたりまえ、土間キッチンと床下暖房を組み合わせ、さらに隠れ家的な面白みのある空間を加え無難な中に遊びも織り交ぜ提案しております。さらに・・・一番の特徴である土間キッチン。ここにはキッチンと一体となったダイニングテーブルがあり、食事を楽しむ生活として「緑の家」が最もお勧めしたいこれからの生活スタイルになるのではないかとワクワクしております。
超高断熱の大型窓が気持ちよい。その2
この写真はラーメン構造のなかに窓と玄関戸がおさまる部分です。緑色がラーメン接合となるフレームで、2階部分にはこの開口部にそのままサッシが入ります。ここで何かに気づいた人は凄い設計者です。 続きを読む
超高断熱の大型窓が気持ちよい。
昨日は早朝から「風」を走らせ、走行距離にして600km弱を移動しましたが天候のせいもあって気持ち良く移動できました。
伊達の家ではサッシの取り付けが少し心配していた日本と欧州の湿気の違い等の変形で、一度中断しておりましたが2日前から再開。ようやくほぼ全てを取付け終了します。
この状態で南面の窓・ガラス全てが入っております。住宅では殆ど見られないガラス張りの南面。
屋根の劣化はなぜ起きる
国総研資料から 防水シートが大事!
以前のブログでも何回か説明しましたが、屋根の防水性は一重に防水シートで保たれております。特に瓦屋根は風速15mを超える風雨になると結構な量で瓦の裏側に水が回ってしまいますから、防水シートがない場合は漏水します。その特性も↓のように報告されております。 続きを読む
ZEHの太陽光発電パネルのリスク
国総研資料から 片流れにはしない!
大量の太陽光発電パネルが急激に設置され始めた2010年以降、住宅の屋根に「片流れ」形状が増えました。しかし大量に太陽光発電パネル(ソーラーパネル)がその片流れ屋根に設置された場合、新たな障害を引き起こすことが報告されております。
「無難」な愛される家を目指す「緑の家」⑦ 家の形 その2
その1では・・・
「緑の家」が1000年前から変わらない木を外壁に使う以上、多分一番無難な形はここにあり、なぜ・・・A.屋根を三角形にして、B.屋根を外壁から外へ延ばしすのか・・・。
その1では、Bの説明をしましたが、その2ではAの「屋根を三角形にして」のことをお伝えします。