新潟の自然素材家で最高の快適性 床下暖房の見学会

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20年間の高気密高断熱住宅Q値1.8W/m2kに住んでいる拙者ですが、当時は無垢材が異常に高く、拙宅では80%が新建材(所謂偽者の木)の床です(緑の家ではない・・・泣)。
しかし建築当時は真冬でも肌足で全く冷たくない床と感じてましたし、実際半そで、裸足で冬も生活してました。所が30代後半で何となく新建材の床を冷たいと思い、一部に無垢材を、そして40代半ばを過ぎたころから、靴下を履くようになりました。これは高気密高断熱の家の性能が落ちたのではなく、自分自身の代謝が落ちたと認めるまでそう時間はかかりませんでした。

そうですね。最近床下エアコン暖房を薦めているのは、自分自身の経験もあったためです。人は年齢と共に快適な温熱環境も変化すると実感しました。適度にスポーツで足腰を鍛えている人は、きっと代謝も衰えずに、足のつま先まで血液が循環して冷え性になりにくいと思いますが、普通の人は代謝が衰え、冷え性でない人も足元が冷たくなりがちです

床下に設置されたエアコンの例 床下もお掃除できる

そこで、床下エアコン暖房が活躍します。床暖房より穏やかな床下暖房の暖かさは、何事にも変えられないほど快適です。普通の床暖房は、表面温度が限りなく30度に近づきます。また、同じ場所にずーといると、循環水温(40から45度)に限りなく近づき低温やけどの恐れがあります。循環水を使わない電気式のものはランニングコストの問題で最近は使う人がいません。ところが床下エアコン暖房では、どんなに同じ場所にいても24~25度です。全く低温やけどの心配はありません。但し床下暖房には最大の欠陥があります。それは10年もすると床下内が不衛生になると言うことです。
例えば、10年間使っていない埃だらけの倉庫で暖めた空気を寝室に入れたいですか?そんな空気なんかいやですよね。でも今の床下暖房はそうなりえるのです。床下が低く、床下に人が入って掃除できないので、何十年もの埃がたまってしまいます。これは当ホームページの10年もまえのコラムで警告してます。埃だけならまだ良いですが、もしかしてゴキブリやゾウリムシの死骸がたくさん干からびているかもしれません。そんな床下を見てしまったら・・・。そんな空気を使いたくありませんよね。だから当事務所の床下は人が歩けるのです。掃除できるのです。最大の欠点を克服した緑の家の「床下エアコン暖房」をお勧めします。さらに単に床下を高くすると相当の熱損失が生まれます。この問題も解決しました。

床下暖房の家は、真冬でも裸足のほうが快適。自然素材である無垢の無塗装の床の肌触りを最大限生かしてくれるのが、床下エアコン暖房なのです。是非お勧めです。そんな実感をして頂くために、見学会を1月の23日、24日に行います。是非最高の快適性をお確かめ頂ければありがたいです。

因みに、電気床暖房と比べると床下エアコン暖房は、オール電化のやりくりナイト8と高基礎の高蓄熱量を組みあわせ、電気代が単純に1/3(深夜電力料金)×1/3(エアコンCOP3)=1/9になります。これは深夜蓄熱暖房機をヒートポンプエアコンを使って暖めているからです。このように最高の経済性がおまけについてきます。

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