「 日射遮蔽 」一覧

今夏は簾(すだれ)を科学する。番外編2

日射遮蔽の有効性は10年以上前、様々な論文でも紹介している。真夏では日射遮蔽が夜間通風より効果があるとの根拠になったのは恩師のラボであるこの↓論文である。

新潟 住まい 夜間冷却と通風の効果
この図は昨日ご紹介した赤林研究室(A-lab)に紹介されている研究。夜間冷却を積極的に行っても、8月の気候では冷房負荷が5%の削減にしかな...

今から10年以上前の論文・・・。

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今夏は簾(すだれ)を科学する。番外編1

TEXT アサマヒデキ

自宅バルコニーに設置される簾とよしず(屋根水平面)。風景がよく見えるのがメリット。

簾の良さはなんと言ってもこの風景透過の美しさにある。そのかすむような淡い風景は夏の強い日差しにぴったり。外の見え方で人の心がどのように感じるかを科学的に説明出来ないので浅間が書く今回は番外編とした。

本題に入る前に私のミスで簾を科学する「その1」~「その4」の中で直達日射と直射光を同じとしてとらえてしまった。ここでは直射光でありここに訂正しお詫びする。

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今夏は簾(すだれ)を科学する。その4

TEXT スタッフM

大型外部ブラインド10セット設置した伊達の家

簾と外部ブラインドを比較するため、その3では外部ブラインドを基本形である羽が平行の状態で検討したが、羽が平行な状態では日射が入りすぎてしまうことがわかった。そのため実際の生活では羽に角度をつけて日射を防ぐことになるだろう。

そこで、外部ブラインドの羽の角度を変えた場合について考える。

尚、その1その2その3と同じようにこのページでは日射遮蔽は直射光のみを扱う。

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今夏は簾(すだれ)を科学する。その3

TEXT スタッフM

ラーメン接合の窓の多い伊達の家では東南全ての窓に外部ブラインドを設置し日射を防ぐ。

簾に高い日射遮蔽性能があることはその1その2でお話しした。

では外部ブラインドはどうだろうか?

簾と同様に科学的に検証をする。尚、その1、その2と同じようにこのページでは日射遮蔽は直射光のみを扱う。

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今夏は簾(すだれ)を科学する。その1

TEXT スタッフM

室内からは簾があっても外部は丸ごとしっかり見える。この特徴を持つことが簾が愛される理由。

夏の窓際といえば「簾」・・・。

「緑の家」の外観といえば、基礎が高くて簾と大きめの庇があること。

「緑の家」ほど正式に簾を薦めている設計事務所や工務店はないだろう。

昨年は住宅業界に少しは参考になるであろう「土縁は夏のためにもある」という提言をした。この夏はこの日本の文化でもある簾をスタッフMが少し科学的に検証する。

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真夏の見学会では最適な週 
蓮潟の家 その3 簾による日射遮蔽

でっかい窓を余すことなく見ることができるのが「簾」。そして外から一切見えないことも簾の良さ。光は床に反射して梁裏をうつす。

昨日蓮潟の家の日射遮蔽を設置した。そうご覧のとおり「簾」である。
簾は室内から見ると全て透過して見える・・・が、外からみると、

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柏崎の「緑の家」 Ua値0.26w/m2Kで国認定の超高断熱住宅 仕上げ中

Dsc05489庇があると彫りの深さが違う気がするような・・・

Ua値0.26w/m2K(旧Q値0.9w/m2k)で国認定の超高断熱住宅。加えて耐震等級3で床高1.5mの高基礎・・・完成間近です。

玄関部分が形になり、何時もの「緑の家」の入りやすい低い玄関・・・。人を招き入れる雰囲気がよいですね。

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「緑の家」の夏の電気料金 24時間空調(冷房)

今日は今期初めて朝の気温が10度以下になりました。もう直ぐ冬ですね。

さて・・・秋に夏の電気代が明確になります。

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オール電化(水以外全ての光熱費が入った)の真夏電気代

「緑の家」のオーナーさんからメイルで電気料金が送られて来ました。
家中全て24時間連続エアコン運転をして27度付近を維持されていたK様です。
オール電化ですからこの料金には、給湯代、調理代、照明、家電すべて込みのの電気代です。

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「て・こあ」でのある一日 ㊲ 秋支度

Dsc04816

お盆前からまともな休みが取れなく「て・こあ」でのある1日のアップが一ヶ月以上も途絶えておりましたが、昨日久々に奉仕に行ってきました。・・・
上写真は「て・こあ」の主の抜け殻です。
なんと2m近い脱皮のあと・・・多分あの青大将でしょう。今年も「て・こあ」を守ってくれております。

 

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夏至を過ぎたので夏の準備・・・

Dsc04307ウッドバルコニーは3年経過。最近使わないので苔が生えてきている。

昨日寺泊の拙宅で夏に準備を行いました。

夏至を過ぎたので夏の準備・・・ここポイントです。夏至とは太陽が一番高いところに来る日です。これからは太陽の角度が低くなり冬至にむかいますが、暑さはこれから2ヶ月後がピークであることがポイントで、南窓に庇があっても日射は斜めに寝てくるので暑さは窓から入って来やすくなります。そこで南側でも簾等の設置が夏至以降に始まるわけです。つまり南窓であっても相当長い屋根や庇でないと日射を防ぐ事ができません。ここは設計者でも間違えやすく、特に南中時(お昼)の太陽高度だけを図面に書いて日射を防げると表現する事は間違いです。南中時以外は太陽の仰角は緩くなります。

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2012年建築学会論文発表から その1

Dsc08275

今年の建築学会の大会で発表される論文は大凡8000です。凄い数で、建築系論文発表の大会は医学系論文の発表大会の次に大きな催しです。

この多さはやはり実社会に直接与える影響=金額も大きいからでしょう。物理、数学は基礎的な学問で最も大きな影響を与える基礎学問と思いますが、直接実社会にもたらされる事(企業利益)が少ないので、研究費が多くない=論文数が少ないか、ハイレベル過ぎて論文が書けないから少ないの両方でしょう。

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拙宅 寺泊の朝食・・・

Dsc08204 ネットで朝の情報をチェックしながら食べるながら朝食(行儀が悪いね)

忙しくて週末帰れない週でも金曜日の朝は、自宅で過ごすことが多いです。
しかし6時前には自宅を出るため朝ご飯をゆっくり寺泊で取ることは無いのですが、今日は別・・・。朝ゆっくりとバルコニで朝食を取りました。

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暑い中、仙台、千葉からありがとうございます。

Dsc07729 意外とモダンな家にも簾が似合う。簾は燻したモノをチョイス。「緑の家」オリジナル簾かけが室内から見た圧迫感をなくす。

今日の新発田は34度と今年一番の猛暑・・・。

そんな中、遠くは仙台、千葉から、県内では上越、三条から足をお運び頂き大変感謝です。
本当にありがとうございました。

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新潟県の「暖房」と「冷房」と「通風」

Zu1 北陸地方のデータ-。全国データ-でも若干差はあるが、暖房と給湯のエネルギー消費は全体の2/3を占める。特に暖房は給湯に比べ半年しか使う期間がないのに・・・。

このグラフは当HPでも2005年にこちらの「オーブルデザインからの提言「家造りは冬を旨とすし」」で紹介しております。

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新潟県内で最高のQ値の家  西裏館の家 内容②

Dsc05778 仕上げ工事真っ最中の現場。職人さんは合計20名近く・・・。人密度は最高頂。

オーブルデザインの「緑の家」では、意図しないところで、とても素敵な空間ができる事があります。

今回はこの階段の正面から見た所・・・

正面の2階の壁が浮いているようなそんな空間になっております。

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新潟県内で最高のQ値の家※ 西裏館の家 完成見学会 3月20日 21日

※・・・国で認定されたQ値。各企業が独自で算定した未公認のQ値は除く(2012.1月時点)。
もしこのQ値を超える数値で国に認定された家(新潟県内限定)をご存じの方はご一報ください。お礼として当事務所で扱っているキャリバーⅢ(温湿度計)をさしあげます。

Dsc05548基礎が高いのに高く見えないSSプランの「西裏館の家」

Q値 0.83w/m2k 超高断熱
C値 0.1cm2/m2 中間時測定 超高気密
μ値 0.026 日射遮蔽係数 認定
耐震等級 3等級+α 最高値認定 αは制震テープ仕様
積雪 2m 三条市の正規の設計積雪量
その他 長期優良住宅認定、床下暖房 木の外壁

名実ともに最高の性能をもつ「西裏館の家」の完成見学会の日時が決定しました。

3月20日(火)春分の日 9時30分~18時
3月21日(水)平日    10時~15時

駐車場の都合により完全予約制とさせて頂きます。
久しぶりに折り込みチラシを配布する予定です。

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30型プリウスから 上 遮熱とIR(infrared)

Dsc04220リアガラスは鏡のように反射する

ご存じのとおり最近プリウスを買いましたが、購入前に調べた事がありました。それがプライバシーをも守るガラスフィルムです。

私が選んだグレードは価格が安く燃費が一番良いLグレードで、このLグレードには標準で荷台隠し(トノカバー)がありません。よってリアガラスがトーメイだと中の荷物が丸見えです。

これではまずいということでプライバシーフィルムを貼ることにします。このフィルムはトノカバーより倍の価格ですが、リアシートのプライバシーも一緒に守れるフィルムの方が良いでしょう。

プライバシーフィルムを調べるとスモークガラスタイプのIRカットフィルムが現在のメジャーだそうですが、IRって何?

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またも防火基準が・・・今度は木外壁の不燃木材

Dsc022587月の始めには夏仕様になっていた「豊栄の家」 認定Q値0.99W/m2k。の超高断熱。  木の外壁だから簾が似合う・・・涼しげですね。実際室中は27度で湿度60%でも輻射熱がないので快適!(外は28度で湿度高め)。この写真は下の記事には関係ありません。

今年の2月に多くの工務店、ハウスメーカーが高断熱サッシとして使われる「アルミと樹脂の複合サッシ」の防火性が基準に満たなかったのに、国に認定され使われていた事で大きな問題となりました。

今度は木の外壁で「不燃木材」として国に認定されていた建材でほぼ全ての(サンプル中90%)が基準を満たさないことが発覚しました←ここクリックもし認定を受けた建材と同じものでこの結果ならこれははっきり言って販売した企業のせいではなく、認定を出した「国の機関」ではないでしょうか?

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超高断熱で天然素材の完成見学会    終了 その2

Sdim9348_2 雨に濡れることのない広いデッキ。濡れ縁の雨に濡れた感じと庭木が雨を楽しむ・・・日本人の感性。

前日の続きで写真で超高断熱で天然素材の豊栄の家をご案内します。

PS 見学会でスイーツの差し入れありがとう!S様
〃    飲み物の差し入れありがとう!Y様

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超高断熱 Q値で0.97w/m2K 夏期日射遮蔽μ値は0.027で評価

Dscn7939 これは評価機関から発行された書類(評価書)の写真です。今回は評価機関が混んでいて時間がかかりました。

「緑の家」SSプランで複数の長期優良住宅の認定を取得していますが、今度の認定はQ値で0.97w/m2Kでした。

この地域の国の次世代断熱基準(高気密高断熱基準)はQ値2.4、μ値0.07ですから
緑の家SSプランではQ値2.4倍の性能、μ値は2.6倍の性能です。単純には一般の高気密高断熱住宅より半分以下の暖冷房費と言うことです。この断熱係数Q値や日射遮蔽係数μ値の算出では、簾やレースカーテンは勘案してませんから、綿密に算出すると実際はもっと上になるかもしれません。

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新潟 住まい 夜間冷却と通風の効果

Fig4 この図は昨日ご紹介した赤林研究室(A-lab)に紹介されている研究。夜間冷却を積極的に行っても、8月の気候では冷房負荷が5%の削減にしかならない。それより簾などで日射遮蔽をしっかり行った方が冷房負荷を30%削減できるとなっている。詳しくはここです。

昨日、市街地での通風は効果が少ないとご紹介しました。その続きで通風のため積極的に窓を開けても効果は5%であるという研究結果もありますのでご紹介します。

これは以前からご紹介しようしようと思い、すっかり忘れていた夏の夜間通風の効果。この連日の熱帯夜では誰もが夜間窓を開けても家の中は冷却されない事は一目瞭然(まあ防犯上から夜間開けられる窓は少ないので、殆ど削減効果はなくなるだろうが・・・)。

ある特殊な工法では窓や床下換気口等から、夜冷えた空気を家の中に取り込んで次の日に生かすよと宣伝している(宣伝していたという過去形かな?)建築関係者がいますが、今この熱帯夜でもそんな事信じているのでしょうか?

昨夜仕事終了後、真夜中の12時頃町内ゴミ当番でゴミ収集場にセットをするため歩いて行きましたが、こんな深夜でも各家から聞こえるエアコンの音。昨夜の12時頃の気温が28度ですから皆さんエアコン全開です。今の時代「エアコン」があって本当に良かったですね。この魔法箱のおかげで毎日安眠、快適、感謝感謝の毎日です。


超高断熱 Q値 0.86W/m2Kと0.93W/m2Kの家の暑さ対策 遮蔽

Sdim8519 「緑の家」は超高断熱の家を勧めていますが、今年のご相談、お手伝いしている家はほぼ全てがSSプランの家です。その設計が終了している家のQ値は

Q=0.86w/m2k S邸 (耐雪2mのビックスペースのあるSSプラン)

Q=0.93w/m2k H邸 (ターシャのような自然素材で高性能の家) 

と超高断熱にふさわしい性能値(第三者評価なしですから暫定)です。

こんな暑い中「超高断熱」なんて語句はそれだけで暑くなりそうな感じですが、そこは大丈夫。SSプランの家は「簾」が最初からかけられるように、あるときは庇が(ピンクの丸)、あるときは簾受けがついております。

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