ある「緑の家」のオーナーさんからドレーキップ窓の枠内に水が何故溜まるのか?との疑問を投げかけられた。
「 超高断熱、無暖房、パッシブ、Q1、気密 」一覧
誤解される床下暖房のエアコンの位置
どうも誤解があるようなので改めて説明したい。
「緑の家」の床下暖房に使うエアコンの位置を勘違いしている方が多い。
現在の「緑の家」で行う床下エアコン暖房は、1階床上に設置されることが標準である。床下内にエアコンの設置はしていない。
だから現場発泡断熱材は嫌い・・・
事務所に10年以上前の現場発泡ウレタンフォームのサンプルがある。しかし何故このビニール袋の中にあるかと言うと・・・ボロボロに劣化しているからである。
伊達の家 完成「前」 2
温室土間という新らたなコンセプトによってプランニングされた伊達の家。
窓の大きい超高断熱住宅は厳寒期以外はオーバーヒートすることは良く知られている。しかし伊達の家はオーバーヒートを故意にさせる(30度前後)。そのためオーバーヒートさせる空間は居住空間とはしないのが特徴。 続きを読む
福島県 伊達市の「緑の家」 完成前チェック
灯りが点り・・・完成を祝福しているよう・・・。
福島県伊達市で完成見学会
本格的土間シリーズ第2弾 温室土間のある家
2018.10.11日更新 14日の時間の変更あり
当面このページをトップ記事に固定。
Ua値0.3w/m2kの超高断熱と最大の日射取得を考えて木製断熱窓を計画した「伊達の家」の完成見学会の告知。 続きを読む
2018年建築学会 梗概集から その6 防湿シート無しの壁
その6は、「ある条件のセルロースファイバーを使用した壁体における防露性能評価に関する研究」である。
簡単に申し上げると、セルロースファイバーの壁体は防湿シートを省略して内部結露を生じないか?
の評価である。 続きを読む
超高断熱の取り組みは10年前から全棟で・・・。
長岡の家 防水および断熱材チェック
9時現在の各地の気温・・・。三条市と堺市では先日と真逆の関係。
三条市では9時過ぎには31度を超え、日が射せば35度を超える勢いであるが、天気予報では午後から雨なのでこのあたりがてっぺんか。 続きを読む
福島県 伊達の家完成間近・・・その2
伊達の家の外観はシンプルで無難であるとその1でお伝えした。実は内部も同様である。
南半分は温室、北半分は居住部となって分離することで冬期の日射熱を貯めつつバッファーにもなっている。また床は黒くしてその直下にある厚いコンクリートに蓄熱させ・・・更に熱を移動させる仕組みをコンクリートに埋め込んである。 続きを読む
福島県 伊達の家完成間近・・・その1
伊達の家はUa値0.3w/m2kで気密性能C値が0.1cm2/m2の超高断熱高気密の建物である。着工から1年と半年・・・。ようやく足場が外れ完成間近になった伊達の家。内装下地工事終了前のチェックに伺った。
誰もが使う透湿防水シートは・・・危険か?
透湿防水シートは今や一戸建て木造住宅のほぼ全部と言っても良いほど採用されている外壁の下地材。この透湿防水シートが2次防水となり雨水の侵入を防ぐ。
ところがこの透湿防水シートは35年前に新潟県で使われ始めてから何度となく問題が指摘されてきた。特に・・・熱劣化と現場塗り防腐防蟻剤による劣化では大きな汚点がある。
「て・こあ」でのある一日 弐百四拾五
真夏も通風しない!魔法のような条件。
梅雨明け宣言があった昨日の「て・こあ」・・・
窓は一切開けていない・・・。
勿論・・・エアコンなんてない。
と書くと
『えっ・・・「て・こあ」って確か通風の家だったのでは?』
・・・
・・・。
福島県 伊達の家の外壁完了 超高断熱Ua=0.3w/m2kで夏仕様
福島県伊達市に建築中の伊達の家の足場がようやく外れる。これだけ窓があってもUa値は0.3w/m2kなら大変立派。
堺市の家 中間気密測定
予告通り・・・大阪府堺市で建築中の「堺市の家」で中間気密測定がおこなわれ、目標となる0.6cm2/m2以下の0.5cm2/m2を計測した。
堺市の家 気密工事
堺市の家を施工して頂いているのは、建築地域地元の片山建設さん。この片山さんは広く中小の建物を請け負う会社さんで、逆に高断熱高気密住宅に特化しているわけでもなく・・・というより本格的な高断熱高気密住宅を作ったことはなかったと聞いている。 続きを読む
大きな庇でも・・・超高断熱の美しい窓廻りは出来る。
塗装する前の窓廻りの施工が伊達の家の現場からラインで送られてきた。
いいねー。仕上げをしなくとも美しい窓廻りになっている。 続きを読む
新潟市 関屋の家 天然素材家具取り付け開始
関屋の家の完成見学会は4月21日、22日に決定。後日ブログにて予約を募集する予定。
「大樹の会」って知っている?
昔から使われている素材「だけ」で造ることを特徴としている家具屋さんである。
床下暖房のエアコンバックアップって必要か?その4
床下エアコンの選定 寒冷地用エアコン
床下暖房のエアコンバックアップって必要か?その3<br />床下エアコンの選定から3週間も経ってしまった。これは自宅や「て・こあ」周辺の大雪に驚いてしまったからで、期待して待っていた皆様には遅くなった事をお詫びする。
このシリーズの最後である「その4」は寒冷地用エアコンについてである。我田引水であるが、住宅のエアコンの選定では豊富な技術的助言が可能である。これは私の博士論文が「住宅のエアコンの選定」であり、この分野を深く知ることが出来る機会があったためである。
過度の加湿・・・いい加減に止めませんか?
湿度に間違いがあったので修正。2月9日
最近の地上波のお茶の間ワイドショーによると・・・
「風邪の予防にうがいは効果が無い」
と医師がでてきて解説していた。
あれほど、あれほど・・・数十年前から風邪予防には
「外出後はうがいをしなさい」
的な上からの物言いで信じ込まれていたうがい・・・。
私は20年ほど前からこれは眉唾だと思い、うがいなど殆どしたことがない。
結露防止なら湿度30%でもよいかも。
「緑の家」はCF(循環ファン)で自由に可変。
ただ今三条では3日間連続真冬日となっている。こんな時期だから結露の話題。今回の結露はガラス窓に付く表面結露のこと。
「緑の家」では9年前から全棟床下エアコン(土間キッチンを除く)を採用している。新潟県では床下エアコン暖房ではなく、普通にエアコン暖房している家は少ない。エアコン暖房は結露の心配の無い暖房機としても有益である。
高気密高断熱に必要な「気流止め」とは?
気流止め・・・って聞いた事がありますか。
建て主さんから質問がありましたので少し詳しく説明したいと思います。 続きを読む
超高断熱で床下暖房の重要ポイント。
新たな基礎断熱を併用。その1
ちょうど1年前に新たな基礎断熱方法を取り入れると宣言しました。その時は新潟県より寒い地域からと・・・。しかし来年から新潟県の住宅にもAグレードなら上の基礎、Bグレードならシングル配筋のべた基礎で上のような断熱も両方ご希望により従来の基礎断熱とともに併用※します。
※おのおの一長一短があるので。
BELSと換気の消費電力
ちょっと一般の建て主さんには今回の記事はわかり難いかもしれませんので、スルーして頂ければと思います。
BELS(ベルス)って知ってますか?
多分、ZEH(ゼッチ)認定を取得された方ならわかります。
BELSとは国が行う建物の省エネ性評価です。 続きを読む