高性能な家の窓及びガラスには寿命がある。

ある家のペアガラス内部での結露とカビ、汚れ。

窓につかうガラスは一般的に半永久かなと思っているはず。確かに単板ガラス(真物一枚ガラス)はほとんど劣化しない。しかし・・・超高断熱高気密住宅に使うペアガラス及びトリプルガラスは劣化し、その寿命は30年から35年と考えている。実際過去には10年くらいでカビが生えたペアガラスがある。

続きを読む

otomo vie cent リノベ その4 土壁の修繕

白っぽいところが補修した土壁(荒壁)。右の黒っぽいのが煙突貫通部分。

otomo vie centの土壁は、何度か行われた普請(リフォーム)の電線工事や工事や地震の振動で至る所に穴や隙間がある。その部分を埋めないと天井をはがしたときに、暖気が全て外へ逃げてしまう。このため壊す天井を足場にして土壁の補修をおこなう。

続きを読む



なぜ再生回数が増えないのか

以前ご紹介したJJJ Channelで斉藤先生と対談する上のシリーズは大変面白いが、再生回数を見るとネットアップ後2年で116回とほぼ身内のみでは無いかと思われるほど少ない。しかしこの回は大変参考になる。多分一般ユーザーも当ブログの読者さんなら「そうそう」と相づちすると思う。

続きを読む



otomo vie centの小屋裏

昨春から始まったotomo vie centのリノベ計画を進めるために、その構造を把握しようと小屋裏にあがる点検口を探していたが、全く見つからない。通常は押し入れの天井板が外れたりするのだが、そんな押し入れはない。となると、居室天井板の一カ所が外せることもあるので脚立にあがり高さ3.6mある天井板を押してみるがびくともしない。

続きを読む



高基礎時の構造計算と床下収納の汚れ

高さ1400mmの清潔な床下空間は「緑の家」のトレードマークのよう。電線や配管など綺麗に施工されている。

「緑の家」が最も自慢できる事に、25年間全棟に採用している高基礎がある。

先回もオンライン講習会の録画をみていて、まさしくそう思った。

続きを読む


脱臭機のその後

ジアイーノの操作盤。

使ってみると意外と好印象のジアイーノ。使い始め当初は漂白剤のような匂いが少し気になったが、鼻が慣れたのかそれとも機械の洗浄に使う薬品の匂いだったのか、今ではほとんど気にならない。しかし水の消費が思っていた以上にあり、一日中洗濯物を干している感覚で湿気は放出されている。大体カタログどおり170cc/hくらいか・・・。

続きを読む

お風呂CF(循環ファン)こそ無難な象徴。

「緑の家」といえば超高断熱、高基礎(床下収納)、窓庇有り、簾フック付き・・・そしてお風呂CFの推進だろう。住宅こそ無難であるべきを薦める「緑の家」の中で、排気用換気扇を止めたお風呂CFだけが無難ではないと思われるだろう。実はこのCFこそ最も無難な仕様なのである。

この続きを読む

パッシブ換気の講習

新潟県ではほとんどなじみの無いパッシブ換気の講習会をスタッフMがZOOMで受けた。パッシブ換気とは、電気的な動力を使わず、温度差や風力のみで行う24時間換気システムのことである。但し建築基準法28条の2の換気設備に該当しないので、一般的にはパッシブ換気を設けても24時間換気設備を設けなければならない。

続きを読む


お風呂場の溺死の原因はヒートショックではない・・・か。

今から6年以上前に入浴関連事故の調査が行われている。このころから冬季のお風呂場での事故が注目を集めるようになった。しかし報道ではまだまだ詳しい内容を伝えていない。またデータをありのまま受け取ると違った見方もある事を紹介したい。

続きを読む


無難とは「難がない」という凄い事。
屋根の架構方法とプランの関係

5年前に「『緑の家』は無難な家を目指す」と宣言している。

周りの人に無難な家を造るというと、皆さん怪訝そうな顔になる。無難とはさして優れておらずありきたりな物という印象のためである。しかし茶の世界にも「無事」という言葉があるそうで、これは平穏無事ではなく・・・

続きを読む

新発田市金塚の家 基礎配筋チェック

高基礎の全景。やはりしっかりした基礎計画である。

気温7度と時折霰の混じる日に基礎の配筋チェックを行う。時折強く振り付ける冷たい雨の中でメジャー棒であっちこっちと確認する。こんな季節に基礎をつくるなんてと思われる方・・・ホントは冬こそ基礎に優しい季節である。

続きを読む





10年目メンテナンスと半年経過の家

米杉のベベル(下見板)貼りで10年経過した正しく「緑の家」と呼ぶにふさわしい。

先日五月町の家が10年経ち、「緑の家」10年目の有料メンテナンスに伺ってきた。ウエスタンレッドシダー(米杉)の色がシルバーグレー化して、周囲に溶け込み「The 家」となっている。

続きを読む


COVID-19とダクト換気セミナー

タイムリーなセミナーである。

オーブルデザインでのCOVID-19へのスタンスは、この7月28日のブログでお伝えしたとおり、指定感染症の取りやめかランクダウン(緩和)である。COVID-19がもたらした日常生活への影響はこれからが本番。経済と自由な活動停滞で多くの人に影響を及ぼすと考えている。一方このCOVID-19で少し改善した事は、様々なセミナーや講演会が事務所でタイムリーに視聴可能なことであり、上のセミナーも視聴できた事。

続きを読む


お盆前・獣・夏・etc.

皮は嫌いのようで中身だけしっかりくり抜かれ、駐車場に放置された胡瓜。皮もおいしいので粗末にしないで食べなさいと言いたい。

いきなりであるが、
otomo vie centの菜園の胡瓜が何物かに食われた。
歯形があり、2mと高い位置の実だった、葉にある糞の感じから野ねずみと思われるが確証はなくこれでトマトを始め琵琶等も口の中に入ることはなかった。

続きを読む

ゼロリスクを考える。COVID-19など

設置3年目のエアコン水漏れ時の写真であるが、送風口の奥に黒いカビが見える。

夏にエアコンを使えば数年後にその内部で99%の割合でカビは発生する。それを避けることはほぼ不可能である。内部掃除をしても手が届かない所で限界はあるし、現在の複雑になった機器内で普通の人が隅から隅まで掃除できるはずもない。

続きを読む

国総研の資料2  木の耐久性

以下資料は全てこの報告書からの転載である。

2回目は木の耐久性である。このことはブログで何回も登場しているので根拠として説明する。「緑の家」は超高断熱高気密の特徴があるが、大事にしている順番は耐震性と耐朽性が一番で、快適性の手段である超高断熱は2番目になる。

続きを読む

夏野菜と飲み物

長雨が続き夏野菜が高騰気味。先週は中ナスが3個、胡瓜が3本で各300円(税抜き)と、露地物の季節のはずなのにまるで真冬の値段。気軽に買えないのでストレスが溜っていたところ・・・

続きを読む





2年目のメンテナンス

北東側の木の外壁は3年経ても色ムラは少ない。

今年の春先の予定だったが2年目のメンテナンスであるが、COVID-19の影響でどちらかというと3年目に近いメンテナンスとなった。

続きを読む

間に合わなかった・・・

緊急訂正 2020.0606_0715 匂い残りの原因は塗装屋さんが指定品以外を床下に使ったらしい。修正が間に合わないのでそのまま行います。折角「緑の家」の香りを楽しみに来て頂いた方には心からお詫び申し上げます。

明日は完成見学会なのだが・・・間に合わなかった。

続きを読む


新たなる古い民家のリノベ-ションを・・・準備

住宅の玄関部分は過去何回か増改築が行われており、この玄関は使用されている建材から50~60年ほど前に増築されたと思われる。一方内部の主部分は 築120年とのこと。

8年前から行われ現在も続いている築100年の「て・こあ」のリノベに続いて築120年前の古い民家のリノベ-ションが始まる。

続きを読む

1 2 3 4 5 6 7 8 16