積雪地の耐震性

「緑の家」は20年前から許容応力度設計で耐震性の確保を行っております。

今、同じ平屋で地域が全く違う「緑の家」の設計を行っておりますが・・・

上の図で左は積雪30cmの地域で平屋(瓦で重い屋根)30坪の耐震等級3に必要な耐力壁の位置と強さです。

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パッシブな暖房で考える伊達の家 4 超高断熱と構造の関係

日頃から住宅の設計で一番大事なことは

「構造」の安全性

と申し上げております。

ここで「緑の家」が超高断熱住宅を造るにあたり気を付けていることは・・・

超高断熱化は家の重量が増える事の認識です。このテーマはちょっと建て主さんには難しい内容なのでスルーしてくださっても結構です。

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会津坂下の家 気密工事

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屋内の床下内で全ての排水管を合流させ、屋外での凍結防止の工事を最小限にする。上の上水も屋内でゲートバルブが有るのが会津流とのこと。

会津坂下の家に昨日工事監理に伺いました。

伺って感じるのは新潟と会津坂下町の気候の違い。 続きを読む


熊本地震での倒壊原因(案)を国総研が発表

熊本地震での倒壊原因(案)

やっぱり筋かいではなかった原因

12349876覚えていますか?5月に浅間が言ったとおりの結果になった。

今年の4月に熊本で起きた地震で多くの木造住宅が倒壊しました。そこで直ぐに国は現地調査を始めましたが、4月の下旬~5月のに出された調査チームの第一声は

「筋かい が悪そう・・・」という「私感ですが」と念を押した言葉でした。

しかしその4ヶ月後の9月12日に国の専門家チームでだした結果は・・・

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重要!耐震性の基本は法律をまず守ること その2

今月号・・・濃い内容である。

何時もご紹介している日経ホームビルダーという住宅業者専門誌に。この度の熊本地震の特集があり、

「長期優良住宅を取得した住宅が倒壊した原因を検証」

とあり途中検証ですが良い情報が掲載されており(24日閲覧可能)ました。

この本の販売はこちらで行っております。

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高崎の家 上棟検査終了

Ua値0.3w/m2kで新Q値で1.15w/m2K、旧Q値で約0.98w/m2K。耐震等級は積雪を基準の倍で70cm時に等級3を取得した超高耐震。

群馬県高崎市に超高断熱高気密の「緑の家」が造られております。施工はHEAT21や高崎市でとても有名な「アライ」さんです。

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家富町の家 断熱材貼り

寺屋の弁天様前の家富町の家。今度この弁天様をご紹介したい。

栃木県の足利市の家富町の家に現場監理で伺って来ました。

屋根も全て終わり、付加断熱部分であるフェノバボードを張り終え、サッシの取付けになります。「緑の家」独特のダブル胴縁やサッシの取り合いなどをチェックしてきました。

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高基礎=収納の質問を時々受けます。

メンテナンス重視の床下収納。主たる目的はメンテナンスに尽きる。

今日問い合わせで・・・

「床下収納は1階フロアー1/2以下ですねよ?」

「なぜ床下全体がつながっていても大丈夫なのですか?」

との質問をよく受けます。これは同業者さんも同じ疑問がある方がいらっしゃいますが、専門家の人は自分で解決してください。一般の方にお答えするには少し難しいのですが・・・

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高崎の家 模型完成

何時もの高基礎の「緑の家」が県外に拡散中・・・よいことだと思う。

現在冬の日射がある地域での設計(実施、基本を含む)4つ行っておりますが、その中の「高崎の家」のスタディー模型が出来上がりました。効率を最優先する建て主さんが殆ど考えたプランと外観・・・シンプルで無駄がありません。

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13日から16日まで事務所で仕事・・・

当事務所のCADは汎用AUTOCADで設計事務所らしくmm単位の入力。一つ修正すると数枚の画面上で修正が必要となる。

上の画面は本日朝の私のディスプレイのスクリーンショットです。

画面は4画面合計で約3840×2104-(一部1360×1024が欠損)で、ほぼ4K画面位の作業量スペースがあります。ここに・・・

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超高断熱の家(旧Q値で0.81w/m2K)着々と⑧

コンセントやペレットストーブのメガネ石などが見える。

超高断熱旧Q値で0.81w/m2kの日之出町の家の充填断熱部分です。
まるで土壁を見ているような色合いとはめ込み具合です。
とても綺麗に入っております。充填断熱材はファイバーウッド。

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「て・こあ」でのある一日 ㉕ 歴史の記録

何時も東京駅で気になっていた「東京ばな奈」をとうとう食べた。やっぱりバナナってとても魅惑的。

3月末の所内は会話も少なくなるほど物々しい雰囲気でした。ブログ更新も少し時間が空き、

「まだ更新していないのか?」と思われた人も多いでしょう。お待たせしてすみません。

また約束した期日に図面や模型、設計に遅れが生じ大変ご迷惑をおかけしました。ようやく日曜日にピークが終わり、今週から少し落ち着いて業務してまいります。

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何時聞かれる事・・・行政は耐震チェックしない事

建て主さんとの相談時に何時も聞かれる事があります。

(場面)  事務所であるお宅の設計図書をお見せしながら

オーブル「このように当事務所で構造図まで書いて見積もるのです」

建て主「構造図を設計者が書くのは当たり前ではないのですか?」

オーブル「いいえ、普通は外注です。木を加工する会社が書くのです」

建て主「そうなんですか。でも最後は行政が耐震性をチェックするのですね」

オーブル「行政は普通の住宅の構造チェックはしません」

建て主「えっ・・・では誰がチェックするのですか」

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仕様も構造  構造が一番重要

オーブルデザインのブログ記事は約1500ほどになります。その殆どが日常的な日記ではなく、家の設計に関わる技術的な事です。ですので全て読んで頂くと、結構コアな人になります(笑)。

自分でも過去分を読み返すと・・・

えっこんな丁寧に書いていたの?

と、ビックリする事があります。

上の写真は特に今見ても違和感があります。↓にリンク

http://arbre-d.cocolog-nifty.com/blog/2013/01/post-7181.html

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超高断熱Q値0.9相当の家 急ピッチと   今後の「緑の家」の変化

家の設計を高性能で自然・木の素材。三条 長岡見附 柏崎 新発田 新潟で高断熱

変化する柔軟性が大切・・・ただし機が熟した時に。

青く着色された所が1階床部分

荒町2丁目の家です。青いところが1階の床・・・

背が高い基礎と高い位置の1階床・・・

そしてQ値0.9w/m2k相当の家とは思えない広いコーナー開口部。

・・・工事も順調です。

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完全に開く、完全に閉じる

いきなり題名と全く違う写真・・・本題の前に・・・

夏の暑さが続くため、妻が管理しているスパイラルゲートから秋ナスがどんどん収穫されおります。

私が一番好きなナスの食べ方はやっぱり一夜漬けですが、それも毎日食べ続けると飽きますので、ここはナスをさっと干した後、ぬか漬けにします。その流れをご紹介・・・

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「緑の家」の耐震壁

仮筋かいと筋かいの混同する現場状態。この後残りの2階床が貼られ仮筋かいが撤去される。このやり方は昔ながらの大工さんの段取り。

「緑の家」の耐震壁は筋かい、合板、特殊合板 etc・・と何でも使います。

これは、国が定めた方法をきちっと行えば(設計、施工)、決められた以上の耐力が必ず得られるからです。特別この工法がよいとか、この合板がよいと訴えるつもりはありません。

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休日で・・・

先週は超急がしでようやく一昨日と昨日の午後は休日。今日事務所に来たらのメイルが沢山貯まっておりますので、こちらを書いたらメイルの返信作業になります。休日明けの火曜は大変慌ただしい・・・。

昨日は休日だったにも拘わらず、午前中は現場廻りが2件あり、朝6時には家を出発。一件目の現場には7時50分ごろ到着し、上棟後の耐力壁などをチェックしました。

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今月の日経ホームビルダーから   不法行為の問題

日経ホームビルダー2012.04号。

昨日に引き続き日経ホームビルダーの記事から・・・。いつ見ても業界がどっきりするような内容です。

ある高裁の判決があり、建築関係者にはとても厳しいが、建て主さんには喜ばしい判決が出ました。 詳細を知りたい方は日経ホームビルダー2012.04月号を購入してください。

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ナイスです。日経ホームビルダー2月号

久々に日経ホームビルダー2012年2月号から・・・

ナイスです!

良い記事ですね。さすが建て主さんには見せたくない業界雑誌ですね(当事務所はどんどん紹介しますが)。

多分、工務店の人も気づかない構造のお話をわかりやすく記事にしてます。是非一般の建て主さんも買って読んで頂ければ「えッ こんな事も今まで気が付かないの?」と、いかに工務店・建設会社さんが構造に○×か、わかります。

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