「 基礎 地盤改良 」一覧

住宅の安易なリフォームやリノベーションに対し
・・・その1 アンカーボルト

このブログを読んでいらっしゃる方は、「緑の家」ではリフォーム・リノベーションがないと思われるだろう。

そう・・・そのとおりで、私は積極的にリフォーム・リノベーションを薦めていない。理由は簡単で、耐震性の確保がとても難しいから。断熱気密は大概問題ないが耐震性がNGなのだ。

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速報・・・ 
やっぱり!基礎断熱のスラブ下断熱材位置の変化

2022年 緑字加筆(実測データを載せた)

赤色が基礎断熱材。本州における一般的な基礎断熱では様々な位置に断熱材設置方法がある。

床下エアコン暖房には欠かせない基礎断熱工法。最近のベタ基礎断熱設計に変化が表われてきたようだ。

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基礎断熱の欠点

22年以上前から読んでいるこの季刊誌。このブログでも何回か紹介しているダウ化工さんの「熱と環境」である。その2019年冬号は「床断熱と基礎断熱」の特集である。ところでダウ化工さんは令和と同時に「デュポン・スタイロ株式会社」になったとのこと。益々建築業界に強い影響を与えそうな建材会社さんになる。

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改めて床下暖房と長期優良住宅

9年前に書いた下のブログ

長期優良住宅と床下暖房の組み合わせには欠点がある?
2010.05.03 薬剤散布で緑字加筆  今年度も「木のいえ整備促進事業」とうい補助金事業があります。これは実質、昨...

蓮潟の家の構造加工図をチェックしていて通し柱の種類が長期優良住宅に合致しているか、その根拠を改めて確認したかったので過去のブログをみた。

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長岡の家 基礎工事終了

基礎梁が上から見られない部分はスラブに埋め込まれた基礎梁がある。スッキリした単純な区画でどこが収納に使われるか一目でわかる素直な基礎。

超高断熱高気密の長期優良住宅の認定を積雪2.5mで耐震等級3を取得した長岡の家・・・。その基礎工事が終わった。

この写真から凄い事がわかる・・・。

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確信!今のところ断熱材は0~50㎜まで。その2

解体工事でビルなどで施行される場所打ち杭を地中から引き抜いているところ。住宅ではこんなイメージで地中内に作られるのが柱状改良といわれる深層混合処理工法。

今月の始めに「確信!今のところ断熱材は0~50㎜まで。」を掲載して数件の助言やコメントを頂いた。ありがたい事である。

皆さんのご意見・指摘を伺い少し丁寧にまとめたいと考えている。

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山形県上山市の「上山の家」の基礎打設 その3

早朝4時30分の基礎テント内気温6度

まだ寒いこの時期、コンクリート打設後に注意しなければならないことは・・・

養生温度の維持。

つまりコンクリートがまだ固まらない(概ね3日間)頃は特に氷点下になることで、コンクリート内の水分が凍ってコンクリートが凍み豆腐のように空隙だらけになり脆くなる事を避けなければならない。そのため時には暖房機械でコンクリートを暖める必要がある。 続きを読む





超高断熱で床下暖房の重要ポイント。
新たな基礎断熱を併用。その1

ちょうど1年前に新たな基礎断熱方法を取り入れると宣言しました。その時は新潟県より寒い地域からと・・・。しかし来年から新潟県の住宅にもAグレードなら上の基礎、Bグレードならシングル配筋のべた基礎で上のような断熱も両方ご希望により従来の基礎断熱とともに併用※します。
※おのおの一長一短があるので。

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疑義は深まる
べた基礎下の断熱材は構造材なのか?その2

その1では、国のマニュアルを紹介して、環境系と構造系が融合できていない曖昧な事、つまり温暖地において断熱材はべた基礎スラブ下に無い事を説明しました。

お読み頂いた皆さん・・・どう思われましたか?

その2では

その2では実務者のバイブルである「住宅金融支援機構」の「木造住宅工事仕様書」がどのようにべた基礎下の断熱材を考えているか・・・解説します。

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疑義は深まる
べた基礎下の断熱材は構造材なのか?その1

床下のサーモグラフィーを募集・・・その結果は・・・

ご協力頂いた皆様にはまずもって御礼申しあげます。

今現在・・・

複数の情報があり、その情報を元にネットで探って見ましたが、

殆ど・・・基礎断熱時における床下内のサーモグラフィーは見つかりません。

サーモグラフィーは多分・・・高気密高断熱施工をされる工務店さんの過半数は所有していると思いますが、床下には興味が無いようです。

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「緑の家」のA(As)グレードとBグレードの基礎 その1

「緑の家」には断熱性能がほぼ同じで基礎構造と床下の高さや窓交換が出来るサッシ納まりの違いで7年前からAグレードとBグレードが有りますが、この度連載した実測でその違いもハッキリわかりました。

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驚き!スラブ中央部から逃げる熱を熱流計で実測。その4 まとめ

そろそろまとめます。学術的な事でなく、実務的なことでのまとめです。

条件は・・・

新潟県の砂丘地及び水はけがよく、建物下に水みちがない土地において

  1. 基礎断熱のスラブ中央部から熱流量は、スラブ下断熱材無しでも極わずか。
  2. 基礎内側断熱では、コンクリートが床下の熱を屋外へ運ぶ最大の要因となる。よって床下暖房を行ったスラブ外周部は、スラブ下ではない新たな断熱対策も視野にいれるべき。

です。

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驚き!スラブ中央部から逃げる熱を熱流計で実測。その1 地面より外周へ。

昨年夏から温熱測定隊として「前ラボ」から高価な熱流計という測定器をお借りして、スラブの熱移動状態を測っております。

そして昨年夏に、

真夏でも基礎断熱しているべた基礎のスラブから意外ともいえる熱が奪われている事がわかりました。このことで新しい夏の空調として、6月~7月でも床下空間を暖房して、1階の床温度を冬期の25度まで上げる事で快適性を維持して、居住空間を除湿する方法を報告しました。この方法であれば、除湿量を増やしても不快な寒さにならない・・・。新しいオリジナルな空調方式です。

今冬の測定では新しい発見より、従来から国のマニュアルで書かれているのに、その内容を実測もしないで否定的な考えが一人歩きしている・・・スラブ下に断熱材のない地面だけの基礎断熱の中央部分の熱の移動を明らかにします(この測定建物のみ)。

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名古屋は晴れ スラブ下断熱材は?

2016年12月29日22時30分加筆

今日も新幹線から投稿します。下の写真のように名古屋は晴れですね。

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八事・・・という文字が「ヤゴト」だと当初は読めなくて如何に狭い世の中で生きているのか実感させられました。

名古屋市では有名なところなのですね。

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