「 温熱環境測り隊 」一覧

再び福島県伊達市へ② 熱流計で測定開始

最初に・・・伊達の家の事は「カテゴリー」で「伊達の家」に38の記事がある。そちらで確認するとわかりやすい。

ピアノの背中や洗濯機の箱が見えたり、重さ150kg冷蔵庫も大人6人で運び込んだりで生活感が窓越しに見え始めると更によい感じになってきている。階段が見えるがその勾配の緩さも一目瞭然。

太陽光の恩恵を受けるためのガラス張り(パッシブ)の伊達の家では引っ越しが始まっている。 続きを読む








温熱環境測り隊 報告 まとめ 新たな気づき

私の温熱測り隊の測定目的が、

「夏に通風した家と空調だけの家の環境違い」

「夏の空調」

でした。つまり夏の事がもっと知りたかったので喜んで測り隊に参加させてもらうことにしました。そして提言11「家の性能は下がるので24時間空調をする」でした。↓

提言12・・・家の性能は下がるので24時間除湿する
予想はしておりましたがはっきりと数値ででると・・・。 ここから過去11個の提言をしてきましたが11個目の提言です。

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温熱環境測り隊の結果発表 冬編

来週全国の温熱環境測り隊が東京の赤門(前研究室)に集まり、内輪でその結果説明をする事になっております。そのため一応この冬の「緑の家」の室内環境を測定データを集計しましたが・・・

全く面白くもない結果なので・・・

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驚き!スラブ中央部から逃げる熱を熱流計で実測。その5 補足   床下暖房は省エネでは無い!

今年の最初の連載・・・「驚き!スラブ中央部から逃げる熱を熱流計で実測」は4のまとめで終わりました。ただわかり難いとのことでポンチ図でわかりやすさを心がけて補足とします。

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驚き!スラブ中央部から逃げる熱を熱流計で実測。その4 まとめ

そろそろまとめます。学術的な事でなく、実務的なことでのまとめです。

条件は・・・

新潟県の砂丘地及び水はけがよく、建物下に水みちがない土地において

  1. 基礎断熱のスラブ中央部から熱流量は、スラブ下断熱材無しでも極わずか。
  2. 基礎内側断熱では、コンクリートが床下の熱を屋外へ運ぶ最大の要因となる。よって床下暖房を行ったスラブ外周部は、スラブ下ではない新たな断熱対策も視野にいれるべき。

です。

 

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驚き!スラブ中央部から逃げる熱を熱流計で実測。その3

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その2では上グラフで5分ピッチでのスラブ中央部の熱流量をエアコンのON、OFFとの関連を示しましたが、外気温表示を時間の関係で省略しました。

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そこでその3はまず上のグラフに外気温(紫の線)を追加。ただ外気温線が離れているとその関連がわかり難いので外気温の数値だけ上に全体に13℃スライドさせて黄色い線で表示させました。ホントの外気温は紫の線なので誤解無きように。

ご覧のように、スラブ中央部の熱流量は、外気温に「直ぐに」左右される事なく、エアコンのON、OFFによって内外温度差が大きくなり短期影響をうけていると思われます。 続きを読む


驚き!スラブ中央部から逃げる熱を熱流計で実測。その2 

今(20日午後)は母の診断(介護保険の更新)の為、かかりつけの医院に居て、長時間待っている間に書いております。

 

その1では、基礎(スラブ)下に断熱材のない建物において、築1年であっても環境が良ければ床下スラブの中央部からの熱流量は、外周部に比べほとんどないことが実測でもはっきりとわかりました。

その2ではもう少し細かくデータを考えてみます。 続きを読む


驚き!スラブ中央部から逃げる熱を熱流計で実測。その1 地面より外周へ。

昨年夏から温熱測定隊として「前ラボ」から高価な熱流計という測定器をお借りして、スラブの熱移動状態を測っております。

そして昨年夏に、

真夏でも基礎断熱しているべた基礎のスラブから意外ともいえる熱が奪われている事がわかりました。このことで新しい夏の空調として、6月~7月でも床下空間を暖房して、1階の床温度を冬期の25度まで上げる事で快適性を維持して、居住空間を除湿する方法を報告しました。この方法であれば、除湿量を増やしても不快な寒さにならない・・・。新しいオリジナルな空調方式です。

今冬の測定では新しい発見より、従来から国のマニュアルで書かれているのに、その内容を実測もしないで否定的な考えが一人歩きしている・・・スラブ下に断熱材のない地面だけの基礎断熱の中央部分の熱の移動を明らかにします(この測定建物のみ)。

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秋の東京へ 4 エアコンの進化の方向と論文テーマ

12345987654エアコンと家の進化ベクトルの違い

超高断熱住宅と空調を愛でる人ならお気づきだと思いますが、1970年頃から家庭に普及したエアコンの進化と家の進化が今別方向にずれております。

そう言えば「緑の家」では19年前から夏も空調で・・・を基本にしておりますが当時は再熱除湿の運転は反対でした。ところが2009年頃「緑の家」超高断熱仕様をつくり、2010年から本格的に完成して住み始めると・・・ 続きを読む


秋の東京へ 3 再熱除湿のエアコン

昨日の情報交換で、

「浅間さん、東芝さんは再熱除湿を搭載しなくなったのですか?」

と松尾さんから聞かれました。

今朝丁度タイムリーで日経アーキテクチャーに連載されている松尾さんの記事のタイトルが

激減するエアコンの「再熱除湿」 (無料登録が必要です)。

でした。

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昨日は前先生と1日一緒でビック発見!

Img_35572移動途中の黒崎SAでミスト冷却が行われていたのでどんなに疲れいても撮影する前先生とソイルペディア社長佐藤さん。

昨日は朝から夜まで前先生と一緒でとてもビックな発見がありました。
それは・・・FRIR(フレアー)で撮ったある一枚の画像・・・。

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なぜ新潟県では夏期通風をしないのか 実測編6

8月1日緑字追記しました。

M虫干をすると一瞬でRH(相対湿度)が10%も下がる。

「この押し入れのカビ防止は昔からある方法がとられており、それによってカビ害を防止しておりました。」・・・この説明です。

でも説明するまでもないかもしれません。
梅雨があけたら布団を押し入れから全部出して、布団と押し入れの内部を乾かす・・・当たり前の事です。

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なぜ新潟県では夏期通風をしないのか 実測編5

M134押入れには布団がつきもの。この布団や衣類が高性能の断熱材となる。

布団をいれている押し入れ・・・。

どこの家でも見る光景・・・

ここが床下の次にカビ発生となる場所です。

定説の北側ほどその可能性が高くなります。

ですがどうして押入れがかびるか深く考えている家の設計者は大変稀です。

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なぜ新潟県では夏期通風をしないのか 実測編3

M「緑の家」の床下はRH50%以下を維持している。一方M邸はRH90%以上で横ばい。

表にして見るまでもありませんが、

24時間空調している「緑の家」の床下と、

ほぼ通風で暮らす基礎断熱を採用したM邸の床下のRH(相対湿度)を比較します。

どちらも外気の気温の影響をあまり受けない事が明白で、水平線のような湿度変化を示しているのが床下のRH(相対湿度)の特徴です。しかしM邸のRHは高いですね。

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なぜ新潟県では夏期通風をしないのか 実測編1

Dscf2600今日気づいた事務所の乾燥中ミカンに生えたカビ。

超高断熱で超高気密である「緑の家」の標準仕様で昨年から網戸がなくなりました(オプション扱い)。つまり夏季の終日通風と完全決別したわけです(春や秋は通風大好き)。その理由に実測から迫ります。

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