「 築100年の「て・こあ」 」一覧



「て・こあ」でのある一日 ㊸ 井戸掘り  その8 石積み

「て・こあ」に似合う手押し井戸ポンプ台となった。

石を積み始めてから3回目でここまできました。

手押し井戸ポンプを固定する架台をつくるにあたり、「て・こあ」の管理者さんの「よくありがちな人工材の架台はこの「て・こあ」には似合わないので、自然石がいいな」という想いを受けて、この手押し井戸ポンプの架台造りが始まりました。今回の石積は全てW先生による作業で、これで初めての石積とのことですからそうとう器用です。

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「て・こあ」でのある一日 ㊵ 井戸掘り  その5

仮設の支えで井戸洗いをする。手押しポンプはステンレス製で錆の心配は無かったが・・・

井戸深さは7.2mになり水も確認できたため、堀り方は終了し井戸を使用するために井戸洗いを行います。文化の日、長浜の家の現場に呼び出され、三条から向かう途中に「て・こあ」があるので少し立ち寄って作業してからと思い「て・こあ」で井戸の水を確認。すると・・・

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「て・こあ」でのある一日 ㊴ 井戸掘り  その3

今では希なビニールケースに入って来た。しかも「赤」!

今日はメイルの返信だけで1日が終わりました。まだ返信を差し上げていない皆様、今日はもう頭が回りませんので明日がんばります。もう少々お待ちください。

そういえば・・・ようやく免許証が届きました。

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「て・こあ」でのある一日 ㊳ 古い流し場をまねて

工房という感じで配管露出の流し場。3つの普通水栓に中央は業務用浄水器を通った吐水栓。

この流しは・・・
昭和時代につくられたもの?
ってな具合に計画された「て・こあ」内に来年オープンするお菓子工房の厨房・・・。

これは最近造られた厨房で、わざと配管ムキだしのデザインなのです。

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「て・こあ」でのある一日 ㊲ 秋支度

お盆前からまともな休みが取れなく「て・こあ」でのある1日のアップが一ヶ月以上も途絶えておりましたが、昨日久々に奉仕に行ってきました。・・・
上写真は「て・こあ」の主の抜け殻です。
なんと2m近い脱皮のあと・・・多分あの青大将でしょう。今年も「て・こあ」を守ってくれております。

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「て・こあ」でのある一日 ㊱ 井戸掘り その2

「て・こあ」での簾掛けは2時間かかるが、これも夏の行事

「て・こあ」は昨日から夏仕様に・・・簾がかかりました。

簾の効果は外部での日射遮蔽だけではなく、心理的な事も大きいです。

簾がかかると何するにも楽しかった子供の頃の夏休みを思い出します・・・

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「て・こあ」でのある一日㉟通風可視化

現在リノベーション中の「て・こあ」で昨日通風を可視化しました・・・とは言っても原始的な暖簾などによる可視化で、科学を駆使した映像ではありません(笑)。

最近は家を建てる前にパソコンによるシミュレーションで通風効果を見ることが出来ますが、実際の使っている家のこのような映像の方が真実であることは間違いないでしょう。

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「て・こあ」でのある一日 ㉝ 空調と土壁の家  その2

和室データーロガー機は、畳の影響を受けにくい床から1.8m付近(天井高4.5mの)に設置。

「て・こあ」の空調と土壁の家  その2です。

その1では、空調機の設置された空間と空調機のない自然素材+通風の家のデータを示し、やはり自然素材+通風だけでは相対湿度が高くなりカビの増殖しやすい環境になっていることがわかりました。その2では、占いの間の設置の6帖用のパナ製のエアコン除湿状況を検証します。

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「て・こあ」でのある一日 ㉜ 空調と土壁の家

まるっきり自然素材の家である築100年の「て・こあ」。土壁とわら床のタタミ、そして無塗装の木の3つで構成される家。通風が最大限とれる間取りであるが、昨年のカビには全く役立たず。

去年の梅雨から夏にかけて大きな害をもたらした「カビ」・・・。

今年の「て・こあ」は、そのカビから大事な布(絹)や本を守る為に、占いの間に空調設備(エアコン)を設置しました。

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「て・こあ」でのある一日 ㉚ 湿気除去

6月19日午後1時の「て・こあ」の土壁でできた押し入れの温度と湿度は、23.3℃の湿度71%でした。この時気象庁発表の気温は23℃の湿度73%でした。

カビの繁殖盛ん範囲帯温度が20℃以上湿度も60%以上を超える日が続き、自然素材はカビとの戦いに入りました。人工素材や薬剤処理自然素材ならあまり関係ないのですが、天然素材100%の「て・こあ」では、昨年の恐怖が蘇ります。

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「て・こあ」でのある一日 ㉙ 休み

このショットで「緑の家」がどういう家かわかりそうな自宅前・・・左が2号でタイヤが165、右が1号で155タイヤ。クラシカルなタイヤが似合うと思う親ばか。

昨日は定休日ですので自宅から何時ものように「て・こあ」へ向かいます。事務所で活躍する車1号とネイキッド2号が久しぶりに自宅で揃いました。

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「て・こあ」でのある一日 ㉗ あくまき前編

真っ黒な出来上がりにびっくり。

29日のみどりの日に「て・こあ」で子供を含む18人集まってあくまきを造りました。

あくまきとは九州でつくられるおやつのような保存食で新潟では「笹団子」のような存在なのでしょう。とにかく私には香りがよかったです(人によって違うらしい)。

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「て・こあ」でのある一日 ㉕ 歴史の記録

何時も東京駅で気になっていた「東京ばな奈」をとうとう食べた。やっぱりバナナってとても魅惑的。

3月末の所内は会話も少なくなるほど物々しい雰囲気でした。ブログ更新も少し時間が空き、

「まだ更新していないのか?」と思われた人も多いでしょう。お待たせしてすみません。

また約束した期日に図面や模型、設計に遅れが生じ大変ご迷惑をおかけしました。ようやく日曜日にピークが終わり、今週から少し落ち着いて業務してまいります。

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「て・こあ」でのある一日 ㉔ ラボ 1

昨日は定休日で何時ものように「て・こあ」で健康と仕事の深みを兼ねて奉仕活動・・・

「て・こあ」で第二期リノベーションのアトリエ用「ニワ」の模様替えが始まりました。最初は解体・・・築100年の6帖和室を床を解体し「ニワ」にして菓子製作用のLabとなる予定です。「て・こあ」の本来の目的は実はこのラボを設ける事で、この築100年の建物を譲り受けたと聞いております。ようやくそこに手を付け始めました。

その前に・・・

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やばい色  「て・こあ」の素材色

取り払われることなくそのまま使われる決定がされた古い床。こんな古い床が残っていること自体凄い事。巾は30cmもある。

この色、艶・・・やばいです(やばいシリーズはこれで終わりにします)。

これは「て・こあ」の占いの間の床です。多分・・・50年以上経った松の床板だと思います。何も塗ってありません。ただ使い込まれた事と、汚れ(煤等)が重なって出来た自然な色なのです。この風情はまず無理です。

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「て・こあ」でのある一日 ㉓ 続・占いの間

この工具無いと床が張れない・・・。大事な釘締め

先の㉒の最後に出てきたこの工具・・・なんだかわかりますか?

「釘締め」という工具です。今では機械式の釘打ちやエアータッカーに置き換わったので、この工具を何時も工具袋に入れている大工さんはいないと思います。これは主に床のフロアーの実の釘を締める(めり込ませる)時に使う道具です。木に傷を付けないようにする工夫がこういった多様の工具を生み出しました。

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「て・こあ」でのある一日 ㉒ 占いの間

3.9m上にあった天井が間近に見られるようになった「占いの間」の2階。この雲細工・・・今では限られる人にしかできない。

築100年の「て・こあ」ですが、先回ご紹介したように以前は民の寺院として使用されていた建物ですから、そのご本尊様が安置されていた部屋があります。その部屋を「て・こあ」のオーナーさんは「占いの間」※と呼んでおり、大切な空間として現在ゆっくりと改修されております。
※・・・占いと聞くと怪しい雰囲気であるが、元々占いとは過去のデータを分析・精査して将来を予想したりする行為。特に心を澄まして集中出来るように静寂な非日常空間が必要となる。

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「て・こあ」でのある一日 ㉑ トイレの採暖

大寒の日に、春近しと冴え渡る蒼空

青空をバックに梢に積もった雪の舞い散るその瞬間を捉えようとしておりますが、そう思うとその時は永遠にこないようなことになります。そして・・・

バサッ・・・と音のした方向を見ると、光を放ちながら尾を引いて落ちる美しい雪・・・。

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「て・こあ」でのある一日 ⑳火と匂い

大量の湯気を発生できる竈で蒸し上げる「もち米」はうまい。

世の中三連休でしたが、当事務所は昨日のみお休みで、そのお休みを利用して「て・こあ」で真冬仕事の薪割、と内装打ち合わせをしました。
「て・こあ」はまだまだ未完成の建物なので、少しづつコストをかけないでリノベーションされております。その打ち合わせ前に中華ちまきをご馳走になりました。

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「て・こあ」でのある一日 ⑱ 冬の一日

家の設計を高性能で自然・木の素材。三条 長岡見附 柏崎 新発田 新潟で高断熱 

12月4日緑字加筆

玄関土間に今年のスズメバチの巣を飾る。どんなオブジェより繊細な造形が自然の営みの証。持つと凹むくらい柔らかい。

昨日の定休日に「て・こあ」で何時ものように奉仕活動をしてきました。

冷たい雨が吹き付けていたので今回は冬の内仕事・・・です。

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「て・こあ」でのある一日 ⑰ 羽釜用鍋敷き

これ、なんだかわかりますか?

わかる人は結構年配の人でしょう。私が子供の頃は既に使われておりませんでしたが、竈の近くにかけてあったのを覚えております。当時は何に使うのかさっぱりわかりませんでしたが、「て・こあ」に来て竈を使うようになってから、何に必要だったのかがわかりました。

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「て・こあ」でのある一日 ⑯ 燻すこと

立ち上る煙・・・当然、火報器は熱感知タイプでないと何時もなりっぱなし。結構白くなるまで燻す・・・。

冬の始まりに行う事・・・燻し

定休日の昨日、「て・こあ」の燻しを行って来ました。

「て・こあ」の周囲は自然が多く残っており、昆虫や蛇、小動物もちらほら見られます。そんな者達の意図せぬ進入にたいしNoを告げるため燻しを行います。

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通風と周囲の環境 「て・こあ」で実測

大正6年築の「て・こあ」。何度か手直しがされているが基本部分は築94年になる。通風に頼る建物でエアコンは最小限の2階に1台のみ。

この夏にボランティアとして「て・こあ」に4日間、最高気温が33度~34度の最暑期にお邪魔しておりましたので、夜以外の通風を体験しました。今回は通風の風速でなく、その方位、温度に着目しました。その結果を報告いたします。

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