U値0.21w/m2Kの超高断熱高気密である大野町の家は、
完成気密C値が0.16cm/m2四捨五入→0.2cm2/m2となった。
中間気密からほとんど変わっていないのでこれは立派である。 続きを読む
「て・こあ」でのある一日 弐百六拾
炊事は生活の基本
昨日の月曜日は「て・こあ」で久々に料理に明け暮れた。
カタログから見る・・・
令和元年のお勧めのエアコン
今年もお勧めエアコンの事を書こうかと迷ったが・・・ちょっとだけカタログから簡単に推測し書くことにした。
各地で真夏日・・・通風しない閉めきる東南窓。
オーブルデザインの事務所はS造の3階ワンフロアーである。
打ち合わせスペースの前の窓は3.6m×2.5mの巨大なシングルガラスの窓のため、キチンとした日射遮蔽をしないとこの季節レースカーテンと窓開けだけでは室内温度は32℃をゆうに超える。
「て・こあ」でのある一日 弐百五拾七 庭木の伐採
「て・こあ」を管理者が譲り受けオーブルデザインが奉仕してから早7年目を迎える。この建物は大正6年の竣工だから、大正、昭和、平成、令和と四つの元号を見ている建物で築103年目に入った。そんな建物の前庭にある糸ヒバを伐採することになった。
U値0.21w/m2Kの大野町の家 天然素材と先祖返り
無塗装の木だけで作られる外観・・・特にこの木格子をみると、木の家は良いなと改めて思う。 続きを読む
「無難」な愛される家を目指す「緑の家」⑧ 棟換気のこと
数年前から過去7回の連載で無難な家が如何に大事かお伝えしてきた。
「無難」な愛される家を目指す「緑の家」⑧として屋根を引き続きご案内する。 続きを読む
自宅の床下空間の大掃除 その汚れ具合は?
2009年にこのブログで初めて公開した自宅の間取り・・・その中でラボ(土間)と書かれた緑色の部分16帖は大掃除を17年ほどしていない。昨日その大掃除をした。 続きを読む
2019年版の換気について ⑧
顕熱交換型と潜熱交換型
建築技術2019年1月号の「Ⅸ.換気の熱回収」において顕熱交換型換気扇と全熱交換型換気扇についての特徴が書かれたページがある。内容はごく一般的なことでもっと深掘りした内容を期待したが・・・。
2019年版の換気について ⑥ 適正なRH(相対湿度)とは?
高断熱高気密住宅では30年前から冬期間は乾燥しすぎて大変と言われてきた(特に女性が多い)。よって古くからRH(相対湿度)と乾燥感の研究も行われていた。建築技術2019年1月号もその紹介をしている。 続きを読む
2019年版の換気について ③ 風呂場に換気は必要か?
さてようやくCF(循環ファン)の話になる。
お風呂場に6年前から標準設置されているCF(循環ファン)は所謂換気扇ではない。そもそも日本の風呂場に排気用換気扇は概ね必要無いはず(高断熱高気密住宅)。この2019年建築技術1月号でさえそんな記載はない。・・・Orz
4日間の休暇と押し入れの漆喰壁
22から25日までの4日間は少し早めの事務所冬期休暇をしたが、その時に飲んだお酒・・・万寿。
何時もこの季節に県外で過ごすことが多い。これは私の父母(連れ合いの両親)がクリスマスには家族が集まる事を正月休みより重要視する事によるため。
夏に外気で通風(窓開け)すると黴びる理由・・・その1
先週だったか事務所で建て主さんに説明していたときに、
「夏は通風する方がカビが生えやすくなる。窓を閉め切ってエアコンが空調がよい」
と説明していたのだが、ブログ内の資料でははっきりと「なるほど」と普通の方が頷くページがなかったので追加する。
国内サッシメーカーの甘え
ある「緑の家」のオーナーさんからドレーキップ窓の枠内に水が何故溜まるのか?との疑問を投げかけられた。
メンテナンス重視の「緑の家」
先ずはこちらを↓
うーーん。やはり・・・
そのくらい床下は住宅メンテナンスの肝なのである(大和ハウスさんはリフォームの受注のきっかけとしている)。
暖房開始・・・と白物家電で洗濯機 その3
消えた・・・。30行ほど書いたときに突然シャットダウン・・・そう何時ものWinのアップデートである。強制アップデートを中止しておけば良いのだが、それもそれで無精な私はきっと一年くらいはしないことになるのでセキュリティーが心配。
もう今日は書くことをやめようかと思ったが・・・気を取り直してもう一度同じ内容←(これがいらいらする)を打ち込む。 続きを読む
少し専門的な換気の事 130年の歴史
2018年9月11日緑字加筆
ある情報がきっかけで換気についてのガイドブックを購入した。
自立循環型住宅のセミナーで使用した換気のガイドブックである。
しかし中をめくって少々戸惑った・・・。
2018年建築学会 梗概集から その5 床下外気導入
その5は・・・
科研費「顕熱交換型太陽光集熱システムを用いた基礎断熱床下空間のカビリスク低減手法の構築」という補助金で研究された論文であり昨年このブログでも取り上げたがその続きである。 続きを読む
提言13 「日中の通風(風通し)では室温は下がらない」その3
最暑日前日に旧笹川邸で実測
三条市は北陸地方で初となる40.4℃と大台を超えた。ありがたいことである。雪は降るわ、気温はめっちゃ高、湿度も半端ないこんな過酷な地域で設計をしていると、全国どこでも状況が読めそう・・・。感謝!
さてその2から・・・
「通風とは・・・夜間に行う行為だといえる。一方で防犯上の理由で夜間に通風が行えるかというと・・・相当厳しいことが最近の治安では言え・・・・・・
つまり・・・このような民家でも夜間はエアコンによる冷房に頼ることになる。」
ということ。
実際「て・こあ」も2階の就寝できる部屋のみしっかりとエアコンが設置されている。 続きを読む
提言13 「日中の通風(風通し)では室温は下がらない」その2
図1はその1で示した測定結果である。屋外温度測定するのは難しいが、実測したデータに緑色の気象庁の長岡市の気温データを重ねてみても大凡同様の変化をみせ、直接日のあたるコンクリートで覆われた南側の外気条件を考えると正確に実測されているようだ。
今年の・・・エアコンから水漏れ
毎年恒例のエアコンの室内機からの水漏れ※・・・。
先日の月曜日、寺泊の自宅では今期2度目のドレン管の吸い込みを行った。
※自宅のエアコンはドレンパイプ貫通穴が20年前の流用で古く狭いため頻繁に起こるようだ。
気密寿命の考え方と最新のデータ
「緑の家」は超高断熱高気密住宅で全棟がUa値021~0.31w/m2kと大変高い性能になっている。気密性は完成平均値で0.6cm2/m2以下とこれも快適性及び換気効率からみて必要不可欠な基準内である。また耐震性は最低設計基準(県内)が耐雪1mで耐震等級2であり、これは関東などの雪の少ない地方にこのまま建てると耐震等級3の高性能住宅。
一方・・・
換気を少し考察 その3 「緑の家」の常時換気方法
「その2」では、⑨、⑩の第三種換気について「風上側の予期せぬ大量給気」について言及したが、気の利いた給気口には、流量抑制のフィンなどがついているので、風上側の大量給気のよる冷たい風の影響は少なくなっている。しかし、風下側の給気口の流入現象や逆流などは解決が難しい。とは言っても風には揺らぎがあるので、一日で見れば概ねOKという地域が多い。その2で申し上げたとおり・・・NGと考えられるのが新潟のような冬期の卓越風が安定して強風である地域となる。 続きを読む
「て・こあ」でのある一日 弐百四拾五
真夏も通風しない!魔法のような条件。
梅雨明け宣言があった昨日の「て・こあ」・・・
窓は一切開けていない・・・。
勿論・・・エアコンなんてない。
と書くと
『えっ・・・「て・こあ」って確か通風の家だったのでは?』
・・・
・・・。
換気を少し考察 その2 換気計画はとても複雑
その1でお伝えした換気扇の種類で最も単純で安価な方式が⑩である。専門書などはこのような①から⑩の特徴、長所、短所を説明するのであるが、現場実務ではもっと複雑である。ではどんなところが机上設計とちがうかというと・・・先ずはポンチ絵で説明していく。
「て・こあ」でのある一日 弐百四拾四
七夕と湿気
もうすぐ七夕・・・。
「て・こあ」の縁側には短冊の飾られた笹竹・・・。 続きを読む