「て・こあ」の改装 2015年①

中央外壁の上に格子を作っているところ。

去年は「て・こあ」に太陽光発電10Kwを設置し、今年は南側窓廻り修繕です。従来の「て・こあ」に戻るように窓や戸は「木」で作る建具です(木製サッシではありません。サッシとは枠と戸が一体になった製品のことで、昔に習って戸枠は大工さんで戸は建具屋さんと分業作業の戸になる)。

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新たな温湿度計

輸入品は一度全部開封してからチェックして不具合品をはねる。一番上が比較用キャリバーⅣ。

キャリバーが入手不可能になってから早1年経過し、この一年は国産シチズン製の温湿度計を使用してきました。ですがどうも湿度が今まで使ってきた器機より全体的に高めです。デザインは最も小型でシンプルで良いのですが・・・。

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コーヒーと就寝と本

斜め読み寝る前読書で2晩で読み切る事ができるいい意味で軽い内容。

最近買った本・・・。有名な百田尚樹氏の著書。
普通の事をストレートに発信するとそうなる(炎上)のかな~。なら炎上しても普通の事を少し配慮しながらストレートに発信したいと思います。

昨日業務で疲れ、集中力が無くなったので早めに眠ろうと思って床に入っても、なかなか眠られないばかりか、寝入っても直ぐに目が覚める繰り返し・・・。風邪でもひいたかなと思って、翌朝考えたら・・・

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10年後の換気システム

この汚い物は何でしょう。

先日「緑の家」のオーナーさんから電話があり、

「24時間換気扇が2つ動いていないようだ。メンテナンス願います」

との連絡があり電気屋さんに行って確認してもらいました。

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思い込みは技術者には禁物・・・かな。

この写真は2006年に当HPのコラムに載せた写真。鉄骨のラチス梁がしっかり浮き上がる。これも透湿抵抗(通気工法)の問題。

私達技術者に思い込みは禁物です。

実験や実測を行う前に、

「こうであろう」

「こうなってほしい」

「そうなるはずだ」

と思ってその結果を見ると間違った方向へ結論を導いてしまいます。

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「て・こあ」でのある一日 六拾六 秋の長雨

カビ、黴び、かび・・・が日本の文化

「て・こあ」で簾をかたづけようとしているのに長雨で片付けられません。仕方が無いので巻き取って見ると・・・昨年と同様の光景・・・。
真南の光の当たる方が黴びており、裏側の室内側が全く綺麗なまま・・・。
自然素材のカビの関係いの奥深さを見ることが出来ます。

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超高断熱で高い基礎 「緑の家」1

西裏館3丁目の家の基礎現場です。

今回から新しい鋼製型枠1m一枚物に変わっております。この型枠の長さは住宅用として今まで販売されていませんでしたが、「緑の家」のせいでしょうか、市販化され更に一発打込みようの治具までカタログ販売されているようです。

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「て・こあ」でのある一日 六拾五 昭和のデザイン

このデザインと色、大きさ・・・昔の方が発想に制限がなかった気がするのは私だけ?これは東芝製。

秋風が吹くこの頃ですが、もう少し空調していたい湿気が残っているので「緑の家」はまだ窓を開けたくない感じです。

通風の家「て・こあ」では扇風機がもう必要なくなったので後片付けです。

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同時に3つの基礎開始・・・

こちらは建て主さん撮影。迫力のある基礎・・・。まさしく「緑の家」です。

みずき野の家と西裏館3丁目の家と坂井の家がほぼ同時に基礎を行っております。
冬前工事として急ピッチに着工しており、この後寺尾西の家も秋に着手する予定です。

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パナソニックのエアコンはフィルターが欠点 その対応2

取外されたパナソニックのエアコン。事の発覚はこのエアコンから始まった。

先週パナソニックさんから

「目の細かいフィルターが出来ます。どちらにお送りしましょうか」

とのことだったので、オーブルデザインの事務所に全ての該当するフィルター送ってもらうことにします。

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矢代田の家 完成 3

玄関部分は虫に大変強いアイアンウッドをで階段を作り、地面との接触を断絶。奥に見えるのはエアコン室外機。左の戸は倉庫の入り口で右の上が玄関。

矢代田の家は玄関階段に特徴があると先回説明しております。
その玄関階段を後ろから見るととても究極のシロアリ予防対策とわかるでしょう。

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真夏の気温と湿度は平均化しない

私は建築士としては珍しく実務と研究の両方に携わった経験があり、わかり難い研究や解析をわかりやすく説明する事を得意とし、両者の橋渡しが自分の社会的役割と感じております。

夏の意識があるうちに夏の気温と湿度のとらえ方についての昨年の2014年8月4日のブログを改めて載せます。

以下2014年8月4日のブログをコピペ↓(一部加筆修正有)

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ヒートファクトリーにメンテ用水栓追加

左の緑色の床が収納部分で右側の奥に見えるのがヒートファクトリー。

ヒートファクトリーを発表してから早6年。実績も増えておりますが機械的な部品がないので今のところ故障知らず(1件の家で浴槽排水が遅いとの意見もありましたが)。使用時のご意見として掃除の時水がほしいとの意見があったのでこの度洗浄水栓も追加しました。

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予想通り・・・基礎断熱はカビとの綱引き その2 本音

「日経ホームビルダー9月号」で「初めての基礎断熱 ここが危ない」特集の中でカビ対策を行っている会社が10社中10社ということは、この紹介された会社では少なからず床下内にカビやシロアリなどの危険性があることで認識は一致しています。そして・・・

これは本音なのです。

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矢代田の家 完成 2

見学会当日に差し入れをしてくださった建て主さんにはこの場を借りてお礼申し上げます。
実はお昼休みが10分しかなく、お昼を用意できなかったのでホントに助かりました。またそのパンのおいしいこと。流石「キッチンに住む家」のオーナーさんです。感謝いたします。

キッチンが家の中心のような設備と間取り・・・

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予想通り・・・基礎断熱はカビとの綱引き

2015.08.25 緑字更新

最近オーブルデザインはカビの記事が多いことにお気づきだと思います。それは事務所を開いてから17年間の基礎断熱の高気密高断熱の実績があり、その高気密高断熱の自宅は既に25年を経過して新潟でのカビの実態がよくわかるからです。

そんなカビと基礎断熱に対する記事が業界紙である「日経ホームビルダー9月号」で特集が組まれておりました。


この表紙の絵は凄い・・・一般ユーザーも是非買って読んでほしい。
購入先はhttp://store.nikkeibp.co.jp/item/magazine/HB.html 一冊でも買える。

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新潟市が大阪市より蒸すの?2

2015.08.19 緑字修正

3都市の真夏の気温と露点温度

昨日ご紹介したこの図・・・。
自分で見ても新潟が如何に窓が開けにくい地域(真夏通風不可)かわかります。

どうか「網戸はいらない」が普及しますように・・・と勝手に祈ってます。

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新潟市が大阪市より蒸すの?

針の長さは2~3ミリ・・・これなら普通の服生地はたやすく貫通される。

先日自宅のスズメバチの巣を駆除したあとに残ったスズメバチです。顔から給湯器の排気筒に頭をいれ、多分巣屋仲間がいると勘違いしたか・・・お尻から針を出したまま熱風をあびて死んだようです。

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都市伝説など

銅板で屋根を葺いた「緑の家」。現在では緑青になっているだろう。

都市伝説とは根拠の無いことが人伝であたかもそれがあったかのようになった話です。
例えば銅板に発生する「緑青」・・・

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巻の家 基礎終了

打込み後9日目の現場。

「緑の家」は基礎に特別な想いがあるので特に慎重に管理しており、特にこの真夏のコンクリートは品質管理が難しいといわれておりますが、無事に土台敷きを迎えました。

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わくわくする・・・エアコンの論文 2

風量固定時のCOP(冷房、暖房)
先回の「わくわくする・・・エアコンの論文」の結論で、

暖房時に定格運転5kwの半分くらい(2.5kw)を考えて選定することが良いことは上の図でわかったが、冷房時に定格運転4kwよりやっぱり半分の2kwの方がCOPが高くなっているのになぜそこを薦めないの?
とのご質問頂きました。確かに以前ブログで何度となく説明していたので今回は理由を端折って冷房は定格が良いと言っているので少し補足説明します。

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