夏期の通風は間違っているのか?
それでは日本の過去の家は全てダメだったのか?
とのご質問があります。
その前に通風ってググると
「 痛風とは、血液中の尿酸の濃度、尿酸値などが高くなることによって、主に関節部位へ腫れや炎症を発症する障害です。」
等と検索されますが(笑)、ここでいう通風とは窓をあけ風を通して涼しくする手法です。
夏期の通風は間違っているのか?
それでは日本の過去の家は全てダメだったのか?
とのご質問があります。
その前に通風ってググると
「 痛風とは、血液中の尿酸の濃度、尿酸値などが高くなることによって、主に関節部位へ腫れや炎症を発症する障害です。」
等と検索されますが(笑)、ここでいう通風とは窓をあけ風を通して涼しくする手法です。
2016年08月26日 表修正(顕熱換気除湿量修正)
この夏「緑の家」で室内の環境を実測しております。そこで今後の「緑の家」でのエアコンの設置計画が決まりました。エアコンはその特性が機種や時期によって変化するので今回は2016年版として2011年から5年後の変更計画です。
高い性能の高気密高断熱の家において、多くの設計者がエアコンの設置方法を計画するとき、主に冬の暖房時の暖房負荷を考えてエアコンを台数や位置を決め、冷房には緻密な計画をしないと思いますが、新潟県ではそれだけでは不充分で有るということがはっきりわかりました。
2年前から再熱除湿を止めるエアコンメーカーが増えてきております。これは先回2016年のお勧めのエアコンでご案内したとおりです。そして「緑の家」にお住まいの皆様から最近このような話を多く聞くようになりました。
「主冷房用エアコンを冷房運転にすると湿度が下がりにくい・・・」と
現在の当ブログの検索第2位が「冷房 床下エアコン」ですが、床下エアコンの冷房は以前から何度も書いているように薦めません。夏季床下エアコンを使って何かをするなら除湿か再熱除湿運転で、冷房は薦めません。
基礎断熱工法とは床下内が室内側になる断熱工法で、25年以上前に北海道で採用され、近年は本州で気密断熱工法に力を入れている中小工務店でも多く採用されています。
さらに下の表でもわかるとおり大手メーカーでも標準採用が多くなってきております。
8月1日緑字追記しました。
「この押し入れのカビ防止は昔からある方法がとられており、それによってカビ害を防止しておりました。」・・・この説明です。
、
でも説明するまでもないかもしれません。
梅雨があけたら布団を押し入れから全部出して、布団と押し入れの内部を乾かす・・・当たり前の事です。
超高断熱で超高気密である「緑の家」の標準仕様で昨年から網戸がなくなりました(オプション扱い)。つまり夏季の終日通風と完全決別したわけです(春や秋は通風大好き)。その理由に実測から迫ります。
2013年に低炭素認定で県央地区第2番目の許可を得たUA値=0.21w/m2k(この数値は旧Q値ですと0.7w/m2K)の超高断熱住宅である日ノ出町の家の造園がようやく終わりましたのでその確認に伺ってきました。
家らしくなりましたね。屋根が低いので植林したばかりでも結構様になります。
なぜコンクリート塀が途中で終わっているのか?との疑問がこの完成形を見ると明らかになります。
ようやくミョウガの季節になりました。
「て・こあ」の周辺ではミョウガの集団が至る所に生えており、ミョウガは食べ放題・・・。家族みなが好きなこの薬味・・・もう一ヶ月前から「まだかな」とミョウガの藪に顔をつっこんで探しておリました。そしてとうとうその時がきました。
現在の省エネ法で定められたプログラムが定期的にバージョンアップしているので時々覗くようにしております。今回は28年の省エネ改正が反映されているかを見に行きました。
そこで大変驚くべき項目があることに気づきました。
「緑の家」のオーナーさん、
昨日から完全に24時間空調に移行してください。
朝方感じたのですが、いままでと空気の質がかわり湿気量が多くなったようです。上の予想天気図でもわかりますが、3日は九州の梅雨明け前のような気圧配置図ですムシムシの夏到来です。
2017年 5月 緑字追記
床下暖房を夏期でも使うと温度ムラがなくなるので気持ちよいと言う事が推定される。超低湿だけが気持ちよいわけでない。
この3日間の床下暖房する為に暖房モードで運転した吹き出し空気の温湿度
床下暖房用エアコンが夏も活躍する事ができます・・・。
先回からお伝えしている
「床下暖房用エアコンを夏も暖房で使っちゃおー」
ということで実測データが取れました。
2017年 5月 緑字追記
床下暖房を夏期でも使うと温度ムラがなくなるので気持ちよいと言う事が推定される。超低湿だけが気持ちよいわけでない。
夏至に暖房運転する床下エアコン??の記事に対してコメントが多いので急遽「その2」を作りました。
ダンプネス?って知ってますか?
日本語では「高湿度環境」といいます。
近年(2010年~)建築学会の論文に「ダンプネス」ってキーワードを見るようになりました。
現在足利市で建築中の「緑の家」・・・。多分栃木県の足利市および南部や群馬県北部の桐生市周辺では大変珍しい超高断熱住宅だと思います。その旧Q値は0.99w/m2Kを切り、UA値でも0.28w/m2Kと0.3を切ってきます。しかも準防火地域・・・。
雨の多い地域日本での 外観の「無難」さは殆ど屋根形状や素材できまります。そして脇役は外壁です。
外壁で無難な素材の一番は・・・
1.木材(主に杉などの針葉樹)
でしょう。
なんと言っても新築時よりも新築後10年経た時に味わいの出る素材は現実的コストを考えるとこれが唯一無二です。