「 換気 空気質  」一覧



事務所でもお風呂CF効果でRH(相対湿度)が45%と低め

数値のミスがあり修正しました。

お風呂CF使用後の早朝の事務所内温湿度。26度RH45%くらい。一般的に温熱性能の高い家ほどRH(相対湿度)を下げる事は難しい。

熱帯夜が続き今日も暑くなりそうな一日。そんな中、事務所のあるシャワー室の排気用換気扇をやめ、お風呂CFを運用し始めた。すると明け方にはお風呂CFをおこなわなかった一昨日より5%ほどRH(相対湿度)が下がった。

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石油ファンヒーターの室内CO2濃度

2022.01 緑字追記

ファンヒーターのある部屋のCo2濃度の推移。一時8000PPMまで上がる。

otomo vie centのリノベーションで石油ファンヒーターを使用した時の状況を説明する機会があり、水蒸気が発生して結露する事は説明できたが、CO2濃度がどうなるのかの一般的なデータを持ち合わせていなかったので、その資料をネットで探した。すると「開放型暖房器具使用時の二酸化炭素濃度と換気の効果」という2014年に発表された論文があったのでそのデータで説明する。

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やっぱりカビ・・・
ダクトレス換気のあるデメリット

深夜2時に目が覚めカビのことを書いている。

築5年の「緑の家」のガルバニューム外壁このページの写真は全てオーナーさんから

昨日「緑の家」のオーナーさんから連絡があり、

「ガルバニュームがさびているのではないか?黒い点々がある」

とのことだった。

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夏の室内湿度の研究がようやく始まるか? その2

この画像のソースは田辺新一先生のパワポ(JJJチャンネルのスクショより)

上図は人の快適性を作用する6つの要素。このうち4つは一般的としてとらえられる「空気温度」「放射温度」「RH(相対湿度)」「気流」となる。そしてそれ以外に自身でコントロールできる「代謝量」と「着衣量」が2つ加わることで正確な評価ができる。

一般的な4つうち「RH(相対湿度)」が、日本で日本の家屋で生まれ育った人(←ここがポイント)の快適性にどのように影響するか・・・の前文だと思って下の動画見てほしい↓。

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夏の室内湿度の研究がようやく始まるか?その1

先日紹介したJJJチャンネルが2019年6月の公開からほぼ2年で250回の再生回数で、所謂ほとんど見られない動画であったが、紹介してからたった5日で200回190回以上の上積みされ442回。流石当ブログのコアな読者さんである。その感想など是非お聞かせ頂ければ幸いである。

そしてそのJJJチャンネルで先回の続きで推薦はコチラ↓

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換気の圧力損失による選定 2 第三種換気は難しい

その1で紹介したこの表。ダクトレス換気以外のダクトタイプを使った換気システムではこのような計算がされる。この計算が無ければ換気扇本体が法律に決められた風量を満足するかわからないため、設計者は図面をひいて圧損を計算する。もし図面のどこかにこのような表がないときは、要求すれば見せてもらえるはずだ。

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感染防止の換気計画の前に・・・

COVID-19のため昨年から建物内での換気について興味を持たれた方も多いだろう。現況下において換気設備のない住宅では、積極的に窓を開けて通風・換気を行うことを推奨されている。目安として厚労省では一般的な住宅換気として30m3/(時・人)以上で換気状態が悪くないとされているが、一方シックハウス法では一般的に0.5回/h以上の換気回数が必要である。また過去には様々な研究がされおり、例えば換気と住宅の気密には深い関連があことも周知の事実であるが、複雑でわかりにくく設計関係者は大変苦労されていると思う。そんな中わかりやすい動画を見つけたので是非ご覧頂ければと思う。

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彼岸の日と換気は測ってなんぼ

3月20日はお彼岸の中日で春分の日となる。わかりきったことだが、夜と昼の時間が同じくなる・・・が、日が暮れても空が明るいし、日が昇る前でも空が明るいので、日の入りと日の出が同じ時間でもおなじという実感はなく、晴れであれば同じと人が感じるのは春分の日より10日間速く、秋分の日より10日間おそいと思われる。つまりちょっと明らむと夜明けと思い、薄暗い程度ではまだ日はあると感じる。

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脱臭機のその後

ジアイーノの操作盤。

使ってみると意外と好印象のジアイーノ。使い始め当初は漂白剤のような匂いが少し気になったが、鼻が慣れたのかそれとも機械の洗浄に使う薬品の匂いだったのか、今ではほとんど気にならない。しかし水の消費が思っていた以上にあり、一日中洗濯物を干している感覚で湿気は放出されている。大体カタログどおり170cc/hくらいか・・・。

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脱臭装置を設置

空気脱臭、除菌機としては有名なGiaino12帖用を購入。

事務所に除菌脱臭装置がきた。

現在事務所には多人数時が多くなりまた可愛いトイプーと熱帯魚もいるので、なんとなく生物の匂いがする時がある。エアコンの付属機能である空気清浄機を何時も運転しているが、専用機でないためその効果は小さい。そんな時に市がコロナ禍中での打ち合わせが安心して行えるように空気清浄機購入に対して補助をおこなっている。これは渡りに船だったのでこの際利用し(予定)購入したのである。

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パッシブ換気の講習

新潟県ではほとんどなじみの無いパッシブ換気の講習会をスタッフMがZOOMで受けた。パッシブ換気とは、電気的な動力を使わず、温度差や風力のみで行う24時間換気システムのことである。但し建築基準法28条の2の換気設備に該当しないので、一般的にはパッシブ換気を設けても24時間換気設備を設けなければならない。

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換気量と新幹線の席

緑字2020.11.19日加筆 それ以外は10月27日のまま
今日は上越新幹線に乗っているのでこのブログので紹介したアナウンスの検証ができた。それによると

「6分から8分で車内の空気が入れ替わる」

とのことで、一時間当たり6から7回の入れ替わりと大きく違ってはいなかった。6から8分で入れ替わりは、一時間当たり10回から7.5回の換気量に相当する。またMAXは2階建てなので床からの排気は物理的に無理だからこのようなRAの位置になる特殊車両なのだろう。

MAXときの客室は天井の高さが2mくらいしかない。巾は3m。

新幹線に乗っているときに次の車内放送が気になった。

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換気・湿度対策が矛盾する冬期

最初に私自身は住宅内のRH(相対湿度)が低くても良いと思っている。例えば22度で35%などは快適で24度で30%でも良い。しかし住宅内の湿度は冬期でも40~60%が良いと考えている人も多い。乾燥肌など病気関連でやむ得なく高いRH(相対湿度)が必要である人は仕方ないが、健康な人には多少低めのRH(相対湿度)でも問題ないと思っている。

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紙管と私感

まず最初に↓「真夏COVID-19と換気」のブログにいいね(興味・評価)が多くついたことにビックリ。当ブログは住宅関連の事で科学的な見解を主とするが時には時事問題を私感で取り上げるなか、何時も評価・興味を頂くのがこのような住宅以外の私感のことに喜んでよいやら・・・。

真夏のCOVID-19と換気
まだしっかりと確かめないのに記事として書いて恐縮だが・・・ 昨日の40度越えの三条市内の小学校では、エアコンON...
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COVID-19とダクト換気セミナー

タイムリーなセミナーである。

オーブルデザインでのCOVID-19へのスタンスは、この7月28日のブログでお伝えしたとおり、指定感染症の取りやめかランクダウン(緩和)である。COVID-19がもたらした日常生活への影響はこれからが本番。経済と自由な活動停滞で多くの人に影響を及ぼすと考えている。一方このCOVID-19で少し改善した事は、様々なセミナーや講演会が事務所でタイムリーに視聴可能なことであり、上のセミナーも視聴できた事。

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換気

昨日の新幹線移動で開いた時間にみたネットニュース。それはコロナ渦の住宅の換気の方法を伝えるページだった。

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新潟市白山浦の家 完成4 
  魅惑の使い勝手の床下

床下内は設備類の設置として最もふさわしいと感じる。メンテナンス性が最高である。

「緑の家」と言えば高基礎で床下収納。高基礎は事務所設立時の1998年から全棟100%で採用している。近年9割の「緑の家」で床下高さは最大の1.4mとなっているので、今後床下内に換気扇(ダクトの場合)、分電盤、光ネットルーター類を標準設置するつもりである。

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新型コロナCOVID-19と換気 その2
子供部屋

私の所属する日本建築学会と(公)空気調和・衛生工学会が、3月23日に「 新型コロナウイルス感染症制御における「換気」に関して 緊急会長談話 」を発表した。 そして30日に換気のQ&Aも公表された。そこには換気について重要な事が書いてある(今回は新型コロナCOVID-19とは直接関係ない)。

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新型コロナCOVID-19と換気

私の所属する日本建築学会と(公)空気調和・衛生工学会が、3月23日に「 新型コロナウイルス感染症制御における「換気」に関して 緊急会長談話 」を発表した。現在の空調学会会長は当ブログにも何度か論文を紹介している田辺新一先生である。

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やっぱり・・・湿度は

現在東京を始め西日本と石川県でインフルエンザが流行中。特にまだ真夏の沖縄県では警報レベルとのこと。今週新潟県は秋風の吹いているが、西日本はまだ夏の湿気が残る蒸し暑い大気。こんな中でインフルエンザが流行とは不思議に思っている人も多いが、流行は季節に関係なく起こるときがある。

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お礼 2

皆様・・・「是非お聞かせください。真夏の温湿度」に24件もコメントをありがとうございます。

まとめると、ほとんど方がこの酷暑の中穏やかな空間でお過ごし頂いているようです。
うれしいことです。
ただ、冷房の難しさも指摘が多く、どうしても冷気が足下で感じる・・・拙宅もそうでしたので、電気代は気にせずに再熱除湿と扇風機またはシーリングファン併用にはまりました。また低湿度は動いて汗が出てきても爆発的な気化熱の恩恵を受けやすいので、それが快適さになる事も実感しております。何しろRH(相対湿度)60%以下だと布団を干さなくともサラサラしていることを実感。同時に日射遮蔽の大事さも先日の酷暑の「緑の家」で実感します。日射遮蔽が甘いとどうしても温度ムラ大きくなり、それがまた冷気ムラを増長しますからやっかいです。

以下コメントへの返信です。 続きを読む


熱い・・・もとい 暑い エアコン・車・茄子

ミョウバンを入れなくともヘタを一緒にいれて一夜漬けなら色はほとんど変わらない。これは粗塩と鷹の爪のみ。普段は切れ目を入れないが入れると早くつかるので急いでいる時にはいれる。

新潟での夏の代表的な食べ物として「十全なすの浅漬け」があると私は思っている。

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読者の皆様・・・再び教えてください。

早朝の事務所の温湿度。水槽、観葉植物多数の状況でもRH(相対湿度)は意外と低い。空調全OFF、窓閉。

先週新潟県も平年より少し早い梅雨入りをしたとの事。多くの人が嫌うじめじめした季節になった。この季節のRH(相対湿度)が知りたい・・・。とのことで、

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