「 換気 空気質  」一覧

トイレ換気扇のメンテナンス 2

フィルターのアップ画像。3ヶ月間でこの汚れ。トイレットペーパーのカット時こすれ埃だけではなく、服の上げ下ろしででる埃も原因か。

3ヶ月前に書いたこのブログの続き。

やはり3ヶ月でこのとおり。

事務所のトイレの換気扇は「緑の家」の24時間稼働する計画換気の一つに該当し、常時85m3/h程度を換気する。もう一つはシャワー室の排気用換気扇でこちらは150m3/h以上を常時排気する。

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職場、ご自宅の温湿度教えてください。

沢山コメント頂いており感謝です。

読者の皆さんのご自宅内又は職場内のこの時期の温湿度のコメント投稿をお待ちしております。

出来ればこんな感じで・・・。

24度40%東北とか、18度50%近畿とか、22度25%関東

温度と湿度(RH)と地域など。

今日の夜中から日曜日の夜までコメントのスパム機能を緩くしますので、ブログに直ぐ反映される可能性が高くなります。 続きを読む


新潟以南の室内RH(相対湿度)は22度で40%程度で。

画像はエクセルシャノンのカタログから
現在の樹脂サッシは枠の性能がガラスより悪いので冷気が溜まる枠下で結露しやすい事がわかる。左が普通の樹脂サッシ。

ここ何回か換気とRH(相対湿度)等の話題をブログで取り上げているが、「緑の家」のオーナーさんから

「トイレの樹脂サッシ枠に結露したが・・・」

との問い合わせが冬期になると複数件ある。RH(相対湿度)50%の家で窓があり床下暖房のない2階トイレは戸を閉めてあると温度が数度下がるのでまずトイレに結露が発生する事になる。

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2019年版の換気について ⑦ 
熱交換換気の限界と換気ダクトの径

まず下のブログを見てほしい。

Q値に関する断熱、換気の基本⑥ 全熱交換型換気扇お勧めの境界
算出条件 全熱交換型換気扇7台 延べ床面積 175m32 オーブルデザインでは設立当時から換気はダクトレス第1...

上のブログは今から9年前の2010年に書いた。

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2019年版の換気について ③ 風呂場に換気は必要か?

さてようやくCF(循環ファン)の話になる。

お風呂場に6年前から標準設置されているCF(循環ファン)は所謂換気扇ではない。そもそも日本の風呂場に排気用換気扇は概ね必要無いはず(高断熱高気密住宅)。この2019年建築技術1月号でさえそんな記載はない。・・・Orz

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2019年版の換気について ①

建築技術2019年1月号の「知ってるつもりだけの換気」を読んで・・・

と言うことでまずはざっくり興味のあるところだけ斜め読みした。

 

まず最初のⅠ章は換気の歴史の説明があるP86 ~P89まであり、「そうそう」と頷いたりそうだったのか・・・と感心したりする内容。

次にⅡ章はP92~P97 「換気の基礎」・・・のこと。

その書き出しに・・・住いにおいて換気の目的は「空気の清浄」と「結露防止」にある。

とある。

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黒アリが断熱材を巣にする・・・北海道の事情
熱交換型換気は省エネではなく、寒く感じさせない配慮の設備

ふとしたことから北海道住宅新聞のページに飛んでいき、そのページには・・・

黒アリが基礎断熱材を巣にする事が問題

とあった。

あの寒い北海道だからか、それともあの寒い北海道でも・・・だからだろうか? 続きを読む




CF(循環ファン)の問い合わせや採用事例が増加・・・

お風呂場(UB)の壁につくCF(循環ファン)とそれに連動する脱衣所のCF(循環ファン)が右手上にある。お風呂も洗濯物も良く乾く。

 

ここ最近・・・

「緑の家」のオリジナル発想であるCF(循環ファン)の問い合わせや採用例の情報が入る。昨日だけで2件・・・。

採用された方からのコメントは・・・

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動圧と静圧と換気 その2

※換気・通風専門研究者の第一人者で構成された委員らが執筆者。

前回のその1では

「それは浅間が勝手に推論したことだろう」

とのご批判も頂くと思うので、以前ご紹介したあの換気マニュアルに記載されている所を引用して説明する。前にも申し上げたとおり換気をまじめに考えると大変複雑であり、住宅の換気の説明本を書こうとすると、著名な換気の研究者である筆者ら※をもってしてもこのくらいの本になる。

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動圧と静圧と換気 その1

2018年9月18日加筆修正 緑字 大事な部分を取り違いをしておりましたので緑字を加筆修正しました。

風が吹くと建物の風上側壁面は動圧が静圧にかわる。一方風下側壁面には静圧のみ加わる。動圧とは風の風速そのものの力であり、静圧とは風速ではなく建物を取り囲む空気の圧力差のこと。無論風が吹けば一般的に室内外にも圧力差は生まれる。

動圧は理解可能だが、静圧となると肌に感じる事もなく目に見えないだけなかなか想像しがたい。 続きを読む




2018年建築学会 梗概集から その5 床下外気導入

黄色い囲みは見やすいように勝手に加筆させて頂いた事をお許し頂きたい。

その5は・・・

科研費「顕熱交換型太陽光集熱システムを用いた基礎断熱床下空間のカビリスク低減手法の構築」という補助金で研究された論文であり昨年このブログでも取り上げたがその続きである。 続きを読む







換気を少し考察 その3 「緑の家」の常時換気方法

「その2」では、⑨、⑩の第三種換気について「風上側の予期せぬ大量給気」について言及したが、気の利いた給気口には、流量抑制のフィンなどがついているので、風上側の大量給気のよる冷たい風の影響は少なくなっている。しかし、風下側の給気口の流入現象や逆流などは解決が難しい。とは言っても風には揺らぎがあるので、一日で見れば概ねOKという地域が多い。その2で申し上げたとおり・・・NGと考えられるのが新潟のような冬期の卓越風が安定して強風である地域となる。 続きを読む


換気を少し考察 その2 換気計画はとても複雑

換気の種別は概ね①~⑩。その他ダクト式とダクトレスの組み合わせ、パッシブ換気や換気の必要の無い木建は除く。

その1でお伝えした換気扇の種類で最も単純で安価な方式が⑩である。専門書などはこのような①から⑩の特徴、長所、短所を説明するのであるが、現場実務ではもっと複雑である。ではどんなところが机上設計とちがうかというと・・・先ずはポンチ絵で説明していく。

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続・CF(循環ファン)のこと 

脱衣所に設置されたCF(循環ファン)とリターンの穴300角。

多くの施工者さんが「緑の家」のCF(循環ファン)の図面を見て取り付け間違うことがある。

それは風の向き・・・。

ちょうど「CF(循環ファン)のこと」に同様のコメントも寄せられたので少し補足説明をしておく。

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デシカ2台の家の空調チェック。 その2
 デシカの僅かな欠点

壁入り隅は熱橋の影響で他の壁より3~4度低くなるところがあるが、この画像では27度と結露は無論、高RH(相対湿度)にはならない。

デシカ2台、床下エアコン2台のこの家・・・。特に床下エアコン2台で床下内を2つに区切った効果はすばらしい・・・。こちらはウォークインクロークの床温です。

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BELSと換気の消費電力

ちょっと一般の建て主さんには今回の記事はわかり難いかもしれませんので、スルーして頂ければと思います。

長期優良住宅を取得していれば簡単と審査機関に仄めかされたが、実際申請すると結構設備器機の資料と居室面積根拠が細かい。ちょっと手間がかかった。

BELS(ベルス)って知ってますか?

多分、ZEH(ゼッチ)認定を取得された方ならわかります。

BELSとは国が行う建物の省エネ性評価です。 続きを読む


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