「 空調・エアコン 薪ストーブ等 」一覧

論文の大切さ 査読論文 
家庭用エアコンのAPF その1

エアコン論文の本命きました~。

何時ものようにこれ以後カラーの線や網掛けなどは浅間がわかり易いように論文に勝手に手を加えた。論文執筆者様にはこの場で無礼をお許しを頂きたい。

APFの精度検証・・・と、今までこういった研究がなかった事に不思議さを感じます。

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床下暖房用の冷房(除湿)使用は慎重に9 
 小屋裏設置も注意  2017年版

拙宅のエアコン室内機からの水漏れ。突然、コップ4杯分くらいの水が一気に漏れ出て、更に運転継続すると絶え間なく垂れ続ける。

この時期のエアコン室内機から大量の水漏れの原因は・・・

結露排水ドレンの配管内でカビが増殖してそれが配管を詰まらせることが殆どです。これは10年以上前から当ブログでお伝えしております。

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やっぱり驚きの・・・ダクト式換気扇のフィルターの汚れ

左が室内側の循環空気用フィルター。右が外気導入側の室外機フィルター。17ヶ月メンテナンスしていない時の状態。

ある「緑の家」で、「緑の家」でよく使うセントラルダクト換気システム(第一種全熱交換型換気システム)でご入居から今までフィルターメンテナンスをしていなかった時のフィルターの状況を写真に撮ることが出来ましたのでご案内します。

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2017年 建築学会の論文梗概集5 
様々なエアコンのCOP特性

こちらは昨日の「エアコンの省エネ性表示の崩壊か」の前にご紹介すべき論文で、

「家庭用エアコンを対象とした実使用時のCOPに着目した最適機種選定方法に関する研究

その8 ME社製家庭用エアコンのCOPマトリクス測定結果」
・・・先回と同じ赤林ラボの論文です。

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2017年 建築学会の論文梗概集4 
エアコンの省エネ性表示の崩壊か?

今期の論文の目玉・・・

恩師ラボの論文です。

全ての図等はこの論文からの切り取り。

家庭用エアコンで既に5年くらい継続して実測を行っている新大の赤林ラボですが、今回の発表も先回に続いて私には衝撃的です。

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夏のエアコン(再熱除湿以外)はクーラーと呼ぶべき!

今日から8月・・・それらしい話題を一つ。

昨夏の「緑の家」の見学会では、床下用エアコンによる再熱除湿を使い、床下を強乾燥させた事を動画で公開しました。

今見ても・・・「緑の家」らしい裏付けで家造りをしているな~と思っております。

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最新エアコンの除湿を知る・・・その2

最新の除湿運転を考える

その1では再熱除湿と冷房除湿は次元の違う空調と説明しました。その2では更にダイキンさんの冷房除湿について考えてみます。なぜダイキンさんなのかは・・・大手家庭用エアコンメーカーさんではダイキンさんがいち早く再熱除湿運転を不採用にしたので、冷房除湿では最も進んでいるのではないかと考えたからです。

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最新エアコンの除湿を知る・・・その1

先日の提言11で説明したとおり除湿はこれからの主流です。しかし数年前から再熱除湿運転を採用しないメーカーが増えております。よって再熱除湿運転ではない最新の除湿運転を少し深く考えてみましょう。

最新の除湿運転を考える

今回は再熱除湿がないダイキンさんの最新除湿運転を少し説明します。

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日立のエアコンの秘密
なぜ日立のエアコンを使うのか。

なぜ日立を使うのか?日立のエアコンはどこが違うのか?

cci20160918日立のエアコンでは再熱除湿の特許及び出願48件(2010年時)

先回、先々回のエアコンのカテゴリーでお勧めのエアコンやその特性などを記載してきました。

まとめとして・・・

ここ数年「緑の家」のエアコンは日立のトップ機種(製造年度には関わらず)を採用し続けており、当面このままです。 続きを読む


秋の東京へ 4 エアコンの進化の方向と論文テーマ

12345987654エアコンと家の進化ベクトルの違い

超高断熱住宅と空調を愛でる人ならお気づきだと思いますが、1970年頃から家庭に普及したエアコンの進化と家の進化が今別方向にずれております。

そう言えば「緑の家」では19年前から夏も空調で・・・を基本にしておりますが当時は再熱除湿の運転は反対でした。ところが2009年頃「緑の家」超高断熱仕様をつくり、2010年から本格的に完成して住み始めると・・・ 続きを読む


秋の東京へ 3 再熱除湿のエアコン

昨日の情報交換で、

「浅間さん、東芝さんは再熱除湿を搭載しなくなったのですか?」

と松尾さんから聞かれました。

今朝丁度タイムリーで日経アーキテクチャーに連載されている松尾さんの記事のタイトルが

激減するエアコンの「再熱除湿」 (無料登録が必要です)。

でした。

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「緑の家」のエアコン 新たな空調計画 2016年版

2016年08月26日 表修正(顕熱換気除湿量修正)

この夏「緑の家」で室内の環境を実測しております。そこで今後の「緑の家」でのエアコンの設置計画が決まりました。エアコンはその特性が機種や時期によって変化するので今回は2016年版として2011年から5年後の変更計画です。

高い性能の高気密高断熱の家において、多くの設計者がエアコンの設置方法を計画するとき、主に冬の暖房時の暖房負荷を考えてエアコンを台数や位置を決め、冷房には緻密な計画をしないと思いますが、新潟県ではそれだけでは不充分で有るということがはっきりわかりました。

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2016年度のお勧め住宅用壁掛エアコン

2016年08月5日修正 08月20日加筆、9月三菱電機△に

2016年のエアコン選定は大変な事になり、昨年のパナソニックに続いて東芝までもが再熱除湿エアコンから撤退?しました。これで日立と三菱電機・富士通になりました。

主要機種
再熱除湿
グレード センサー
位置
日立   ○ 上位機種      ○
三菱電気    中位機種   △
パナソニック   ×   ○
東芝   ×   ○
ダイキン   ×   ×
富士通   ○ 上位機種   -

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家庭汎用エアコンの特性が変わったのか・・・

2年前から再熱除湿を止めるエアコンメーカーが増えてきております。これは先回2016年のお勧めのエアコンでご案内したとおりです。そして「緑の家」にお住まいの皆様から最近このような話を多く聞くようになりました。

「主冷房用エアコンを冷房運転にすると湿度が下がりにくい・・・」と

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夏至に暖房運転する床下エアコン??その2

2017年 5月 緑字追記 
床下暖房を夏期でも使うと温度ムラがなくなるので気持ちよいと言う事が推定される。超低湿だけが気持ちよいわけでない。

夏至に暖房運転する床下エアコン??の記事に対してコメントが多いので急遽「その2」を作りました。

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夏至に暖房運転する床下エアコン??

2017年 5月 緑字追記 
床下暖房を夏期でも使うと温度ムラがなくなるので気持ちよいと言う事が推定される。超低湿だけが気持ちよいわけでない。

相変わらず綺麗な床下。だからこそ実測も簡単。

先日お話しした計器類を実測させて頂く家に取付け始めました。
最新兵器は「熱流計」。
これはその面にどのようなベクトルで熱が流れているか測るセンサーです。これを床下スラブ面に設置して実測します。

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今日の出来事 

毎年この時期訪れるこの場所・・・何時もと変わり無く水蒸気が鉛色の空に悲しく踊るような情景を見せております。このような人の力が空まで変えるようなそんな景色は嫌いではありません。
本来なら明日この場所に立つのですが、明日は東北フォーラムで講演させて頂けるので、1日早いですが今日ここに来ております。

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やっぱりエアコンについては譲れない・・・その2

緑字加筆あり 2015年 11月11日

すこし強引にAPFとCOP比較をしてしまいましたが、目的はわかると思います。

先回の続きです。

実は皆さんが普段見慣れているエアコンメーカーのカタログでも

「エアコン定格時運転は効率が悪くなる」

ことが直ぐにわかります。つまり誰でもその理由がわかるのです。

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パナソニックのエアコンはフィルターが欠点 その対応2

取外されたパナソニックのエアコン。事の発覚はこのエアコンから始まった。

先週パナソニックさんから

「目の細かいフィルターが出来ます。どちらにお送りしましょうか」

とのことだったので、オーブルデザインの事務所に全ての該当するフィルター送ってもらうことにします。

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わくわくする・・・エアコンの論文 2

風量固定時のCOP(冷房、暖房)
先回の「わくわくする・・・エアコンの論文」の結論で、

暖房時に定格運転5kwの半分くらい(2.5kw)を考えて選定することが良いことは上の図でわかったが、冷房時に定格運転4kwよりやっぱり半分の2kwの方がCOPが高くなっているのになぜそこを薦めないの?
とのご質問頂きました。確かに以前ブログで何度となく説明していたので今回は理由を端折って冷房は定格が良いと言っているので少し補足説明します。

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暑さの新基準 露点温度による判断

最近、湿気や黴びのことを多く書きますが、日本(北海道を除く)ではこの二つを忘れて家の事、日常生活を語る事はできません(当たり前ですね)。実は暑さもこの湿気で判断出来るのでは無いかと思っております。その湿気を日常でわかり易く表現出来るのが「露点」です。

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