本日、「緑の家」の建て主さんの家に設置されていた東芝製エアコンの室内機内部です。これで2年と半年目・・・。ちょっと信じられません。
「 空調・エアコン 薪ストーブ等 」一覧
デシカ2台の家の空調チェック。 その2
デシカの僅かな欠点
デシカ2台、床下エアコン2台のこの家・・・。特に床下エアコン2台で床下内を2つに区切った効果はすばらしい・・・。こちらはウォークインクロークの床温です。
東芝のエアコン・・・問題あり?
2014年前後の東芝製のエアコンの挙動が変・・・。 続きを読む
論文の大切さ 査読論文
家庭用エアコンのAPF その2
その1から時間が空きすぎて忘れた方はもう一度その1をご覧ください。
その1ではこの論文の結果を申しあげ、この論文の主結果が「実測した風量自動COPを使ってAPFを算出したときに、カタログAPFとの差が2倍になる条件も存在した。また合成COPマトリックスに変えた場合はその差は1.2倍程度になった」
事でした。その2ではこの合成COPマトリックスについてご紹介します。 続きを読む
「て・こあ」でのある1日 壱百壱拾八 薪ストーブのメンテ
定休日の月曜日は、早朝の地鎮祭から直接「て・こあ」に入りました。朝は13℃まで冷え込んだため、至る所に結露による造形が・・・。普通なら見えない蜘蛛の巣がはっきりと目の前に表われます。 続きを読む
やっぱり驚きの・・・ダクト式換気扇のフィルターの汚れ
ある「緑の家」で、「緑の家」でよく使うセントラルダクト換気システム(第一種全熱交換型換気システム)でご入居から今までフィルターメンテナンスをしていなかった時のフィルターの状況を写真に撮ることが出来ましたのでご案内します。
2017年 建築学会の論文梗概集5
様々なエアコンのCOP特性
こちらは昨日の「エアコンの省エネ性表示の崩壊か」の前にご紹介すべき論文で、
「家庭用エアコンを対象とした実使用時のCOPに着目した最適機種選定方法に関する研究
夏のエアコン(再熱除湿以外)はクーラーと呼ぶべき!
今日から8月・・・それらしい話題を一つ。
昨夏の「緑の家」の見学会では、床下用エアコンによる再熱除湿を使い、床下を強乾燥させた事を動画で公開しました。
今見ても・・・「緑の家」らしい裏付けで家造りをしているな~と思っております。
除湿と外部ブラインド
当事務所で外部ブラインドを下ろして窓を閉め、再熱除湿でエアコンを運転にしているときの熱画像(サーモグラフィー)です。
最新エアコンの除湿を知る・・・その2
最新の除湿運転を考える
その1では再熱除湿と冷房除湿は次元の違う空調と説明しました。その2では更にダイキンさんの冷房除湿について考えてみます。なぜダイキンさんなのかは・・・大手家庭用エアコンメーカーさんではダイキンさんがいち早く再熱除湿運転を不採用にしたので、冷房除湿では最も進んでいるのではないかと考えたからです。
最新エアコンの除湿を知る・・・その1
先日の提言11で説明したとおり除湿はこれからの主流です。しかし数年前から再熱除湿運転を採用しないメーカーが増えております。よって再熱除湿運転ではない最新の除湿運転を少し深く考えてみましょう。
最新の除湿運転を考える
今回は再熱除湿がないダイキンさんの最新除湿運転を少し説明します。
日立のエアコンの秘密
なぜ日立のエアコンを使うのか。
なぜ日立を使うのか?日立のエアコンはどこが違うのか?
日立のエアコンでは再熱除湿の特許及び出願48件(2010年時)
先回、先々回のエアコンのカテゴリーでお勧めのエアコンやその特性などを記載してきました。
まとめとして・・・
ここ数年「緑の家」のエアコンは日立のトップ機種(製造年度には関わらず)を採用し続けており、当面このままです。 続きを読む
秋の東京へ 4 エアコンの進化の方向と論文テーマ
超高断熱住宅と空調を愛でる人ならお気づきだと思いますが、1970年頃から家庭に普及したエアコンの進化と家の進化が今別方向にずれております。
そう言えば「緑の家」では19年前から夏も空調で・・・を基本にしておりますが当時は再熱除湿の運転は反対でした。ところが2009年頃「緑の家」超高断熱仕様をつくり、2010年から本格的に完成して住み始めると・・・ 続きを読む
秋の東京へ 3 再熱除湿のエアコン
昨日の情報交換で、
「浅間さん、東芝さんは再熱除湿を搭載しなくなったのですか?」
と松尾さんから聞かれました。
今朝丁度タイムリーで日経アーキテクチャーに連載されている松尾さんの記事のタイトルが
でした。
秋の東京へ 2
秋の東京へ1の続きです。
今回の主役である今泉さんは、今年の2月頃からモデルハウス(実験棟)のエアコンにエンタルピの差による出力を測る実測を行っております。その実測結果を見ると・・・ 続きを読む
秋の東京へ
今日は東京へ・・・
エアコンのシミュレーションで面白い話が伺えます。
シミュレーションではとても有名な方とまた得意分野の第一人者さんが神戸の松尾さんの配慮で数名集まり、情報交換(というよりご教授を受ける)する予定です。
日立製と東芝製のエアコンでの再熱除湿特性
今年は東芝と日立のエアコン吹き出し口に温湿度計を取付けて吹き出される空気質を観察しております。すると・・・ 続きを読む
「緑の家」のエアコン 新たな空調計画 2016年版
2016年08月26日 表修正(顕熱換気除湿量修正)
この夏「緑の家」で室内の環境を実測しております。そこで今後の「緑の家」でのエアコンの設置計画が決まりました。エアコンはその特性が機種や時期によって変化するので今回は2016年版として2011年から5年後の変更計画です。
高い性能の高気密高断熱の家において、多くの設計者がエアコンの設置方法を計画するとき、主に冬の暖房時の暖房負荷を考えてエアコンを台数や位置を決め、冷房には緻密な計画をしないと思いますが、新潟県ではそれだけでは不充分で有るということがはっきりわかりました。
2016年度のお勧め住宅用壁掛エアコン
2016年08月5日修正 08月20日加筆、9月三菱電機△に
2016年のエアコン選定は大変な事になり、昨年のパナソニックに続いて東芝までもが再熱除湿エアコンから撤退?しました。これで日立と三菱電機・富士通になりました。
主要機種 再熱除湿 |
グレード | センサー 位置 |
|
日立 | ○ | 上位機種 | ○ |
三菱電気 | △ | 中位機種 | △ |
パナソニック | × | ○ | |
東芝 | × | ○ | |
ダイキン | × | × | |
富士通 | ○ | 上位機種 | - |
家庭汎用エアコンの特性が変わったのか・・・
2年前から再熱除湿を止めるエアコンメーカーが増えてきております。これは先回2016年のお勧めのエアコンでご案内したとおりです。そして「緑の家」にお住まいの皆様から最近このような話を多く聞くようになりました。
「主冷房用エアコンを冷房運転にすると湿度が下がりにくい・・・」と
夏至に暖房運転する床下エアコン??その2
2017年 5月 緑字追記
床下暖房を夏期でも使うと温度ムラがなくなるので気持ちよいと言う事が推定される。超低湿だけが気持ちよいわけでない。
夏至に暖房運転する床下エアコン??の記事に対してコメントが多いので急遽「その2」を作りました。
夏至に暖房運転する床下エアコン??
2017年 5月 緑字追記
床下暖房を夏期でも使うと温度ムラがなくなるので気持ちよいと言う事が推定される。超低湿だけが気持ちよいわけでない。
先日お話しした計器類を実測させて頂く家に取付け始めました。
最新兵器は「熱流計」。
これはその面にどのようなベクトルで熱が流れているか測るセンサーです。これを床下スラブ面に設置して実測します。
今日の出来事
毎年この時期訪れるこの場所・・・何時もと変わり無く水蒸気が鉛色の空に悲しく踊るような情景を見せております。このような人の力が空まで変えるようなそんな景色は嫌いではありません。
本来なら明日この場所に立つのですが、明日は東北フォーラムで講演させて頂けるので、1日早いですが今日ここに来ております。
エアコンの不調 その2 ダイキンの場合
ダイキン製エアコンの修理に立ち会いました。
メーカーさんによると
「室内熱交換器部分から冷媒R32を検知するので液漏れでガス圧が下がっているとのこと。
室内熱交換器を交換するという大手術となりました。