まず単語の統一から。以前は防風透湿防水シートと呼んでいたが、JIS規格の呼び名に合わせて防風透湿防水シート→透湿防止シートとする。GWに接して使う場合は防風性が大変重要だけれども、「緑の家」みたいに樹脂製板状の断熱材の場合は、防風性の必要は無いので、今後は透湿防水シートとする。
続きを読むデシカのある「緑の家」完成見学会
赤字 追加記載
カーポートは悪天候のため本日施工されブルーシートで覆われておりますが、その横から建物の玄関部分へ階段を上がって入って頂けます。尚、降雪が予想され手おりますので足下に気をつけてお越しください。
日時: 令和6年1月13日(土)14日(日)
場所: 新潟市秋葉区美幸町 場所はご予約時にお伝えします。
駐車場:見学会会場敷地外専用駐車場内のみ(道を挟んで前の砂利敷きの敷地)
予約方法:メール→mimoza@arbre-d.sakura.ne.jp(日本語部分を消して送付)又はお電話で
※メールの場合は一両日中(休業日の場合は翌営業日)にご案内のご連絡をさせていただきます。
(日曜日・月曜日休業)
※当日のご連絡はお電話でお願いいたします。
行政による耐震審査義務化の行方 その2
2025年に義務化される審査項目は構造と省エネだけではない。この表によると40を超える項目が新たに審査対象となる。
続きを読む行政による耐震審査義務化の行方 その1
先々週、国交省から全国の設計事務所登録を行っている事業所に、多分一斉に送付されている案内書・・・が上の写真。この中には・・・
続きを読む今年のインフルエンザと湿度
2023年は他のどの年とも違い8月中旬からインフルエンザの流行が始っていることがわかる。
続きを読む無塗装の木の魅力 超仕上げ その3
さて、「自然・無垢材の中で」超仕上げのすくない理由だが・・・
A.室内のインテリアで針葉樹がすくない。
B.木を無塗装でつかっていない。
C.超仕上げは手直しができない。
と考えられ、Aは「その2」で長々と説明した。その3ではBの続きとCの説明をする。
続きを読む年末の完成見学会
当面ブログのトップに固定表示
予定通り開催いたします。(12月23日8時)
日時: 令和5年12月23日(土)24日(日)
場所: 新潟市北区松浜本町 場所はご予約時にお伝えします。
駐車場:見学会会場敷地内のみ
※大雪により開催に危険を伴う場合は中止となる場合がございます。
安全のためご理解いただきますようお願いいたします。
予約方法:メール→mimoza@arbre-d.sakura.ne.jp(日本語部分を消して送付)又はお電話で
※メールの場合は一両日中(休業日の場合は翌営業日)にご案内のご連絡をさせていただきます。
(日曜日・月曜日休業)
※当日のご連絡はお電話でお願いいたします。
無塗装の木の魅力 超仕上げ その1
先日のブログでは査読論文で自然塗料および自然系塗料と無塗装時の放出する化学物質のことをお伝えした。今回はそのことを踏まえ少し感覚的なこともお伝えしたい。
続きを読む擁壁配筋検査 松浜ヒルサイドの家
本日は松浜ヒルサイドの家の擁壁の配筋検査で現地に赴いた。淡い色の組み合わせがやさしい感じの松浜ヒルサイドの家である。
続きを読むトイレ便器種類と注意
2023.11.10内容に間違いがあったため修正しました。
2023.11.13 写真追加
「緑の家」でオーナーさんが選ぶトイレの最近の傾向はこのタイプ。古く(40年以上前)からあるタンク有りのタンクと洗浄便座分離型である。理由は・・・
続きを読む価格上昇のため・・・見直し。
食することもできるヤマボウシの実である。「緑の家」でもたくさんのヤマボウシを外構に計画したが、このヤマボウシは初めて知った常緑種のヤマボウシ。
続きを読む季節の境における風呂CF(循環ファン)
先週は珍しく風呂CFの問い合わせが複数あった。確かにこの時期は全館空調の家でも空気質が乾いていないので一年の中で、梅雨時と同じくお風呂場の乾きが悪いはず。排気用換気扇だけで乾燥させている家と違い、当然風呂CFのある家はこの時期でもいつもどおり直ぐに乾く。
続きを読むALCの外壁 その2
先回のALCのチェックから数日後の昨日に再び現場でALC最終チェック。先日指摘したこと、及び塗装前のチェックを入念に行うため、施工会社さんから強く依頼されて伺った。先回申し上げたとおり、ALCは塗装がとても大事。だからその塗装下のシーリングの打ち方でメンテナンス時期が左右されるくらいシーリングは重要となる。
続きを読む金沢市 戸板の家の気密、内部耐力壁検査 その1
昨日の工事監理は金沢市。朝7時前に事務所をでて戻ってきたのが18時ごろと延べ11時間の工事監理である。流石に今日はこれだけで業務終了であった。内部の耐力壁検査と気密施工チェックだが、2人で3時間かかってしまった。一人なら6時間以上となる。建物が大きいこともあるし、見る内容が多いのがその原因である。
続きを読む建築士が考える耐震性
「緑の家」の耐震性能は原則地域で決められた設計積雪量を満たしての耐震等級3となる。このため設計積雪量が2mを超える地域では屋根が少し小さめだったりして、工夫をしながら耐震性を確保している。2mの地域であっても当然積雪1mで耐震等級3を取得も出来るが、明らかに2mより耐震性は劣る・・・と言うより屋根に雪が0.35m以上あるときは一般の家より弱い耐震性となる。0.35mとは法では積雪量の0.35倍だけの荷重で耐震性の検討をしてもよい建て付けであるから。積雪2mなら0.7mで、積雪2.5mでようやく1mに近い0.875mの雪の重さの時の耐震性を確保している。このことは改めて機会を設け説明したい。
続きを読む長期優良住宅に電線の規定がないことの疑問と対策
電気配線は住宅建築ではほぼ100%必要な設備で、この室内配線はVVFというケーブルで施設されることが99%。しかし随分前から言われているが、このVVFケーブルの設計上の耐用年数は屋内の標準使用で20年から30年とのこと。30年経つと、シースケースの劣化で絶縁が低下し、最悪火災の原因になる。
続きを読む2023年建築学会梗概集からの 論文⑤ 床下暖房その2
さて床下暖房の続きでその2である。
続きを読む2023年建築学会梗概集からの 論文④ 床下暖房その1
選抜梗概となる論文。筆者は床下暖房と全館空調の実測では第一人者となる井口先生らである。
続きを読む家は構造が主だから・・・
「緑の家」での実施設計の作業は、意匠系と構造系でほぼ同じくらいの時間を使って作成している。しかし神経の使い方(集中力)はやはり構造図面や構造計算を行っているときが大きく、知識と労力をフル稼働させる。
続きを読む防水検査と杉の超仕上げの造作材
本日松浜ヒルサイドの家に防水検査に伺ってきた。
続きを読む査読論文 自然系(天然系)塗料とDIY
今回の紹介は木材に塗る天然塗料についての査読論文で、状況としてはDIYを想定している。多分家を建てたあとでも木に天然塗料(オイル)を塗っている人は多いと思うが、その際の揮発性有機化合物の影響と評価の論文となる。
続きを読む2023年建築学会梗概集からの 論文③ カーテンと結露水の量
2023年建築学会梗概集からの論文の紹介の3番目。カーテンがある窓と無い窓での結露の発生とその量の比較である。
続きを読む2023年建築学会梗概集からの 論文② 第三種換気の問題
ようやく少し余裕が出来たので再び2023年の建築学会梗概集から興味深い論文を取り上げてみる。その②は上のグラフで、第三種換気の実際の給気口から入る新鮮空気の割合である(実測値と計算値)。
続きを読む気密チェックと防水検査
先週美幸町の家の気密シートのチェックと防水検査に伺ってきた。
続きを読むこの時期の風呂CFの有能さと床に敷いたままの布団内の湿気
10月でも超高断熱住宅は引き続き冷房している家も多いが、新潟県の一般的な住宅では日最高気温22度から最低気温15度が続くこの季節が、珍しくエアコンがほぼ動かない時期といえる。その状態では家内のRH(相対湿度)は60%~70%くらいになる。すると排気換気であっても今まで半日あれば乾いていた風呂場内はなかなか乾かなくなっている。そこでやはり出番は風呂CF(循環ファン)である。
続きを読む松浜ヒルサイドの家 気密工事
屋根の上にカマキリ・・・秋まっただ中でお腹を見るともうお母さんではないようである。
続きを読む「緑の家」の白の色味への拘り
2023.10.12 加筆修正
「緑の家」では1998年の事務所設立以来からの白いAEPの壁天井が標準仕様で、これは今も変わる事がない。安価で質感もよく30年ほどは退色しないAEPはメンテナンスも優れているのでこれからも「緑の家」の標準仕様である。まず何故・・・
続きを読む確認済証に2ヶ月・・・
九州の熊本県で確認申請と長期優良住宅を申請を同時に申請してから2ヶ月後にようやく確認済証と長期優良住宅の認定通知書が発行された。
続きを読むⅤ地区新潟以南の超高断熱住宅は全て遮熱ガラスがよいかも その3 今だから出来る事
その3は補足説明である。ようやく秋の気配となったこの頃。こんな時だからこれから新築を計画している人は試してほしいことがある。
続きを読むやっぱり、原則は建替え・・リフォーム・リノベは慎重に
日本の人口が減ってきており、必然的に空き家も増えてくるが、その空き家を購入してリフォームなどして住むことは慎重に考えた方がよい。これは随分前から私はリフォーム、リノベは基本的に慎重にと申し上げている。そして今でもその考えに変化はないばかりか更にそう強く思う。
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