昨年より少ないのに高い電気代

事務所の3月分の昨年と今年の電気代。両年使い方は殆ど変わらず24時間空調している。

新潟県において一年で最も高くなるの電気代は冬期。この今年の3月は昨年に比べ電気使用量が1割少なかったので電気代は安いかなと思って見ると・・・逆に約1割高いのである。なぜ?

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ローコスト住宅とは幾らくらい?
将来のEVエネルギー供給

昨年春からウッドショックが起こり、また世界的な半導体不足、化石燃料の高騰などが重なり住宅の価格はかつて経験したことのない上昇を続けている。「緑の家」でも参考価格は上がっているが、決して高額な住まいではないだろうと思っている。

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「緑の家」参考価格の改訂と安定の気密0.2cm2/m2

本日当HPのお知らせ欄にアップしたが、「緑の家」の参考価格が再び上昇した。下のリンクからご覧頂ければと思う。

https://arbre-d.sakura.ne.jp/home/news/news-3987

オーブルデザインは純粋な設計事務所であるため、当然施工は行なわないし施工する工務店が限定されていない。このため参考価格になるが、この一年間で3度目の大幅改訂である。今後落ち着くことを願うばかりである。当然、コスト圧縮のため構造木材をできる限り効率よく設置し、少なくする事も考えて参りたいが、目に見える部分の部屋内の木材は大事なポイントなので、そこは減らすことを現在考えていない。

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更なる上昇か?木材の価格。

緑字加筆

ロシアを国際銀行間の送金・決済システムのSWIFT(国際銀行間通信協会)から排除することで合意した。決定が数日内に下されるとの見通しを示した。

ロイターニュースより

とのニュースが流れているが、SWIFT排除が実施されると、決済ができないためロシアとの輸出入が一切なくなるとのこと。これではまた柱や梁等の集成材の価格が上がるかもしれない。

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通風と全館空調について その1 私のエビデンス

1994年に建築学会大会用の報告書。この共同研究者に私もいた。

「緑の家」では夏に通風が必要だと強調することはない。なぜ通風をお薦めしないか・・・について賢明な読者さんなら「カビ防止」のためとわかると思うが、実は30年近く前に通風の効果を研究した論文に参加しており、そこで夏期に通風が効率の良い「涼」を得る手段とは思えなくなったためである。その論文は上の通り1994年に報告している。

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耐雪2.5m今朝白町の家 防水と外壁材の厚さ

「告示」の準防火性能を「省令」と記載したので訂正 02/23

耐雪2.5mである今朝白町の家は、豪雪地の長岡にある。今年は小雪で最大積雪量は1.1mくらいだったので工事には大きな支障は無い。とは言っても現場は毎朝雪かきから始まる。

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超高断熱の等級7を設ける前に国が決める   構造チェック

パッシブな暖房で考える伊達の家 4 超高断熱と構造の関係
日頃から住宅の設計で一番大事なことは 「構造」の安全性 と申し上げております。 ここで「緑の家」が超高断熱住宅を...
5年前(2017年)の上のブログを読んで頂ければ今回の記事がよくわかる。

ZEHの普及に伴い、

1.断熱材が厚くなり重い壁、天井
2.窓がトリプルガラスで重い
3.太陽光パネルの設置で屋根が重い

ことが明らかになり従来の建物重量の条件では耐力壁が不足する例がでてきた。そこで国交省は2025年の断熱義務化に伴い、原則木造2階建ての構造審査を行政で行なう方針に決めたらしい。

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松美台の家 完成見学会

当面はブログのトップに固定されます

定番のコーナーサッシ。空に浮く手すりにはハンモックが取り付く。

長期優良住宅認定 耐雪1m、耐震等級3で超高断熱UA値0.28w/m2k。
日時: 令和4年 3月19日(土)、20日(日)
場所: 新潟県新潟市西区松美台  場所はご予約時にお伝えします。
    小針駅から徒歩10分 駐車場有
駐車場:見学会会場敷地前(空き地)予定

予約方法:メール→arbre-d2@nifty.com(日本語部分を消して送付)又はお電話で

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「緑の家」のお風呂CF(循環ファン)と居室CF(循環ファン)のエビデンス

「緑の家」の一般的な空調例。廊下に設置された床下用エアコンと冷房用エアコンの2台があり、居室壁にはCFが設置される。最近は上の機種ではなく200Φ型としている。

「緑の家」では11年ほど前からCF(循環ファン)による浴室乾燥とか居室簡易空調を行なっている。お風呂CFではどちらかというと計算より経験則による機種設定であるが、居室CFの方にはエビデンスがある。

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エアコンのスローリーク故障の解決策

東北電力のHPから

エアコンの耐久性がなくなって、設置後5年前後で故障してしまう最近のエアコンに対して、上のような東北電力さんが行なっているサービスがある。この情報は「緑の家」のオーナーさんからで、確かに価値のあるサービスで情報提供に感謝したい。

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メンテナンスから考える「無難」

Aグレードの断熱性能のため、庇が全ての窓に取り付く。これは「緑の家」の大きな特徴。

模型を無事受け取ったとのご連絡を頂いた。今回の「緑の家」は2階が1階に比べ小さいので一枚の屋根で覆うために上のような招き屋根としている。

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小さな24時間の暖房空間 その2
高齢になってからの建て替え

誤解されるといけないのでこのブログの追補をしておく。

私は仮に快適になったとしても無断熱にちかいような家が良いと思っていない。当然しっかりと超高断熱された住宅が今後ストックするべき家だと思っている。

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ベタ基礎下断熱材は原則必要無いか?

昨年案内した基礎立ち上がり熱画像写真

昨年お示しした内外基礎断熱を行なった家の基礎外周部から熱移動は、内側断熱だけを行なった基礎断熱より随分少なく(数値評価未確認)、床下内の外周分の温度低下がみられなかった。上の写真でもわかるとおり基礎に接する雪も直ぐに溶けることはない。

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最近のCOVID-19で思う事

一日のPCR陽性者が6万人を超え、身の回りでもPCR検査したという声が聞こえてきているので更に増えそうな気配である。殆どの人はマスクも手洗いも一年前と変わりなく行なっており、店舗に至っては換気をはじめ消毒薬なども変わりなく行なっているはずなのに何がちがっているのか。冬だから・・・いいえ昨年も冬はあった。

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基礎断熱時の熱の逃げ
通常陥る熱画像の罠。

「緑の家」の全景熱画像。窓フレームからの熱の逃げが顕著で基礎からは少ないように見える。

真冬の「緑の家」Bグレードのサーモグラフィーは一般的な超高断熱住宅の画像である。熱の逃げやすいところは窓付近に集中し、特にサッシフレームで熱の逃げは大きくなる。

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体の変化と床下暖房そして小さな24時間の暖房空間。

最近、私は寒がりに拍車がかかっている。冬期は事務所で最も高齢である私に事務所の室温を合わせている。当然低断熱の事務所であるが、それでも24時間連続暖房するとそれなりになっているので、現在は23.5度から24度のエアコン設定が多い。

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自動ブレーキ搭載?でもだめなのか・・・

2010年から自動車事故の件数と死亡者数も着実に減り、概ね半分近くまで下がっているせいか、高齢者による事故の取り上げ数が多くなっている。これは高齢者が運転するのは日中が多く、ドラレコをはじめ動画が比較的残りやすいためもある。多分知っている方も殆どであろうが、この新型プリウスでの踏み間違いと思われる事故は衝撃だった。

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耐雪2mで耐震等級3 の土間キッチンの家 模型完成

耐雪2mの耐震等級3で計画する土間キッチンの家の模型が完成

この家は三条市内のため、先日お伝えしたとおり無難な耐雪2mの耐震等級3で計画。しかも3年ぶりに「緑の家」一押しである本格的土間キッチンを備えており、窓からの景観も含め模型時から既に建物完成が楽しみである。

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25年前のことであるが・・・

ファンヒーターは熱い風がでるがそれは燃焼「排ガス」である。

「緑の家」では、25年以上前から暖房はエアコンで行なっており、他の暖房器具の積極的な提案はしない。今回は25年前に説明していた事を改めて書くが、25年前の事なので、この後の話の続きを想像できる人は・・・この続きを読む必要はない。

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住宅の換気と空気感染する病

昨年ご紹介した2021建築学会学術講演論文梗概集では、題名関連の論文が数多く発表された。そもそも空気感染する病に対し、一般的な家で生活を営みながら感染病に対して有効な予防が可能な換気は現在の住宅では不可能に近い。

2021建築学会学術講演 論文梗概集  その2 感染症に換気の悪くない空間とは・・・幻想か?
今年だからこその研究で、今回の最も時勢的な研究で選抜論文として通常の倍の4ページにわたる論文の紹介。内容は「換...
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冬期の適正な相対湿度 追加版
 時間軸と適正湿度

2019年版の換気について ⑥ 適正なRH(相対湿度)とは?
高断熱高気密住宅では30年前から冬期間は乾燥しすぎて大変と言われてきた(特に女性が多い)。よって古くからRH(相対湿...
「いいね」が20個ついた「緑の家」では珍しい評価記事。この記事の追加版が今回のブログ。

この時期になると室内でのRH(相対湿度)の話題がでる。上の2年前の記事でも申し上げているが、室内の適正な相対湿度は「人」の快適さでは無く「サッシ」によって決まってくる。・・・これが2年前の適正なRH(相対湿度)。今回はその追加版となる

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