大野町の家 解体スタート

設計図書完了が8月12日なのだけれど着工が11月20日と3ヶ月もかかった新潟市に建築する大野町の家。

原因は・・・河川法と国有地の許可申請、更に市街化調整区域内の建築のため。

その中でも国有地の許可が二転三転してようやくおりたのが実質今月初め。その後、市街化調整地域に建てる許可を頂きようやく確認申請へ。そして敷地内のアスファルトを剥がす工事を始めることができた。今回はある役所との交渉が難航し特別長かった気がする。

続きを読む








福島県伊達市で完成見学会 
本格的土間シリーズ第2弾 温室土間のある家

2018.10.11日更新 14日の時間の変更あり
当面このページをトップ記事に固定。

地面が床のような低い1階フロアー床位置が「緑の家」?
そう、これでも柱がのる基礎は1mあるから不思議(4本を除く)。

Ua値0.3w/m2kの超高断熱と最大の日射取得を考えて木製断熱窓を計画した「伊達の家」の完成見学会の告知。 続きを読む


堺市の家 完成チェック その3

昨日の機内からの空・・・。

この夕日に照らされる低層の雲と、高層の空気が薄いため日中の光で映し出される白い雲。それが重なって見られるのは上空8000m以上だから・・・。そんな大阪からの帰りの空も当分はあまり見ることがないだろう・・・。

続きを読む


提言13 「日中の通風(風通し)では室温は下がらない」その3 
最暑日前日に旧笹川邸で実測

とうとう北陸地方での記録を塗り替えた事務所のある三条市・・・。

三条市は北陸地方で初となる40.4℃と大台を超えた。ありがたいことである。雪は降るわ、気温はめっちゃ高、湿度も半端ないこんな過酷な地域で設計をしていると、全国どこでも状況が読めそう・・・。感謝!

さてその2から・・・
「通風とは・・・夜間に行う行為だといえる。一方で防犯上の理由で夜間に通風が行えるかというと・・・相当厳しいことが最近の治安では言え・・・・・・

つまり・・・このような民家でも夜間はエアコンによる冷房に頼ることになる。」

ということ。

実際「て・こあ」も2階の就寝できる部屋のみしっかりとエアコンが設置されている。 続きを読む


土間キッチンのある上山の家 打ち合わせ・・・

私は十全茄子は手で裂く事としている。その理由は割いた途端に中まで水分が染みこんでしまうので、折角のスポンジの食感が勿体ない。よって食べる直前に自身で割くのが好き。この写真時もあっというまに中まで水分が行きわたってしまったが、ご覧のとおり中は生のまま。これが旨い!

先日十全茄子のPRをしたが、これが出来上がり・・・。

押しは6時間ほどで終了。皮とその下数ミリだけ漬かっており中身は生である。これがベストの漬かり具合。

続きを読む


福島県 伊達の家完成間近・・・その2

何時もの「緑の家」のインテリアであるが、スケールが違う為別物に見える。中央のラーメン梁はのセイ(高さ)は450mmあるが300mm程度にしか見えない。

伊達の家の外観はシンプルで無難であるとその1でお伝えした。実は内部も同様である。

南半分は温室、北半分は居住部となって分離することで冬期の日射熱を貯めつつバッファーにもなっている。また床は黒くしてその直下にある厚いコンクリートに蓄熱させ・・・更に熱を移動させる仕組みをコンクリートに埋め込んである。 続きを読む


福島県 伊達の家完成間近・・・その1

外装はALC。その上に30年維持可能な塗装をし、メンテナンス簡略化と美観の維持を両立させる。外壁が厚いのでわかり難いがこれで軒の出は1200mm。

伊達の家はUa値0.3w/m2k気密性能C値が0.1cm2/m2の超高断熱高気密の建物である。着工から1年と半年・・・。ようやく足場が外れ完成間近になった伊達の家。内装下地工事終了前のチェックに伺った。

続きを読む


換気を少し考察 その3 「緑の家」の常時換気方法

「その2」では、⑨、⑩の第三種換気について「風上側の予期せぬ大量給気」について言及したが、気の利いた給気口には、流量抑制のフィンなどがついているので、風上側の大量給気のよる冷たい風の影響は少なくなっている。しかし、風下側の給気口の流入現象や逆流などは解決が難しい。とは言っても風には揺らぎがあるので、一日で見れば概ねOKという地域が多い。その2で申し上げたとおり・・・NGと考えられるのが新潟のような冬期の卓越風が安定して強風である地域となる。 続きを読む



福島県 伊達の家の外壁完了 超高断熱Ua=0.3w/m2kで夏仕様

木製サッシのフレームまで白。ガラスが黒く見えるのでガラスの大きさが更に引き立つ(人と比べると大きさがわかる)。屋根は一般的な粘土瓦。

福島県伊達市に建築中の伊達の家の足場がようやく外れる。これだけ窓があってもUa値は0.3w/m2kなら大変立派。

続きを読む


CF(循環ファン)設置後の感想  五日町の家

壁にCF(循環ファン)が設置され、浴室天井には排気用換気扇がある。この排気用換気扇は今のところほぼ使わない。

CF(循環ファン)は既に40棟以上の実績(2018年)を持つシステム。

何度も詳しく紹介しているが、3月の下旬からご入居されている五日町の家で3ヶ月間利用した建て主さんの感想を伺った。 続きを読む


山形県上山市の上山の家
工事監理と打ち合わせ その①

写真は「風」を帰路で屋根をオープンにしてそこからカメラを出して撮った。遠くに見える、トラスの中で一番好きな「ワーレントラス」。景観にインパクトを与えつつ溶け込みこんなシンプルで長持ちする(メンテナンスが明瞭)ような家の設計が目標。

昨日は山形県上山市(殆ど山形市)に建築中の「上山の家」へ打ち合わせと工事監理に伺った。6時30分に出発した頃は小雨が降っていたが、山形県に入ったころから晴れて大変気持ちの良いドライブ(工事監理)になった。 続きを読む


長岡の家 地鎮祭

今日・・・長岡の家の地鎮祭が行われた。

一度は他の敷地に設計を始めたが事情がありそこは中止に・・・。

でもその時からこのプロジェクトの名前が

「長岡の家」

だったからか旧長岡市街地に敷地は変更・・・。なるべくしてなったような気がする。

 

続きを読む



神屋の家 何とか完成(検査)に間に合う・・・

ヒノキの香りに包まれて「神屋の家」。

大きなコーナーサッシがもたらすあふれんばかりの光・・・。既にオーバーヒートしておりますが、簾をつければ直ぐに調整できるのが「緑の家」。
明日の完成(検査)見学会になんとか間に合いましたが、細かい点で(キッチンのシール目地が未施工)もうちょっと・・・。

続きを読む



山形県上山市の「上山の家」の基礎打設 その3

早朝4時30分の基礎テント内気温6度

まだ寒いこの時期、コンクリート打設後に注意しなければならないことは・・・

養生温度の維持。

つまりコンクリートがまだ固まらない(概ね3日間)頃は特に氷点下になることで、コンクリート内の水分が凍ってコンクリートが凍み豆腐のように空隙だらけになり脆くなる事を避けなければならない。そのため時には暖房機械でコンクリートを暖める必要がある。 続きを読む


長岡と三条の2月の気温

このデータを見る限り、長岡市より三条市のほうが低めの気温と見て取れる。長岡市のアメダスの位置が多少ヒートアイランドの影響を受けているのか?

今年の冬は寒かった・・・。事務所の暖房に使った電気代も軒並み昨年度より2割から3割増しで、井戸ポンプ融雪に使った電気代は2倍となっている。そんな冬の三条市と長岡市での気温の差を比較した。 続きを読む


五日町の家 プレ完成 

一ヶ月後にはこのモルタル壁、床に似合う薪ストーブ(ケチキュート)が設置される。スリットから見える今冬の積雪は2mを軽く超えた。

五日町の家の完成写真。

まだ薪ストーブの設置や外構が雪のため出来ていないので「プレ完成」として軽くアップする。

続きを読む



完成見学会のお誘い
寒冷地での床下エアコン暖房の実力体験

当面の間、この記事はトップページに固定。写真追加2018年2月24日。

この雪のうねりの陰影・・・。この感じが人工で再現できる庭が造ってみたい・・・。

超高断熱高気密Ua値0.24w/m2耐雪1.5mで耐震等級3の完成見学会を行います。
雪が多く外構工事が全くの手つかずで開催を迷ったのですが、冬期の床下エアコン暖房を見る今冬最後の機会になるので・・・ちょっと控えめに行いたいと思います。

 

駐車場が厳しいので予約制(枠あたり1組~2組様)となります。
お電話・メイルでご連絡お願いします。

日時 3月3日4日(土・日曜)
場所 南魚沼市五日町 (大和スマートICから車で15分)場所はご予約時にお伝えします。

続きを読む



木の外壁 なぜ横張が標準なのか?その1

現在伊丹空港にいるが搭乗までの時間があるので、待合席でこのブログをアップする。

「緑の家」の横張した木の外壁。13年経過。使用材は安価な杉の赤白材(辺材のこと)である。味が出てきているが腐れは皆無。

「緑の家」の外壁は木が多い。その木は横張のフラットが基本的に標準としておすすめしている。

先日お打ち合わせの時に

「なぜ縦貼りが標準でないのか?」

と聞かれたのでこのブログでも説明をする。

続きを読む








今年のまとめ 基礎から逃げる熱と床下の多湿環境
  更に夏型逆転結露

建築技術2017年1月号の記事。

まず今年も研究テーマは床下にありました。

特に基礎断熱の熱の逃げ方や床下内に外気導入した場合又は、通風で夏期を過ごした場合の床下は多湿空間になり、数年経過するとカビの問題が起こります。

続きを読む


新町の家 完成 その3

無難な外観こそバランスと主張が大事。「緑の家」の外観は基本に忠実な庇と簾留めが他にない特徴。

新潟の気候の対し基本に忠実につくるのが「緑の家」です。

続きを読む



超高気密高断熱の家 完成目前・・・①

今話題wの大開口のコーナーサッシ。この写真を撮っていたときに、小学生が「おっかっこ良い家」と友達と話しながら通り過ぎて行った。奇抜ではなく無難で王道の寄せ棟屋根だからか?子供の目は正直!

超高断熱Ua値0.29w/m2で超高気密の新町の家の完成目前・・・。

床下エアコンのスイッチをONし、空調の調節に伺いました。

続きを読む


完成見学会のお誘い
超高断熱Ua値0.29w/m2Kで高基礎

超高断熱高気密Ua値0.29w/m2で耐雪1.3mで耐震等級2の完成見学会を行います。

施工中の新町の家。 無難な屋根、外壁、窓・・・。 超高断熱Ua値0.29w/m2K、中間気密測定C値0.2cm2/m2の見学会です。床高1.5mの高基礎で耐雪1.3mで耐震等級2相当。窓には庇と簾留めが標準設置。

 

予約制となります。お電話・メイルでご連絡お願いします。
日時 10月28日29日(土・日曜)
場所 新潟市秋葉区新町 (新津ICから車で5分)場所はご予約時にお伝えします。

続きを読む


1 4 5 6 7 8 9