新潟県内の住宅情報誌で最も有名な「ハウジングkomachi」の2020年冬春号の巻頭特集「平屋に住む」の第一ページ目に「緑の家」の五日町の家が記事として掲載された。
住宅の安易なリフォームやリノベーションに対し
・・・まとめ
今までリフォーム・リノベーションは強くはお勧めしないとの理由が
1.耐震性が担保出来ない、
2.それをしっかり説明しない
であった。
しかし当ブログは築100年を超えた古い民家である「て・こあ」の記事が219もあり、カテゴリートップの超高断熱で345、家の論評330、家の設計が266に次いで4番目に多い。超高断熱と家の設計のカテゴリーは様々なところで重複しているので、それを除くと2番目に多い記事数となる。「て・こあ」は間違いなくリノベーションであるがこの記事数でわかるとおりMY関心はとても高いのである。
住宅の安易なリフォームやリノベーションに対し
・・・その4 床剛性
このブログを読んでいらっしゃる方は、「緑の家」ではリフォーム・リノベーションがないと思われるだろう。
そう・・・そのとおりで、私は積極的にリフォーム・リノベーションを薦めていない。理由は簡単で、耐震性の確保がとても難しいから。断熱気密は大概問題ないが耐震性がNGなのだ。 続きを読む
住宅の安易なリフォームやリノベーションに対し
・・・その3 基礎配筋
このブログを読んでいらっしゃる方は、「緑の家」ではリフォーム・リノベーションがないと思われるだろう。
そう・・・そのとおりで、私は積極的にリフォーム・リノベーションを薦めていない。理由は簡単で、耐震性の確保がとても難しいから。断熱気密は大概問題ないが耐震性がNGなのだ。
住宅の安易なリフォームやリノベーションに対し
・・・その1 アンカーボルト
このブログを読んでいらっしゃる方は、「緑の家」ではリフォーム・リノベーションがないと思われるだろう。
そう・・・そのとおりで、私は積極的にリフォーム・リノベーションを薦めていない。理由は簡単で、耐震性の確保がとても難しいから。断熱気密は大概問題ないが耐震性がNGなのだ。
笹越橋の家 気密シート
「緑の家」は超高断熱高気密である。断熱は無論だが気密と防湿という最も大事な性能を維持するのは上の写真のJISA 6111:2016準拠の気密シート(0.2mm厚ポリエチレンフィルム )を必ず使用するし、22年間一度も省略したことはない。 続きを読む
思考の組み立て方・・・吸放湿物質と夏型壁内結露 その3
夏型壁内結露は、
- 吸放湿の感度が大きい素材が壁内の外部側にある。
- その温度が変化が大きく、また透湿抵抗の高い材料に挟まれてそこに低温側がある。
と考えていると・・・話した。
この中で壁構成材の吸放湿量について少し触れたい。
思考の組み立て方・・・吸放湿物質と夏型壁内結露 その2
昨日は一日あたりの走行で人生最長の750kmを運転した(但し同乗者あり)。
朝5時50分から夜の10時まで一般高速道路が650kmで首都高が40km、下道が60kmだろうか・・・。
何故こんなに走ったかは後日ご紹介したい。
大野町の家 間柱の太さ
金沢市 鳴和台の家の気密チェック
天井に気密シートが貼られたと言う事で鳴和台の家に伺って来た。
金沢市 鳴和台の家 防水検査
金沢市の鳴和台の家に防水検査に伺った。超高断熱UA値0.32w/m2kなのに大窓を持つ。
細部の気遣い・・・と超高断熱Ua値0.27w/m2
長岡の家の家族の間はコンパクトで壁面が限られている。そこで壁自体がスッキリ納まるような仕掛けとしてフラットな扉の収納を造り付けた。
「緑の家」の一発高基礎打込み前のチェック
住宅で超高断熱よりも大事なこと・・・
それは家の耐震性でその礎が基礎工事です。ですので当ブログでは、高気密高断熱より話題が多くなっております。今回も・・・まず最初にこの写真から・・・。
これは基礎構造でも重要なコンクリートと木の構造をつなぐアンカーボルトです。そのなかでも一般的に一番よく使われるM12(有効直径10.4mm)のアンカーボルトです。 続きを読む
南魚沼五日町の家 ・・・豪雪地雪3Mの平屋住宅
五日町が先日上棟し本日構造施工のチェックにスタッフMが伺いました。
超高断熱の大型窓が気持ちよい。その2
この写真はラーメン構造のなかに窓と玄関戸がおさまる部分です。緑色がラーメン接合となるフレームで、2階部分にはこの開口部にそのままサッシが入ります。ここで何かに気づいた人は凄い設計者です。 続きを読む
超高性能高断熱木製サッシをつりこむ その2
今回は何時もにまして更に専門用語も多いのでわかり難いかもしれませんから、最後のつり込みの動画以外は特に飛ばしてお読みください。
伊達の家のラーメン接合・・・。
流石にいかついですね。しかし私はこの力強さが好きです。
Aグレードの関屋の家 実施設計終了
積雪1mで耐震等級3相当、超高断熱Ua値0.25w/m2K(計算中)の関屋の家の設計が昨日終了しました。 続きを読む
絶対!高断熱より耐震性が優先
構造計算ソフトから考える設計者の法的な責任
先々月から本格的に使用している新たな構造ソフトですが、本当にこのソフトが一般の建築士が扱えるのか・・・?
今日は東京へ 優先は耐震性 2
2017年6月29日 加筆修正 108角→108Φの修正
その1からの続きです。
柱間の大きい部分に計画された筋かいが所定の耐力をもっていないと、この業界で数年前から噂されておりましたが、その1でお伝えしたとおり実質国が「耐力に問題ない」との結論を出しました。その明文化が上の画像です。
積雪地の耐震性
「緑の家」は20年前から許容応力度設計で耐震性の確保を行っております。
今、同じ平屋で地域が全く違う「緑の家」の設計を行っておりますが・・・
上の図で左は積雪30cmの地域で平屋(瓦で重い屋根)30坪の耐震等級3に必要な耐力壁の位置と強さです。
パッシブな暖房で考える伊達の家 4 超高断熱と構造の関係
日頃から住宅の設計で一番大事なことは
「構造」の安全性
と申し上げております。
ここで「緑の家」が超高断熱住宅を造るにあたり気を付けていることは・・・
超高断熱化は家の重量が増える事の認識です。このテーマはちょっと建て主さんには難しい内容なのでスルーしてくださっても結構です。
超高断熱Ua値0.24w/m2K 会津坂下の家 完成写真2
完成された床下暖房のことは今回説明を省きます。この会津の家の完成写真その2では、普段ご紹介の少ない主要な部屋以外の雰囲気を中心にご案内します。
会津坂下の家 気密工事
会津坂下の家に昨日工事監理に伺いました。
伺って感じるのは新潟と会津坂下町の気候の違い。 続きを読む
熊本地震での倒壊原因(案)を国総研が発表
熊本地震での倒壊原因(案)
やっぱり筋かいではなかった原因
今年の4月に熊本で起きた地震で多くの木造住宅が倒壊しました。そこで直ぐに国は現地調査を始めましたが、4月の下旬~5月のに出された調査チームの第一声は
「筋かい が悪そう・・・」という「私感ですが」と念を押した言葉でした。
しかしその4ヶ月後の9月12日に国の専門家チームでだした結果は・・・
重要!耐震性の基本は法律をまず守ること その2
何時もご紹介している日経ホームビルダーという住宅業者専門誌に。この度の熊本地震の特集があり、
「長期優良住宅を取得した住宅が倒壊した原因を検証」
とあり途中検証ですが良い情報が掲載されており(24日閲覧可能)ました。
この本の販売はこちらで行っております。