先週金曜日娘の卒業式に参列させて頂きました。
超高断熱と天然のままの新潟の家 ~基礎としろあり~
是非拡大して。何時もこうなるとは言えないが思わず撫でたくなるような綺麗な表面。隅にあるアンカーボルトM16 (引き抜き30KN)はテックワン工法専用の低い出寸法。
この工事で使用したコンクリート強度(呼び強度は33~36)30N/mm2で水が少ない堅いコンクリートですが、施工が優れているせいか予想通り美しい基礎ができています。
法律で長期優良住宅が定められた3年前から当事務では30N/mm2が基本です。時代は長期優良住宅(コンクリート造)が定める30N/mm2が標準です。それはこれからも続き、これが標準となります。既にこの結論は時代が下しました。
最近のオーブルデザインの高基礎は、基礎の表面をモルタルで補修しません。
所謂「コンクリート打放しのまま」です。なぜか・・・
それはシロアリ侵入防止の一つです。
新潟で天然素材の木を貼った超高断熱の家 完成見学会のご案内
写真提供は施工して頂いている仲村建設(新潟市二本木)さんからです。
先日ご紹介した国によって認定されたQ値が0.99W/m2Kの家で、天然の木の外壁を貼りはじめています。
良い感じです。久しぶりのレッドシダーベベルの外壁。
やっぱり日本の杉の外壁と比べひと味もふた味も違う印象です。
さて、オーブルデザインから大事なお知らせです。
新潟の家 だから超高断熱住宅で暖かく 驚異の低暖房費
これは新潟市の今年も含めた一月の気温です。
どうでしょうか?いかに今年が寒かったかわかります。
暖房費も去年より相当高かったと思っていた方、そのとおりです。
なんと私が子供の頃を含むあの寒かった過去30年間の1月の最低気温平均が0℃に対し、マイナス0.7℃(新潟市)ですから三条、長岡市はもっと低い気温です。一日平均気温も過去3年間の気温より2℃も低い・・・。寒かったはずです。
1万棟の建築基準法違反 トステムのサッシ
2011.02.25茶色字加筆
ネットでは様々な議論や憶測もあるようですが、今回の事件(とっ言って良いと思います)は相当根深いようです。
日経ホームビルダーで切り込んだ記事を書く事で有名な「池谷氏」が国交省で資料請求開示を要求したら中が殆ど真っ黒に塗りつぶされた資料を開示されたそうです。これを開示と呼べる物かどうか・・・。国民のための政府ではなく天下り団体を擁護する政府なのでしょうか?とにかく真相を・・・池谷氏を応援したいとおもいます。
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20110222/545953/?ST=Kenzai
無料会員登録が必要かもしれませんが、この納得できない情報開示資料を是非一度ごらんください。
当事務所の緑の家は一棟だけY社のアルプラの防火を使っています。Y社は今のところ大丈夫そうですが多分同じになるでしょう。
2011.02.21緑字加筆 更に2011.03.09加筆
びっくりしました。
準防火地域に使う事のできるサッシ(1階3m、2階5m)は防火仕様戸でなければなりません。その為あえて高価な防火仕様のサッシを使うのですが、これが所定の防火基準を満たしていなかったとの報道を目にしました。
新潟の家 最も大事な事は安全性
連日の報道のとおりNZの地震で起きた悲惨なことはとても心が痛みます。
地震が悪いのではありません。この地震に耐えることのできない物を作った、また放置している「私達、人」に問題があるのでしょう。 天災というだけでは片付けられません。
温暖化防止のためではない超高断熱住宅
ピナトゥボ火山知ってますよね。
フィリピンにある火山で1991年に20世紀における最大規模の大噴火を引き起こした有名な火山です。
最近九州の新燃岳の報道を耳にする中このピナトゥボ火山を思い出しました。ピナトゥボ火山爆発から数年は気温が低かったと報道された記憶が蘇ります。
建築士を震撼させる事故
何時も気になる記事、建て主さんにもためになる記事がある
日経ホームビルダーの最新3月号の紹介です。
一般の人も買える業界紙ですので興味ある方はネット購入して下さい。
結構業界の事が書いてあり面白いですよ。ネット検索すれば直ぐわかります。
さて、今月号は
建築士を震撼させる事故の記事がありました。
超高断熱の家 「緑の家」高基礎 ③
昨日に引き続き基礎現場進捗状況です。
上2本(主筋)の間隔も35mmとしっかり直しました。立ち上がりへの鉄筋の定着(余計に伸ばす事)もきっちっと取りつつ、底がフラットの単純形状が美しいです。
スケールを当てると1m基礎がよくわかります。「立ち上がりとスラブ一体打ち込み基礎」だからこれから内側の型枠を組みます。
超高断熱 豊栄の家の気密測定
豊栄の家の完成見学会は
3月19日、20日(日)です。
詳しくは近日中にHPでご案内します。
今週から外壁を貼ると思ってましたが来週になりそうです。楽しみにされていた皆様、すみませんでした。大工さんの段取り上内装をきちっと終わらしてから外壁に取りかかるそうです。大工さんも久々のオール木の外壁楽しみにしてます。
さて、中間気密測定が終わりその数値は
0.23cm2/m2でした(外部機関 ピコイさん測定)。
相変わらず大変良い性能です。
こちらの仲村建設さんなら常に0.3cm2/m2以下になりそうです。
良く巷ででは引き違いサッシが有ると気密が1.0以下にならないと言われますが、何時もオーブルの家は大きな引き違いサッシが多数(面積比では8割)です。気密は0.3くらいまではサッシのせいではありません。さあ、完成に向けてあと一歩です。
超高断熱の家 「緑の家」春着工の高基礎
先週から工事が始まった「上須頃の家」評価済みQ値0.99W/m2Kの写真です。
このように「緑の家」の基礎はスラブの下端が真っ平らなのです。
この写真は今日の基礎工事部分で、砂利を押し固めその上に防湿フィルム0.2mmを引き、捨てコンを打ち終わった後のです(地盤改良済)。
他の家の基礎と決定的に違う所がこの真っ平らな基礎スラブなのです。まるで免震構造のスラブように真っ平らです。
Q値に関する断熱、換気の基本⑥ 全熱交換型換気扇お勧めの境界
算出条件 全熱交換型換気扇7台 延べ床面積 175m32
オーブルデザインでは設立当時から換気はダクトレス第1種換気扇(熱交換無し)を使って来ました。それが3年前にダクトレス第1種換気扇(全熱交換有り)もラインナップに加わりました。これは熱交換率が上がると同時に消費電力が下がったためです。しかし現在の少なくなった消費電力でもそんなに熱交換型換気扇が有利でないことがわかります。
ではなぜ熱交換型換気扇を使うのか?それは・・・
電子データーは・・・
今日は晴天。事務所も日が差し込みこんなS造の低断熱建物でも10時30分には28度を超えました。この温湿度計が置いてあるのは机の上だからh=750くらい。サーキュレーターがあるので天井と床には3~4度位の温度差。 28%と湿度が低いから全く暑く感じないところが冬ですね。お昼から日が入らなくなり13時にはアッと今に23度へ・・・太陽は偉大です。
さて、そんな夕方とんでもないことが・・・
Q値0.99以下超高断熱、耐雪2m、そしてターシャのような木外壁。
春が近い日差しで真っ白な外壁が眩しいです。
こちらは4月に長期優良住宅の補助金に基づく完成見学会を行います。
超高断熱で評価済みのQ値は0.97です。
こちらは今日天気が良いので木の外壁を貼り始めます。楽しみです。
来月(3月)、長期優良住宅の補助金に基づく完成見学会を行います。日時近々にお知らせします。超高断熱で評価済みのQ値は0.99です。
対地震性能、超高断熱性能(Q値)には認定やお墨付きを!せめて半分でも。
昔から
「この建物は耐震性が高いです」
とか
「この家は断熱性能が優れています」
と
必ず住宅会社、建設会社、工務店は宣伝しています。
しかしその多くが第三者の評価(長期優良住宅認定や性能評価)を受けていません。
つまり勝手に自己の評価で宣伝しているだけです。
これは結構問題ではありませんか?
最近有名なドイツ発の「パッシブハウス」も必ず、必ず「評価」されて初めてパッシブハウスと名乗れるのですからね。自己評価ではありません。
家の価値は数年後から始まる・・・
今日の午後は定期アフターメンテナンス(3年)に伺いました。雪がちらつく中、益々魅力的になる住人さんとそれに呼応するかのような「緑の家」でした。住宅の価値は住んで数年してからわかる、それが「緑の家」です。
新潟の家 なぜ自然、気候を無視した家を作るのか?
「どうして気候を無視した家を作るのか?」と書くと、
「えっ、オーブルさん・・・どういうこと?」
と思う方もいらっしゃると思います。
今回私が言いたいのは、折角超高性能な木製サッシを導入した超高性能住宅なのに「庇のない木製サッシは「早く腐朽してもいいよ」という使い方が最近特に目に付きます。欧州、北欧の庇のない住宅をまねるのは良いですが、日本の気候(特に北陸以南)は木の腐朽がとても早いのです。
新潟の家 予想通りの結果 少子化は正常であるか?
昨年の12月に国交省は「国土の長期展望に向けた検討の方向性」という資料を公開しました。このページにある資料は全て国交省のHPからです。
66枚中、大変面白い資料もあります。それを紹介してます。
雪が多い時に思う。家に一番大切な事は耐震性!
知ってますか?
新潟で建てられる木造2階建ての多くが雪のない関東で建てられる耐震性と同じだって事を・・・。
「あたりまえじゃないの?」
と思われる方。
ではなぜ阪神淡路大震災後、瓦の家は屋根が重いので地震には不利と言われたのでしょうか?雪の1mの重さは瓦(引っ掛け桟瓦)の7倍以上もあるのに・・・
と言うことは雪のない関東の家と同じ基準で建てると地震に弱いのでは・・・
新潟の家 もう超高断熱の家「しか」ない!
先回ご案内したように昨日撮影漏れした模型が一つ戻って来ました。
屋根形状と窓の修正を加えて完成です。
さて、オーブルデザインでは23年前から超高断熱SSプランの家を押し勧めて来ましたが、今期8棟は全棟100%超高断熱SSプランの家です。年間のお手伝いする家全てがQ値0.99W/m2K程度となるのは、多分県内では唯一当事務所だけです。拍手!!
34年前は建築費用がアップする超高断熱のご支持を頂けるか不安もあったのですが、
「原油枯渇危機の中、愛される資産価値のある家を今後も遺すんだ!」
という強い、強い信念のもと、熱く語ってきました。
ご賛同頂けた皆様には本当に感謝です!!
こ・こ・ろ・か・ら・・・・ありがとう!
その性能にきっとご満足頂けます。
20万アクセス・・・
最近のペースでは1月中には達成すると思っていた20万アクセス。今日のお昼過ぎに達したようです。
感謝です。心から ありがとう!
ネット上でも広告、宣伝しておりませんし、本など執筆もしていないのにこんなに早く20万を達成するなんてビックリです。応援していただける方、いつもおこし頂ける方、改めてお礼申し上げます。今後も正確な情報を心がけ精進いたします。
新潟県でのエアコン暖房の使い方 2011年編③ 今年の雪と気温
新潟の家 冬の景色
この写真をみてほほえまない人は少ないでしょう。
是非クリックして大きくして見てください。
雪の妖精のいたずらですね。
そういえば西洋の絵本(言い方が古っ)ではこんな形の帽子を被った人がいました。
きっとこんな景色をみてまねしたのかな?
新潟 自然、天然素材と超高断熱
お気づきですか?
最近やたらと「原油が1バレル100ドルになった・・・」とか
「国内で資源が見つかった」とか
「東シナ海のガス田が重要とか・・・」
「メタンハイドレートが有力とか・・・」
改めて感じましょう。日本では1億2千万人以上いる国民が消費する資源を殆ど輸入してます。
だから大事に使いましょう。
そしてちょうど老後生活を迎えるその時のために備えましょう。
ありがとうございます。超高断熱見学会バスツアー。
ありがとうございました。
寒い中朝早くお越し頂いた皆様、ありがとうございました。
無事見学会バスツアーを終えました。
見学会の会場の鳥屋野の家K様、
東裏館の家K様大変ありがとうございました。
耐雪2mの「緑の家」 SSプランの美沢の家
今外壁を貼り始めた真っ白な外観となる「美沢の家」です。
スノーホワイトと呼ばれる真っ白。
潔い色です。
断熱材不足により一時工期の目処が立ちませんでしたが、昨年中にネオマフォームをフェノバボードに、ハイRをフルカットサンにすることで解決しました。性能、特性は全く同じ物で、メーカーが違います。
自然素材「緑の家」 SSプランの豊栄の家
今週末の構造見学会の会場となる豊栄の家は、報道のされているとおり断熱材不足がちょっと心配ですがまずまず順調です。
なんか外壁を貼る前ですが、この下地ままでも綺麗な外観ですね。
軒の出が約800mmある(本当は900mm以上にしたかったのですが北側斜線で・・・)均衡の取れた外観は下地から綺麗です。
新潟県でのエアコン暖房の使い方 2011年編 ②
ちょと今回は(も?)専門的です。
日本の家庭用エアコンは全てこちらの規定書で決められております。勿論最近流行の「APF」もこの一番左の書によって自分で計算もできます。3年前に発表した論文の時には、自分でエクセルにこの式を組み込んで、アメダスの三条市のデータとからめて試算したこともあり、懐かしいマニュアルです。
地中熱利用・・・雪国では当たり前
最近新潟県以外の人のアクセスが多いのでこんな写真をアップします。
新潟県の人なら馴染みの融雪道路(地下水散布型)です。道から水が噴射されるのですね。結構TV映像でみる事も多いと思いますが、実際見ると不思議(格好良いかも)でしょうね。
住宅関連の方は、低炭素社会を目指して最近は地中熱を利用する事に熱心で、地中熱利用ヒーポンプを研究されている方が多いと思います。その意味において新潟県では以前から十分地中熱を利用しております。