「 「緑の家」の重点仕様 」一覧

厚物合板の屋根の耐久性は大丈夫か?続編

Ver2が2023年5月に発刊されており厚物合板を扱う人は一読してほしい。

厚物(24mm以上)の合板を屋根に又は桁上に使う時の手引きとしては一度はよまれた方は多いとおもう。私はつい最近読んだが嗚呼やっぱり記載があるか・・・と改めて感じている。

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高気密高断熱住宅(拙宅)の31年目の樹脂サッシの取り替え その7 番外編 たかがガラスされどガラス

31年間頑張った樹脂サッシ(ペアガラス)から下のフレーム強化型樹脂サッシ(トリプルガラス)に変更した。左手の大きいサッシで35万とFIXが大きいと高い。

その7では何時ように番外編として本題から外れているが、「気になったこと」をお伝えしたい。

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高気密高断熱住宅(拙宅)の31年目の樹脂サッシの取り替え その6 まとめ

納まり上、今回クロス通気は難しかったので30×40材で通気層30mmを確保し、且つ透湿防風防水シートは断熱材がGWのため防風層にもなるのでブチルテープによる全面接着は必須となる。

当然・・・今回の一例で全て建物がそうであるかのような事を申し上げるつもりはないが、過去様々な家のアフターメンテナンスでも多くを経験している。それらを事例を踏まえて、今回の31年経過した高断熱高気密住宅壁内状況のまとめとしてお伝えする。
その1 その2 その3 その4 その5

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高気密高断熱住宅(拙宅)の31年目の樹脂サッシの取り替え その3 気密シートで全く問題なし

写真左手は雨漏れがあった壁内で右側窓下は雨漏れがなかった壁内。

築32年の高断熱高気密住宅を解体して得た結論は・・・

「一般的なポリエチレンフィルム0.2mmによる気密シートもタイベック等の透湿防風防水シートも正しく使えば、冬型、夏型内部結露も特に問題ない」

ということ。特に夏型結露に対し正しく設計・施工していれば海岸部での西日と雨漏れがあった拙宅ような悪環境でも壁内が腐ったりカビたりすることはない。

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全館空調と除湿のこと

「緑の家」では新潟県内で初めてデシカを装備した家の建築工事が5月から始まる。デシカはすでに何棟か設計しているが、新潟県内では初となる。さて今回デシカを使うのはやはり「除湿、低湿度空間」をほぼ完璧に行ないたいと建て主さんからのご要望。それでこれから紹介する過去記事を思い出したので再褐する。

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無難な透湿防水シートはあるのか。

表題の「防止」→「防水」に修正。

昨年タイベックハウスラップが廃番となった(2020年撮影)。

「緑の家」では過去殆どの家で透湿防水シートは「タイベック ハウスラップ」(以下タイベックとする)であった。ところが昨年タイベックが生産中止なりタイベックシルバーに統一された。それは良いが価格が3倍近くにもなり、現在の多くの「緑の家」では昨年からフクビのスーパーエアーテックス等タイベック以外となっている。そこで悩む・・・。

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断熱義務化にむけて危惧する事 2 無難な防湿シートとは。

4月13日10時14分 書き忘れがあったので緑字を加筆修正
9月15日 防湿(気密)シートの31年後の目視した結論を加筆

あの透湿防水シートの代名詞であるタイベックが熱劣化をおこし25年後にはぼろぼろになっている。

結論は・・・現時点では家の重要性能である内部結露防止用の防湿シートは、50年の実績ある別貼りポリエチレンフィルムを貼った上で気密測定を行うことが最も無難な施工であると言える。

https://arbre-d.sakura.ne.jp/blog/2023/06/29/post-52686/

・・・と先回申し上げた。が、超高断熱住宅を取り組んでいる方の中で最近の考え方は、ポリエチレンフィルムは過去のものとうつっているように見える。しかしあえて強く言うが可変性調湿シートを使うのはまだ早計と私は考えている。

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小新西の家 基礎完了

いつもの基礎であるが、今回の基礎形態には想いがある。ハンチ部分は50KN(5000kg)の引き抜きがかかるのでM16が2本分の余裕を基礎に持たせる工夫。

「緑の家」の基礎を真上から俯瞰する。新潟市で2件の用事があったので久しぶりにこのタイミングで小新西の家の現場に伺ってきた。

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吹雪時の無難なエアコンの屋根

今朝のゴミ捨て時に見た光景。すでに運転手はおらずそのままの状態。

寒波襲来で道路は氷漬け状態で、アイスバーンの道ではこんな情景が至る所でみられる。そんな寒波の中で暖房をエアコンで行っている家では、急にエアコンが効かないとか暖かくないとかで、当ブログを訪れる方が昨日は突然多くなっている。

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安定の気密シート貼りと杉の枠

気密シートの貼られた現場。窓上の下地も入り、仕上げ工事に向かう。

現在刈羽村の井岡の家では、気密シートの施工中である。高断熱高気密住宅では内部結露防止の要となる気密シート(=防湿シート)のチェックに一昨日伺った。

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新津美幸町の家 模型完成

単純な四角に家に大きめの屋根。片流れ屋根に見えるが実は切妻屋根である。

新潟県新津に計画される美幸町の家の模型が完成した。
現在事務所は欠員が出てしまい、先月から私の仕事に負荷が大きくなり業務が遅れ気味でスタッフが模型をつくるのもテンヤワンヤである。このためハローワークをとおして求人依頼を行なっているところであり、早くスタッフが入ることを期待している。

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無難な家造りはこのマニュアルから 基礎断熱編

最新版は昨年出版された2021年度版。実質国が推進する良い家造りマニュアル。

20年ほど前は住宅を建築する半数以上の人がお世話になった住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)であるが、近年はフラット35S等の特別な金利設定を望む方だけとなっている。しかし実質国が監修しているといって良いマニュアルはこれしかない。

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より無難なカビ防止仕様に その1
網戸の廃止

「緑の家」の記事が掲載されている創刊号。単独購入ではなく年契約となるので建て主さんには入手しづらい専門業界紙。

ある住宅業界専門誌が創刊された。その創刊号で「緑の家」が取材を受け、28ページにわたる記事となっている。

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昨年より少ないのに高い電気代 続き
何故ペアガラスを使うのか?

近所のセルフスタンド。ハイオク179円と私にとって運転人生で最も高い価格。

誰もが感じるガソリン価格の高騰。田舎であればあるほど車移動が生活の一部。仕事に行くにも車で30分走る人も多いだろう。となると否応でも無くガソリン価格が気になる人が殆ど。

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メンテナンスから考える「無難」

Aグレードの断熱性能のため、庇が全ての窓に取り付く。これは「緑の家」の大きな特徴。

模型を無事受け取ったとのご連絡を頂いた。今回の「緑の家」は2階が1階に比べ小さいので一枚の屋根で覆うために上のような招き屋根としている。

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杉っていいね。松美台の家から

この色合いと艶が杉の魅力

建築の世界に入ったばかりの頃から30年くらいは、木と言えば「ヒノキ」が一番と思っていた。しかし10年くらい前に「て・こあ」に携わることになり、カビの生えにくい木として、また加工しやすさ、肌さわり、色、木目、控えめな香りそして価格・・・など触れれば触れるほど「杉」の魅力に取り憑かれた。

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住宅は無難が機軸

2016年1月に訪れた「女川温泉ゆぽっぽ」。駅舎と併設されている。ピンク矢印と、裏の一カ所もガラスが割れ落下した。

2016年に訪れた宮城県の女川駅舎併設施設の女川温泉ゆぽっぽで、今年2月の震度4の地震と5月の震度5弱の地震で2回共同じ場所の大きなガラス窓が割れ駅前に落ちた・・・との記事を目にした。そのため現在原因がわかるまで休館中で、対策費用に最大5000万かかるとのこと。当然休館補償費用は別になるので、設計者又は施工者には相当な額の補償を求められるだろう。

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高性能な家の窓及びガラスには寿命がある。

ある家のペアガラス内部での結露とカビ、汚れ。

窓につかうガラスは一般的に半永久かなと思っているはず。確かに単板ガラス(真物一枚ガラス)はほとんど劣化しない。しかし・・・超高断熱高気密住宅に使うペアガラス及びトリプルガラスは劣化し、その寿命は30年から35年と考えている。実際過去には10年くらいでカビが生えたペアガラスがある。

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土地条件が90%影響するのが住宅 その2

このページの図又は文の引用元は全てこの論文から

梅雨空が多くなり豪雨注意報を頻繁に耳にする季節になった。数年前には各地で浸水の大被害がおこり、以前このブログで紹介したとおり新たな対策としてあるメーカーさんでは防水住宅等が開発されている。そんな中、建研が中心となり昨年技術論文が発表された。

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続・暑い時期到来!簾の日射遮蔽 
直達日射・天空日射と簾

2021.06.22リンクが間違っておりましたので修正しました。

モダンなガルバニューム鋼板でも簾設置を薦めるのが「緑の家」。

「緑の家」ではできる限り「簾」など外部で日射遮蔽をする。ガルバニュームの家でも上のように・・・。なぜ庇だけでは駄目なのか?

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なぜ再生回数が増えないのか

以前ご紹介したJJJ Channelで斉藤先生と対談する上のシリーズは大変面白いが、再生回数を見るとネットアップ後2年で116回とほぼ身内のみでは無いかと思われるほど少ない。しかしこの回は大変参考になる。多分一般ユーザーも当ブログの読者さんなら「そうそう」と相づちすると思う。

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少し無難?な「緑の家」の玄関戸

築28年経過時の拙宅。木の外壁、トーメイの玄関戸にしてから既に14年が経過して、理想的なシルバーグレーとなっている。またインターホンもなくノックで来客を知りトーメイなガラス越しで確認する。

「緑の家」で標準使用している玄関戸は25年間同じ上のスニッカルペールである。数年間ガデリウスも使ってはいるがこのスゥエーデン製のスニッカルペールが圧倒的に多い。

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無難とは「難がない」という凄い事。
屋根の架構方法とプランの関係

5年前に「『緑の家』は無難な家を目指す」と宣言している。

周りの人に無難な家を造るというと、皆さん怪訝そうな顔になる。無難とはさして優れておらずありきたりな物という印象のためである。しかし茶の世界にも「無事」という言葉があるそうで、これは平穏無事ではなく・・・

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石綿(アスベスト)報告義務化22年4月からとガルバニュームの屋根

対象は延べ床面積80平方メートル以上の建物で、石綿が含まれていないかどうかを調べ、結果を都道府県などに報告しチェックを受ける。政令ではこのほか、石綿をセメントで固めたスレートなども21年4月から規制対象の建材に加えるとした。

共同通信

との報道が先月流れた。アスベストは発がん性があり、建物の解体時に飛散し、吸い込むことで健康被害が予想される。住宅には20年くらい前まではセメントでアスベストを固めたスレートも多く使われていた。このためリノベーションや解体時の取り扱いが厳重になり益々空き家が増えることになるかもしれない。

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