緑の家では基本的にシンボルツリーをご提案しますが、どうしてもご予算がさけない場合カットします。しかし植えるところだけはご用意します。2ヶ月目のメンテナンス時にはそこに「オーリーブの木」が植わっていました。まだ小さい苗木ですが、10年もすれば大きくなるでしょう。
「緑の家」の家重点事項 ①基礎の高さ
2013年10月緑字加筆
床が見えなくなるほど断熱材の山となる室内の断熱材仮置き
超高断熱(Q値0.99w/m2k以下)を勧めているオーブルデザインですが、実はそれだけで良い家はできません。家の期待寿命は50年以上・・・と考えている人が多いでしょう。だからオーブルデザインでは、メンテナンス性と耐震性の裏付けを大事にします。
オーブルデザインが大事にする事は。簡単に羅列しただけでも実に⑭項目もあり、超高断熱や自然素材重視はその3つの項目に過ぎません。いかにバランスよく家を計画するかが大事ですね。
新潟の超高断熱高気密の家から 夏の冷房費を含んだ電気代
ヤマボウシの実です。
昔は子供のおやつによく食べられていましたが、今は生のまま食べる人は少ないです。桑の実も同じで、初夏にたくさん生え甘い実ですが、今は食べる人は少ないですね。食が豊かになったおかげです。
逆転の発想 木の木口 ~ショップ マテリア~
このアップ写真は何?
と思われるでしょう。これは洗面化粧台のミラーの額部分です。
通常我々木を扱う専門家は、木の木口が見えることを嫌い、様々な方法で隠そうと努力します。木口はカンナの歯がのりにくい(これはカンナを使った人でないと分らないかな)ので、どうしても仕上げがうまくいきません。だから木口を嫌うのです。
現場監理で気を引き締めて
感謝です。9.19集会・パレード IN 明治公園 その②
なぜオーブルデザインはこれほど「No Nukes」を叫ぶのでしょうか?
なぜなら・・・
家造りを考える建築士は目先の事だけを考えていない珍し職種だからです。
家は最低でも30年、期待値では50年は維持できる性能が求められます(設計寿命はそれ以上)。いつかくる震度7クラスの大地震(中越地震で震度7はほんの一部地域のみ)を想像し、10年後にくるエネルギー高騰と、また2~30年後にくる化石燃料の取り合い(枯渇)。
だから長期を想像する癖がつくのですが、その癖から原発を見るととても事故が起きる確率が高いと想像できます。震度6以上の地震で壊れる事がわかった原発は、もし阪神大震災クラスの地震が直下で起これば、間違いなく壊れます。もう一度原発事故がこの先どこかで起こると、生活(住まい)どころではなくなります。だから反対したいのです。もちろん使用済み核廃棄物処理問題が一番です。
感謝です。9.19集会・パレード IN 明治公園 その①
最近は天然素材の家造りをしている設計事務所とは思えないブログですが、もう少しの間(脱原発の道筋がつくまで)ご容赦を!!
とにかく日米安保(1970年)以来の大規模な集会とパレードでした。但し暴力行為はありませんが、とても怖い光景見ました。それは先日の逮捕者と同じようなシチュエーション・・・。ある特定の人がデモの人を誘って因縁をつけ逮捕に導くような光景です(私服警官もいます)。これはちょっとだけ映像が撮れましたので「その2」で紹介します。
片貝の家 基礎配筋検査
まず再び事務所の近所で火事です。
三条は本当に火事が多い地域です。怪我が小さいことを祈ります。
さて、斜め軸を持つ「片貝の家」の最終配筋検査が終了しました。
一部スリーブ取り付け位置に不具合がありましたが、修正して頂き明日打ち込みです。
オーブルデザインのホームページトップに「No Nukes」入れました。
ようやくHPのトップ画面に「No Nukes」入れました。多分、新潟の住宅会社のHPでは初でしょう(零細企業ですが)。CO2はいっぱい排出しても全くといってほど人には影響ないでしょう。ところが放射性物質は微量でも生命に影響を及ぼします。そして極めつきは生きる根源の「生命のバトンタッチ」を阻む事です。子孫へのバトンタッチを断ち切る物質が「放射能」なのですね。
CO2放出には反対するのでけれど原発は容認という理論がわかりません。柏崎原発がこけたら日本は本当に終わりです。 きっぱり「No」と言いましょうね。
「美善の家」と「片貝の家」の基礎
この建築看板・・・とってもかわいいですね。特別に建て主さんのお嬢様がデザインしてくれました。
さて、自由の空間・斜め軸を持つ「片貝の家」と2階床下収納を持つ「美善の家」の基礎工事が半ばを迎えました。
長期優良住宅 4棟の構造見学会 ① 五月町の家終了
11日の構造(途中)見学会は大変暑かったです。
このブログでしか告知していない中、午前中の2時間に3組さんと建て主さんがお見えになりました。
残暑の中ありがとうございます。
地上から1階床高まで1.5m・・・基礎高1.1m
「緑の家」の集大成の五月町の家です。
9.11新潟市での反原発パレード ②
昨日、一昨日と今回の原発対応での政府は本当に「日本人のための政府なのか」と疑いたくなるような事ばかりです。
我々の代表である国会議員(委員会)が請求した東電への資料の回答・・・
その殆どが黒塗りされ全くわからない書類って・・・
世界最大の大事故を起こしておきながら、未だに民間企業の「知的財産だからみせられない」ですと(笑)・・・そんな大事故を起こした企業の知的財産が保護されることが変でしょう。
たぶん数兆円の税金を投入すると決まったこの事故なのに、政府の園田政務官(岐阜の国会議員)が、「民間への情報開示を強制できない」と言い放ち何も努力しないこの不思議。
日本はあの新幹線列車事故を起こした中国よりも劣る政府対応。
世界最大の事故ですよ。あのチェルノブイリを遙かに上回るセシウムが放出されたと先週政府発表があったばかりです。異常です・・・この東電保護は・・・。
と言うことで皆さんが意思表示しなければ、何も変わりません。私は意思表示します。
何々政党とか何々団体とか何々宗教というイデオロギーの垣根はもやはありません。この現状を打破するためには一致団結です。
9.11新潟市での反原発パレード ①
2011年9月11日新潟市で行われた反原発パレード(万代大橋付近)。パレードをみる人の表情が様々でした。
東日本震災から半年経ちました。
たった半年なのに東北のこと、とりわけまだ全く収束していない福島原発のことが少しづつ公共電波から薄れていきます。しかし本当の始まりはこれからと予言するような「チェルノブイリ・ハート」というドキュメント映画が公開されています。機会があれば目を背けることなくみたいと思っております。明日の福島にならないことを願いつつ・・・。
さて、先週菅元首相の特定報道会社でのインタビュー吐露・・・。とても考えられないこと言っていることが今TVの報道ではされません。彼は「避難区域を200Kmとしたら関東全域も避難区域になる。そうなると3000万人が避難することになり日本という国が成り立たなくなる。」
と言っています。この後の発しない言葉は「だから多少の被爆はよいと思い情報を隠蔽し避難させなかった」となります。
中国より恐ろしい情報統制ですね。あまりにも国民を馬鹿にしています。そして国(と電力・経済界)はほとぼりが冷めた頃に再び原発再稼働をもくろんでおります。
と言うことで自分の意志を明らかにします。
R2000から・・・R2000+(プラス)へ その④ 庇
気密性能の引き上げの前に「その③」から続きで自然素材の木の外壁の窓廻りについて考えたいと思います。外壁はレッドシダー、ベベルサイディング 塗装有りです。
まずこのピンク色の窓ですが、既に窓下の木をはがしております。
国認定で県内最高の断熱性 Q値0.83W/m2k その④
「西裏館の家」・・・
耐震等級3認定
超高断熱Q値0.83W/m2K認定
高基礎(1.4mの床下空間)
耐雪2m
軒(屋根)の出 約1m
制震テープでさらなる連続地震復元性確保
とこれ以上ないくらいの高バランス性能を持つ家。
デザインもこのようにオーブル好みの軒の水平線強調・・・
どうなっているこの国の偏るメディア
今日運転中にラジオを聞いていたら
「中部大学 武田教授が関西のテレビ番組で『東北の農作物は捨てなさい』と言った事に対し、その都市名をあげられた一関市長は抗議のメイルを送った」というニュースが流れたました。
またメディアの情報操作ですね(ほとんど芸術的な)。
耐雪2m耐震等級2・超高断熱の「片貝の家」・・・始まりました。
先週から基礎始まるかなと思いましたが、当方の分担である「長期優良住宅の審査」が遅れてそのせいで業者さんの手配がスムーズにいかず、今週から基礎工事が始まりました。
変形の建物なので、「やり方」をしっかり出すだけでも大変な工事です。
黄色い糸がみず糸。この糸が家の芯となる。斜めの糸がありますね。
R2000から・・・R2000+(プラス)へ プロローグ
この本をしっかり読めば間違いなくよい家が建築できる・・・バイブル本
R2000という家 知ってますか?
私が新潟で住宅を業として始めた21年前、新潟県に既にR2000住宅がありました。
R2000住宅とはカナダの国とCHBA(カナダホームビルダー協会)がとりまとめた所謂高気密高断熱住宅のお手本だった家のことです。広義でいうと「西暦2000年までにすべての住宅外壁の断熱性能をR-20 以上にしましょうという省エネ運動」の略称と聞いております。
当時、高気密高断熱を学び、実践する我々設計者にはR2000住宅は輝かしい目標でした。その建物を国内初と言ってもよいくらい時期に建てられた建物が新潟県の見附市にあります。それが写真の「上野住宅建材」さんの敷地内にあるR2000モデルです。設計は新潟市関屋アトリエポストの故・桜井さんで、発注者でこのモデルに心を注いぎ日本の家の性能アップを願った上野住宅建材さんの先代の故・社長さんです。
国認定で県内最高の断熱性 Q値0.83W/m2k その③
表題でお気づきの方はいらっしゃらないと思いますが、先日ご紹介した
「国認定で県内最高の断熱性 Q値0.87W/m2k その②」と言う家が
「国認定で県内最高の断熱性 Q値0.83W/m2k その③」と変わりました。
着工寸前でその時でも驚異のQ値0.87W/m2Kという断熱性能からもっと断熱性をあげたいとご希望がありまして、そこで天井上断熱材と基礎壁面断熱をアップしました。
技術者と日本人
先週、菩提寺の屋根の修復について、檀家集の中から無作為の人選によって全体の10%の人を集めて説明と意見交換がありました。
お話し合いの中で「日本人の技術者に対する意識の薄さの弊害が出つつある」と考えさせられました。
家造りは安全性から そして天然・自然素材へ
五月町の家の耐震壁と防火のための「モイス」という建材が貼り始められました(写真は仮貼り状態)。
オーブルデザインの「緑の家」は天然素材や自然素材をそのまま使うとのことで、この五月町の家の外壁は「無塗装の米杉」です。
超高断熱Q値1.0相当(国認定1.26)w/m2Kの五月町の家 構造見学会
超高断熱Q値1.0相当(認定1.26)w/m2Kの緑の家の構造見学会を行います。
この見学会は「長期優良住宅」の補助金100万円を受けているために、建築途中で広く一般ユーザー対象に見学会を行う事がが義務づけられており、それに対して行われる構造見学会です。
日時は9月11日(日) 10時から16時
場所はこちらです(新潟市江南区五月町)
予約は必要ありませんが、私は当日パレードがありますので 午後からはおりません。施工されている「集い家工房」さんの監督Tさんがおります。もし浅間の説明が必要なら午前中にお越し頂ければありがたいです。
感謝 感謝 ありがとう!
昨日2日間で10000万印刷したその主力機種MP770(CANON)製プリンターが、突然動かなくなりました。
1万枚の仕事を終えて「もう役目はおわったよ。責任は果たしたよ」と言って去ってしまいました。
今まで機械を擬人化する事は好きではなく、想いを寄せる事はなかったのですが、今回は私の心になにか変化が起きました。これだけ一生懸命がんばってくれて、その仕事を全て全うした時去って行く。共に懸命に仕事した大切な友人でした。
ホントに感謝です。ありがとう。
故障修理依頼をメーカーにし、「もうその機種の修理部品はありません」と言われた瞬間に、「がんばったモンね。この子。もういいよ。ありがとう。」と口に出てしまいました。オーペレーターの女性は受話器の向こうで何度も「すみません」と言っていました。そして最後に「当社の製品を最後まで使って頂き感謝いたします」と言っていました・・・。その言葉がとてもうれしかったです。 私も感謝です。ありがとう。そしてさようなら。
2日間で10000枚をプリントアウト 長期優良住宅の構造計算書
ここ最近では最大の難関の構造でした。
一軒の評価申請でコピー用紙10000枚使用。
オーブルデザインでは小さい事務所ながらプリンターは68台+1台(1台は予備)あります。その68台の内4台フル運転が2日間続きました。この間は壊れないことを祈ってました。使用したインクカートリッジも2日間で8本・・・
シックハウス症候群と同じ・・・新潟の建築士から発信
何時も立ち寄る武田教授のブログ・・・
読んでハッとしました。それはシックハウスのこと・・・
この設計事務所を立ち上げる20年ほど前に、ある会社で高気密高断熱推進のチーフとして携わっていた時のこと、その支店の営業担当から
「真夏の日中、2階に上がると目がチカチカして気分が悪くなるとのクレームがあった。高気密が原因では・・・」
そこで・・・
今年のお盆はほぼ休み無し・・・だった。
今年のお盆は半日を除いてほぼ事務所で仕事をしておりました。このためブログの更新も8日間途絶えました。皆様 すみません。
実は・・・
7月後半に納入された構造ソフトが、売り文句とは違いほぼ使えないソフト(私にとって)であることに気づかされるまで2週間費やし、8月上旬に返品し他のソフト購入し、その2週間遅れた仕事を少しでも挽回するために、お盆中は事務所で缶詰状態で仕事をこなしました。
さて仕事以外の半日とは・・・
毎夏、姉が寺泊に避暑(とは言っても暑い)に来て頂けるのですが、その姉をご主人のご実家である会津若松へお送りしたついでに観光して来ました。
東北電力管内の電力について・・・
ここ数日間東北電力管内の電気使用量は92%を超え一時97%になりました。家庭では節電をしているのに効果が少ないと思われた方もいらっしゃるでしょう。
その原因は・・・
こちらは家庭用における東北電力管内の電気使用量を係数(月平均に対する割合)にしたものです。
これをみると家庭での夏の電力が冬使う電気より少ない事がわかります。では何故TVでは夏の節電を呼びかけるのでしょう。それは家庭以外のオフィスや店舗などが夏に大変多くの電力(冷房)を使うからです。
この事が明らかなのに「甲子園が始まると電気量が増える」と言ったデマを流し、如何にも家庭が悪いように見せてますが、実際は家庭以外の消費がピーク電力となります。
この事は私達建築士への警鐘でもあります。
夏の電力需要を押し上げているのは間違い無く「オフィスなどの商業施設」で、こちらの建築物の夏対策を怠った事が原因です。