建て主さんにとって小屋裏収納(ロフト)は魅力的な空間として認識されており、現在でも人気が高い住宅の仕様である。その用途はあくまでも「物置」となり居住としての利用は違法となる。しかし片流れ屋根が流行し広くなった小屋裏部分を「物置」としてではなく、居住的利用をする仕様が都市部を中心に多く見受けられるので、各行政庁で具体的な取り扱いの違いがある。上の例は東京都のある都市の取り扱いである。
続きを読む「 Asama 」一覧
小新西の家 外壁終了
新潟市小新西の家の外壁がほぼ終わって、家の形になってきた。
続きを読むやはり切り取りや編集は注意が必要。
建築に関連がない話で恐縮するが、なんともはや・・・
NHKが偏向報道をすることは以前から実際NHKの取材を受けた恩師から聞いて知っていたが、今回の報道はあまりにも酷すぎた。
長い期間の不法行為責任。特に設計者と工事監理者。
先日業界紙に積水化学さんが建築した築30年経た木造アパートが当時の建築基準法を満たしていない事が発覚し、その後の調査6棟全てで同じ違反があったため同型で今でも現存する147棟の再検査を行なうことが報道された。記事は下のリンク先↓
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00154/01741/?n_cid=nbpnxt_mled_km
続きを読むUA値0.17の金沢市の金沢戸板の家 耐力壁検査
金沢市で始まった金沢戸板の家が先月上棟を終え耐力壁検査が出来るようになったので昨日伺った。往復600kmとなかなかの距離、住宅の大きさも延べ床面積58坪と大きめで性能はAsグレードの家であるため、スタッフと2人で休憩無し4時間の時間がかかった。一人で行なっていたら8時間であるがその前に疲れて次の日に持ち越しそうな大きさと量の耐力壁である。
続きを読む本所リバーサイドの家 模型完成
春の日差しが吹き抜けから降り注ぐ本所リバーサイドの家のプラン。模型にするとその感じがよくわかる。
続きを読む麻薬のような電気とガソリンの軽減単価と補助金
来月請求される電気料金に付加される燃料調整単価の表が上である。それを見ると規制料金の電気単価はマイナス3.5円/kwhになるので標準より安価に請求される。例えば300kwhを使用するご家庭なら概ね1000円となる。
続きを読む築130年のotomo vie cent リノベ その27 狐
当事務所でも5月3日より連休。私はもっぱら事務所裏駐車場の樹木の伐採とその後始末、そして「otomo vie cent」の外部仕事(樹木の整理とタケノコの倒し)。そんな中、ふと「otomo vie cent」の裏庭で顔を上げると3匹の子供狐がいた。
続きを読む高気密高断熱住宅(拙宅)の31年目の樹脂サッシの取り替え
気密性が完全に破壊されてから10年ほどもだましだまし使用し、設置から31年間経た樹脂サッシをとうとう交換することになった。
続きを読む
査読論文から
無垢材とアルコール(塗料)
春の連休も近いのでゆっくりと論文でもご覧いただければと思い、今年発表された査読論文から面白そうなものを取り上げる。第一回目は「無垢材とアルコール(塗料)」とし、「緑の家」でも大量に使われる木材の揮発性化学物質についてご紹介する。
続きを読む全館空調と除湿のこと
「緑の家」では新潟県内で初めてデシカを装備した家の建築工事が5月から始まる。デシカはすでに何棟か設計しているが、新潟県内では初となる。さて今回デシカを使うのはやはり「除湿、低湿度空間」をほぼ完璧に行ないたいと建て主さんからのご要望。それでこれから紹介する過去記事を思い出したので再褐する。
続きを読む原村の家 その後
耐震等級3、超高断熱UA値0.16w・m2kというG3を楽々クリアーする性能で2月に竣工した原村の家であるが、当時はまだ真冬で外構工事はできなかった。4月に入ってようやく外構工事を開始したと施工会社さんから写真が送られてきた。
続きを読む防水検査 小新西の家
今週の11日、昨日ブログに対してタイムリーな現場検査があった。透湿防水シート張り上がり後の防水検査である。
続きを読む無難な透湿防水シートはあるのか。
表題の「防止」→「防水」に修正。
「緑の家」では過去殆どの家で透湿防水シートは「タイベック ハウスラップ」(以下タイベックとする)であった。ところが昨年タイベックが生産中止なりタイベックシルバーに統一された。それは良いが価格が3倍近くにもなり、現在の多くの「緑の家」では昨年からフクビのスーパーエアーテックス等タイベック以外となっている。そこで悩む・・・。
続きを読む断熱義務化にむけて危惧する事 2 無難な防湿シートとは。
4月13日10時14分 書き忘れがあったので緑字を加筆修正
9月15日 防湿(気密)シートの31年後の目視した結論を加筆
結論は・・・現時点では家の重要性能である内部結露防止用の防湿シートは、50年の実績ある別貼りポリエチレンフィルムを貼った上で気密測定を行うことが最も無難な施工であると言える。
https://arbre-d.sakura.ne.jp/blog/2023/06/29/post-52686/
・・・と先回申し上げた。が、超高断熱住宅を取り組んでいる方の中で最近の考え方は、ポリエチレンフィルムは過去のものとうつっているように見える。しかしあえて強く言うが可変性調湿シートを使うのはまだ早計と私は考えている。
続きを読む「て・こあ」と「otomo vie cent」の山菜
今年の春は少し変。タラの芽とコシアブラとゼンマイが一緒に取れる。
続きを読む三国街道の家(土間キッチンの家) 引き渡し
本日三国街道の家の引き渡しを行った。玄関土間のペンダントライトが連なって奥行き感がでるのこポジションはこの「緑の家」で好きなアングル。
続きを読むタイヤ交換でタイヤのヒビ発見
昨日タイヤ交換をしようとタイヤを2本替え3本目に取りかかろうとしたところろ、見たことがない大きなヒビ・・・
続きを読む耐力壁検査と無難な屋根 小新西の家
先週の22日そして昨日29日に耐力壁検査に小新西の家へ2度伺った。
続きを読む断熱義務化にむけて危惧する事
ご存じのとおり2025年に新築住宅で断熱が義務化される。義務化になれば現在よりより一層断熱性が高い住宅も多く作られるだろう。そのときに危惧されることは・・・。
続きを読む三国街道の家(土間キッチンの家) 完成3
三国街道の家は決して広くはない。家全体で27.8坪とコンパクトな方で、一階は15坪である。が、空間が豊かである。
続きを読む三国街道の家(土間キッチンの家) 完成2
現在のところ土間キッチンの床にヒビはない。色もすこし薄くようやく乾き始めた。ある程度乾くまでは1ヶ月ほどかかる。
続きを読む三国街道の家(土間キッチンの家) 完成1
土間キッチンの床温度が上がっているか・・・と早速今朝ついたと同時に計って見ると・・・
続きを読む完成間近 土間キッチンのある「緑の家」3
一昨日予備チェックに伺った時にどうも土間キッチンの雰囲気がでていない。そうだ、やっぱり食卓・テーブルがないと感じが出ないことに気づき、急遽「otomo vie cent」のアトリエ棟の机を借りて設置した。
続きを読む完成間近 土間キッチンのある「緑の家」2
耐雪2mで耐震等級3、劣化軽減等級3、UA値0.27w/m2kで長期優良住宅を取得した三国街道の家のほぼ完成。その無難な外観からは想像もし難い内部の感じを少しご案内する。
続きを読む築130年のotomo vie cent リノベ その25 新潟の春
昨日は定休日の月曜日だったので「otomo vie cent」にいつもの奉仕活動してきた。放射冷却だった明け方は屋根の上でエアコンのドレインが氷結し、田んぼも道もまるで雪が降ったかのように霜で真っ白となる。
続きを読むシンボルツリーの位置決め
こちらは玄関手すりの止め金具でステンレスボルト。金物をそのまま見せるのが好きである。あぁ、今回だけは雨模様の工事監理となる。
続きを読む神奈川県愛川町の家 模型完成
神奈川県愛甲郡愛川町に建設予定の「緑の家」の模型が完成した。
続きを読む外張りの120mm付加断熱と劣化防止、高基礎の関係
この図は「緑の家」のAsグレードの一般的な基礎と壁の付加断熱120mm。時折この付加断熱をどのように支えるかとのご質問を受ける。よってまずはこの解説から行う。
続きを読む完成間近 土間キッチンのある「緑の家」
いつ訪れても殆ど晴天の三国街道の家である。今日も現場からお呼びがかかり打ち合わせを行ってきた。
続きを読む