「 築100年の「て・こあ」 」一覧


「て・こあ」でのある一日 ⑫ 真夏の設え

光が抑えられた室内の何ともいえない感じ・・・。盛夏の風は南から北、西から東、北から南と時間ごとに変わり、涼を得る卓越風は全ての方位である事がわかる。。

先日のブログでお伝えしたとおり、むし干しが終わり真夏の設えになった「て・こあ」です。

真南に向いた縁側兼玄関の前は駐車場兼ポーチです。昨夏まで杉の大木が6本くらいでこのコンクリートの部分を覆い、コンクリートからの輻射熱を遮っていたのですが、今春に全て伐採され、今は直接日射がコンクリートに当たります。するとその表面から強い輻射熱・・・そこですだれが出番となります。

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夜の寝苦しさは21年間経験がない (続)通風

家丸ごと通風の「て・こあ」。このくらいの外部環境と家の構造で始めて通風効果が期待できると言える。そんな「て・こあ」で畳上げが始まった。

未だに高気密高断熱などはダメで、通風の良い家がいい!なんていう専門家のコメントを良くネットで見つけます。超高断熱住宅などもってのほかとか(笑)・・・。

冷静に考えましょう。このご時世に窓を開けて寝ていられる住宅がどれほどあるか・・・

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古い家とカビ

昭和30年から40年代の土間キッチンと思えるようなテ・コアの土間キッチン。古い木製窓で網戸もなく通風も多く取れる。

この季節、自然素材の取り扱いがデリケートな時期となります。

築100年、家丸ごと天然素材の和島北野のテ・コアでは、この時期はカビとの戦いです。

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「て・こあ」でのある一日

未完成の看板。このあと削ったところを白く縁取る。この木は以前この入り口にあった杉の木

まず最初にすみません。

「て・こあ」では5月に朝ご飯を羽釜で焚いてみんなで食べようという事を考えておりましたが、様々な事が遅れており催す事ができませんでした。

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昭和の日 テ・コアで・・・

トカゲは恐竜ミニチュア版のような顔が可愛い

事務所の定休日月曜日が丁度休日と重なったため、テ・コアでは4組の方がお見えになりましたので私も相乗りしました。天候に恵まれ、春の訪れとともに姿をあらわす、トカゲちゃんがあちこちにチョロチョロ・・・。うーーん 見事保護色です。

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築100年でした。その7 丁寧な仕事

年以上雨ざらしになっていた廃材。平板は簡単に壊れても枠は全く壊れない。

築100年の「て・こあ」には時代に取り残された様々な木の道具や品物が沢山あります。その殆どが天然木でできているので、ゴミとして捨てるのではなく、「て・こあ」の薪ストーブ燃料として最後の最後まで使い切る事ができます。この取り外されたカウンターも同様です。

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100年でした。その3

2013/03/22写真追加

屋根の修繕を行うため足場のかかる和島北野の家「て・こあ」。大凡床面積が90坪(吹き抜けを除く)のため、屋根の大きさも大変大きい。

100年でした。その3は・・・

直接家と関係ないのですが周囲の木の大きさからご案内します。

※写真は和島北野の家「て・こあ」のオーナーから借りました。ありがとうございます。

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和島北野の家 リノベーション 途中写真

和島北野の古い土壁。黒く見えるところは多分カビだけれどそれも自然素材だから。庭に咲いていた寒椿を据えて・・・。(手持ち撮影)

昨年の秋から和島北野の家でゆっくりしたリノベーションを行っております。
今日は肉体労働でリノベーションのお手伝いしてきました。その合間にSD14で撮ります。

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瓦屋根の寿命 検証

 こちらは新潟県では一般的な三州瓦。30年経つとやっぱり予想どおり不具合がでる・・・。

瓦屋根といえば、屋根の高級素材です。ハウスメーカーなどがグレード仕様をアップするときに、一番に提案する素材です。

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大正6年築の建物を見る・・・その2

緑字2013年3月加筆修正 小屋裏のお札から大正6年築とわかりました。

里山の麓にある民家です。赤い屋根が過去の流行した色を思わせます。当たり前ですが9362年前からトタンではないはずで屋根のトタン板(ガルバニュームではない)の前はなんだったのでしょうか?

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