なぜ再生回数が増えないのか

以前ご紹介したJJJ Channelで斉藤先生と対談する上のシリーズは大変面白いが、再生回数を見るとネットアップ後2年で116回とほぼ身内のみでは無いかと思われるほど少ない。しかしこの回は大変参考になる。多分一般ユーザーも当ブログの読者さんなら「そうそう」と相づちすると思う。

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石油ファンヒーターの室内CO2濃度

2022.01 緑字追記

ファンヒーターのある部屋のCo2濃度の推移。一時8000PPMまで上がる。

otomo vie centのリノベーションで石油ファンヒーターを使用した時の状況を説明する機会があり、水蒸気が発生して結露する事は説明できたが、CO2濃度がどうなるのかの一般的なデータを持ち合わせていなかったので、その資料をネットで探した。すると「開放型暖房器具使用時の二酸化炭素濃度と換気の効果」という2014年に発表された論文があったのでそのデータで説明する。

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やっぱりカビ・・・
ダクトレス換気のあるデメリット

深夜2時に目が覚めカビのことを書いている。

築5年の「緑の家」のガルバニューム外壁このページの写真は全てオーナーさんから

昨日「緑の家」のオーナーさんから連絡があり、

「ガルバニュームがさびているのではないか?黒い点々がある」

とのことだった。

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高岡市赤祖父の家耐力壁検査と乾太くん

先週、富山県高岡市に建設中の赤祖父の家の耐力壁検査に伺った。

「緑の家」で最近最もアクセスが多いのが下のブログ。今回の耐力壁検査も同様にならなければ良いが・・・

改めて・・・面材耐力壁の難しさを知る。
木造軸組構法の耐力壁(地震に対向する壁)は、上のように大きく2つの種類がある。 巷の評判では「面材耐力壁」の方が良...

朝7時頃出発し、新潟県に戻ったのは19時。

何故そんなに時間がかかったのか・・・

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京都 東本願寺にて

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御影堂門から御影堂を見る。世界最大級の木造寺院。

4月20日、京都では東本願寺で所要を済ませ境内を歩いて建物をみてまわる。倉庫以外の用途で木造の建築としては世界最大の建築面積となるこの建物の全景は圧巻の一言。木造住宅に普段接している私から見ると何とも異次元の建物に映る。しかし境内の資料館にある1/50の図面を見ると、普段の住宅の図面と数倍しか違わずA1用紙に入るかも・・・と思わせその意識は薄らぐところに自分は設計が生業なのだろうと感じた。

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otmo vie cent リノベ その1

ヤモリは肉食で家の害虫(ワラジムシ等)を駆除してくれる。ちょっとかわいい。

今年からようやく具体的なリノベに動きだしたotomo vie centであるが、昨日伺ってきた。「て・こあ」と同様当面は奉仕の予定で活動する。築100年を超えた「て・こあ」ではヤモリを見ることはなかったが、otomo vie centでは家内でよく見かける。

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夏の室内湿度の研究がようやく始まるか? その2

この画像のソースは田辺新一先生のパワポ(JJJチャンネルのスクショより)

上図は人の快適性を作用する6つの要素。このうち4つは一般的としてとらえられる「空気温度」「放射温度」「RH(相対湿度)」「気流」となる。そしてそれ以外に自身でコントロールできる「代謝量」と「着衣量」が2つ加わることで正確な評価ができる。

一般的な4つうち「RH(相対湿度)」が、日本で日本の家屋で生まれ育った人(←ここがポイント)の快適性にどのように影響するか・・・の前文だと思って下の動画見てほしい↓。

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夏の室内湿度の研究がようやく始まるか?その1

先日紹介したJJJチャンネルが2019年6月の公開からほぼ2年で250回の再生回数で、所謂ほとんど見られない動画であったが、紹介してからたった5日で200回190回以上の上積みされ442回。流石当ブログのコアな読者さんである。その感想など是非お聞かせ頂ければ幸いである。

そしてそのJJJチャンネルで先回の続きで推薦はコチラ↓

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換気の圧力損失による選定 2 第三種換気は難しい

その1で紹介したこの表。ダクトレス換気以外のダクトタイプを使った換気システムではこのような計算がされる。この計算が無ければ換気扇本体が法律に決められた風量を満足するかわからないため、設計者は図面をひいて圧損を計算する。もし図面のどこかにこのような表がないときは、要求すれば見せてもらえるはずだ。

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金塚の家 完成2 
室内階段と床下

杉の無垢板の目が美しい階段周り。これを見るとやはり天然木は手の触れる所に優先。

「緑の家」の特徴はこの階段にも表われる。地面と同じ高さの玄関から入り、階段を7段上り1階のフロアーへ。そしてそのまま2階へもつながる階段が連なるのが今回の金塚の家の特徴。

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吉田の家 基礎打込み前チェックと
高岡赤祖父の家 配筋検査

10日、11日は金塚の家の完成チェックと見学会とその夜の打ち上げ。続いて定休日である月曜日の12日は吉田の家の基礎一発打ち込み立ち会い。13日の今日は富山県高岡市赤祖父の家の基礎配筋チェックと、きっと休み無く2週間連続して働く予感・・・。

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金塚の家 ようやく完成

雪かき時もヒールのようなお客様でも歩きやすいようにコンクリートのアプローチを希望された。

昨年から工事の始まった金塚の家がようやく完成した。
UA値0.28W/m2kで耐雪1.2mで耐震等級3となる。

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otomo vie centの小屋裏

昨春から始まったotomo vie centのリノベ計画を進めるために、その構造を把握しようと小屋裏にあがる点検口を探していたが、全く見つからない。通常は押し入れの天井板が外れたりするのだが、そんな押し入れはない。となると、居室天井板の一カ所が外せることもあるので脚立にあがり高さ3.6mある天井板を押してみるがびくともしない。

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金塚の家 外構植樹立ち会い

来週4月10日、11日に完成見学会がおこなわれる金塚の家の植樹の立ち会いをしてきた。金塚の家はUA値0.28W/m2Kで耐雪1.2mの耐震等級3という高性能で床高1500mmある。完成時の気密測定では0.2cm2/m2となっている。

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悟り・・・基礎断熱の熱損失から 

基礎断熱の熱損失評価が約7倍悪くなった・・・が特に何か支障があるかというと・・・実務に影響はほとんどない。評価が変わっただけある。一方既に住んでいらっしゃる建て主さんにおいては全く変わりないという事になるだろう。

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大変な疑問・・・基礎断熱の熱損失 その2

4月01日に一部修正

結局以前の熱貫流率で基礎断熱を計算できるらしい。このドタバタ騒ぎは一体何だろう。

「憤慨」・・・

この意味は、研究者さんと大手メーカーの方ばかり向く官僚(国交省)さんに対してである。

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感染防止の換気計画の前に・・・

COVID-19のため昨年から建物内での換気について興味を持たれた方も多いだろう。現況下において換気設備のない住宅では、積極的に窓を開けて通風・換気を行うことを推奨されている。目安として厚労省では一般的な住宅換気として30m3/(時・人)以上で換気状態が悪くないとされているが、一方シックハウス法では一般的に0.5回/h以上の換気回数が必要である。また過去には様々な研究がされおり、例えば換気と住宅の気密には深い関連があことも周知の事実であるが、複雑でわかりにくく設計関係者は大変苦労されていると思う。そんな中わかりやすい動画を見つけたので是非ご覧頂ければと思う。

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出展:赤林・有並研究室HPから

先日私の恩師が現在の職から離れることを知らされた。あれからもうそんなに時が流れたのか・・・。

先生にはじめてお目にかかったのは確か20代である。そこから30年の時間が流れた事になる。

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