「 超高断熱、無暖房、パッシブ、Q1、気密 」一覧

樹脂サッシが更に高性能に

3年前から「これからは樹脂サッシの時代。アルミと樹脂の複合サッシは時代遅れ」と申しておりましたが、そのとおりになってきました。

PCモードなら文字が読めるくらいに拡大。すると見えると思いますが、断面図に「交換可能な気密材」・・・。最近メンテナンス性もようやく認知されてきた。

今年の樹脂サッシ業界では熾烈な性能競争になっております。一方アルミサッシの方は性能が上がってはおりません。

当事務所の標準サッシであるエクセルシャノンでは、ペアガラスサッシは無論、トリプルサッシでもステージ「Ⅱ」にマイナーチェンジ。トリプルガラスを使ったサッシのU値では驚異の0.8w/m2k!!今年春の真空トリプルガラスを使って先行したYKKのU値1.08w/mを大きく上回ります。

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新住協のセミナーで・・・熱負荷計算ソフト Qペックス3.21

今日は新住協のQペックスのセミナーに参加させて頂きました。代表理事の鎌田先生の直接のお話しなので途中退席(時間が厳しい)を承知で、なんとか時間を作り前半のみ出てきました。大学を退官されてから雰囲気が変わった(良くなった)ように感じたのは私だけでしょうか?

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超高断熱の小新ゼロエネの家 完成間近

完成間近の小新ゼロエネの家は国認定のQ値0.99w/m2Kと最高の断熱性能は誇ります。国認定とは自社の計算値ではなく、実質国の機関と同様のところでの査定値なのでその正確さは折り紙付きです。自社の計算値ではやはり間違いや、どうしてもよく見せたいという気持ちがあり、数値に正確さが無くなると思います。

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なぜ超高断熱住宅が新潟には必要か?

「緑の家」の家で最高性能値を誇る西裏館の家 Q値0.83w/m2K。樹脂サッシ&高床でこの数値は凄い。今抱えている多数の設計のなかで、これを上回る要素があるのは日ノ出町の家くらいか?

最近の記事は、和島北野のテ・コアというリノベーションが多いので、オーブルデザインの「緑の家」は、超高断熱を止めたの?と思っていらっしゃる方も多いでしょう。

ですのでおさらいをします。

「緑の家」は超高断熱の家が基本です。なぜなら・・・

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高気密高断熱とは庶民の技術手段

冬でも晴れた日は古い無断熱住宅でも暖かい

うらやましい話ですが、関東より南の太平洋側地域は、冬の暖房を深く考えなくてもよい生活がおくれると思われます(深く考えた方がもっとよいですが・・・)。ですので高気密高断熱の事を正しく理解していなくとも問題があまりないのでしょう。このため同じ職種の方でも高気密高断熱を正しく理解されていない方が多いのは理解はできますが、驚きでもあります。

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超高断熱 Q値0.83w/m2k 蓄熱床下暖房の実力

画像の一部に不適切な記載がありました。お詫びします。2013.03.16更新

なぜ超高断熱住宅にするのですか?快適さ、暖かさですか?

違います。

いつも言っているようにエコが第一ではありません。暖房費を下げる為に超高断熱住宅を造っています。

快適さはQ値2.0以下でC値1.0以下であれば変わりませんので・・・。

そこで重要なのが実際の暖房費です。この実際の費用が公開できないようであれば、Q値を下げて家をつくる意味はないでしょう。

実際の電気料とガス料金

「緑の家」で最高の断熱性能であるQ値0.83w/m2kの家の、今冬電気料がわかりました。但し冬に全く晴れない日本海側の家の参考としてご覧ください。

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ゼロエネルギーハウス着工とその解説


昨日は大変寒かったですね。皆さんお疲れ様です。

完成スタディー模型。耐震等級2、Q値0.99 何れも国認定。長期優良住宅の小新ゼロエネの家。

吹雪のなか地鎮祭が執り行われて、いよいよゼロエネルギーハウスが着工です。

ゼロエネルギーハウスとネットゼロエネルギーハウスが今年度はあり、前者が国交省、後者が通産省の補助金事業です。同じ性能の家なのにどうして管轄が違うのかが不思議です。

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超高断熱の家 Q値をもう少しだけ使い続けます。その2 データーの怖さ!

久々に辛口で・・・

実はこのデーター収集には私もほんのちょっとだけ参加している。だからその細かさは大変よくわかる

こちらは6年くらい前に由緒ある日本建築学会から出版された書籍。内容は日本の地域ごと住宅のエネルギー消費量の調査報告書。各地域の大学の研究室が協力し合って全国詳細調査した初めてのデーター集である。

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超高断熱の家 Q値をもう少しだけ使い続けます。

先月、国交省の後押しで行われた低炭素建築と改正省エネルギーのセミナー

今回の省エネ法の改正で、今までのQ値や年間冷暖房負荷に変わりUA値(平均外皮熱貫流率)になった。さてこの改正・・・良いところもあるし、どうして?と言うところもある。

今日はこの「どうして?」という所を解説したい。

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家の見学会に行くときはこの放射温度計が必須になるか?

これから家を見に行くときはこの放射温度計が必須になるか?

冬の見学会が各場所で様々なメーカーや工務店さんが行っていると思います。その時に必須なのがこの温度計・・・。

そうですね、放射温度計(非接触温度計)です。

 玄関戸下の床面温度約20度(放射率0.95)。

始めに・・・
昨日の完成見学会にお見え頂いた皆様、時々雪の中、大変有りがとうございました。

さて、普通の温度計ですと、その温度計自体がその部屋の温度になじむまで5分以上の時間がかかりますが、放射温度計は瞬時にその表面温度を表示してくれます。この点は見学会に行ったとき、取り出して瞬時に測れるので、大変重宝します。

幾ら説明で「高性能な家ですよ」と営業さんが言っても、この温度計で「ピッ」とはかれば事実が明らかになります。是非見学会に行くときは携帯して見てください。価格は2000円~9000円で買えます。

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県内最高の超高断熱※ 完成見学会    UA値=0.234w/m2kの家

※国認定のQ値評価を受けた住宅において

15日写真更新!!17日に写真更新の予定です。

 慣れる意味でもこれからはQ値に変えUA値を使うようにしました。 原則庇付彫り込み窓。全て単独取り外し可の納まり。

「緑の家」の全てが詰まった東新町の家の完成見学会です。

来年1月19日(土)、20日(日) 9時30分~16時30

会場 終了しました。

雪の状況から車置き場の確保上予約で行う予定です。

19日(土) 20日(日)
9時30分~
11時00分
  ×   ×
11時00分~
12時30分
  ×   ×
12時30分~
13時30分
  昼   昼
13時30分~
15時00分
  ×   ×
15時00分~
16時30分
  ×   △

2013年1月20日現在

各時間2~3組です。今回は多少の時間のずれはOKですのでお気軽にご予約ください。
注意事項はご近所さんの迷惑にならないように駐車する事と、室内では安全性の面からもお子様から目を離さないで頂ければ・・・とのお願いです。

また次回の完成見学会は6月頃ですので、できれば今回見逃さないで頂ければと思っております。

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超高断熱高気密の家の見学会 秋葉の家

「緑の家」らしい外観部分。エアコン室外機は屋根で守られ地面から離し、窓上には全て庇がつく。配管はシロアリ防護のため基礎中間で露出。深い緑と焦げ茶のガルバニューム鋼板がとてもよく似合う。

22日23日と秋葉の家の完成見学会が行われます。
そこで今日完成時の気密測定を行い立ち会いました

結果はC値0.4cm2/m2と初めて超高断熱住宅を手がける「ヨシダハウス」さんとしては、すばらしい結果で、「緑の家」の平均値と同等と思います。中間時の気密測定値がC値0.6cm2/m2でしたから、そこから見れば0.4(通常中間時より0.2程度落ちて0.8になる)も引き上げた事になります。すばらしい技術力の工務店さんです。感謝!

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超断熱住宅の実電気代と太陽光発電

今地震があり、東京駅で足止めです。新幹線のホームからこれを書いてます。今のところ被害は無いようですからよかったです。

何か東京に向かう前に悪い予感がしておりました。ちょうど神田の商店街を歩いているときに、置いてある自転車が揺れていたので、すぐに足を止め、周りを見たところビルから人が出てきておりました。不思議なことは、殆どの歩行者が気がつかずに歩いている事でした。

不思議です。東京の人は地震が怖くないのでしょうか?全く動じないで歩く人・・・。私は上からの落下物が怖くて上を見上げていましたが、みんな平気で歩いている・・・。

慣れとは怖い事です。
そして新幹線駅では大混雑・・・。1時間遅れで済みそうです。
とここまで実況中継です。17時50分

 ⑨の「緑の家」の電気料金のグラフ。オール電化で給湯は電気温水器(エコキュートではない)。

今日は東京へ行っており、その途中でこのブログを書いております。
いつものように、不注意で書いて完成した原稿を全部デリートしてしまいました(泣)。都度何回かアップしますのでまた立ち寄ってください。

新潟は雪で、超高断熱住宅を勧める時期としては最高の季節です。

さて、上のグラフは超高断熱住宅で「緑の家」に3年もお住まいの⑨の家の実電気使用料金です。Q値は0.97w/m2kで認定されたSSプラン家で、オール電化住宅でかつ太陽光発電が3.6kw載っている家です。赤いところが売電と買電を表しており、中央の¥0を境に下が売電が多いところです。2月は雪が発電パネル上に積もっていることと、日射がないので全く売電しておりませんが、年間を通してみると電気料金を差し引き53416円戻ってきます。売電だけをみると15万円/年を超えます。

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ゼロエネルギーハウス 東新町の家のヒートファクトリー

 玄関屋根もつきバランスが良く納まりまった東新町の家

東新町の家です。工期も短い事からどんどん進み、明日には中間気密測定が行われます。

その前に・・・

県内初の浴室内排湯熱回収システムのヒートファクトリーの組み立て(3例目)が始まっています。

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超高断熱 国認定Q値0.94W/m2K ネットゼロハウス「東新町の家」

 写真中央下に写っているのは、棟梁兼監督さんの宮崎さん。阿賀市の宮崎建築の若い棟梁。水平に伸びる軒の美しさ・・・。

耐震等級3という最高値を取得した超高断熱 国認定Q値0.94W/m2K ネットゼロハウス※「東新町の家」の上棟が終わりました。今日は大工さん5人(内一人は設計事務所さんの若い方)です。

※国の施策でネットハウスゼロ事業に採択された家。特に省エネ優れた建物しか採択されない。新潟県内では当事務所ともう1社のみ。国お墨付きの「「緑の家」。

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なぜ超高断熱なのか?

新幹線の移動中に書いております。随時更新します・・・。

5年前(2007年)からオーブルデザインでは超高断熱をお勧めしてきました。なぜ超高断熱をお勧めして来たか・・・

ブログをよく読んで頂いている人はおわかりでしょうが、CO2防止や地球温暖化防止のためではありません。2007年から20年後、その頃はエネルギー代が2倍になっていると予想されるので、20年後を見据えた家造りをしているのです。

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2012年建築学会論文発表から その1

今年の建築学会の大会で発表される論文は大凡8000です。凄い数で、建築系論文発表の大会は医学系論文の発表大会の次に大きな催しです。

この多さはやはり実社会に直接与える影響=金額も大きいからでしょう。物理、数学は基礎的な学問で最も大きな影響を与える基礎学問と思いますが、直接実社会にもたらされる事(企業利益)が少ないので、研究費が多くない=論文数が少ないか、ハイレベル過ぎて論文が書けないから少ないの両方でしょう。

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拙宅 寺泊の朝食・・・

ネットで朝の情報をチェックしながら食べるながら朝食(行儀が悪いね)

忙しくて週末帰れない週でも金曜日の朝は、自宅で過ごすことが多いです。
しかし6時前には自宅を出るため朝ご飯をゆっくり寺泊で取ることは無いのですが、今日は別・・・。朝ゆっくりとバルコニで朝食を取りました。

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超高断熱の家に泊まってみる・・・。

R2000+のリビング。LEDの間接照明は直線的な光・・・だからちょっと不自然かな~・・・?

先月末から真夏日が続いており連日34℃のこの暑さの中、予定どおりでは体験宿泊が行われております。まだ空いている日があります。是非こんな暑い日に宿泊体験を・・・。

体験宿泊に申し込まれた皆様、ありがとうございます。今日も宿泊されております。

実は昨日お泊まりになった方から鋭い指摘がありました。

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暑い中、仙台、千葉からありがとうございます。

意外とモダンな家にも簾が似合う。簾は燻したモノをチョイス。「緑の家」オリジナル簾かけが室内から見た圧迫感をなくす。

今日の新発田は34度と今年一番の猛暑・・・。

そんな中、遠くは仙台、千葉から、県内では上越、三条から足をお運び頂き大変感謝です。
本当にありがとうございました。

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続・県内一番※の超高断熱の家を真夏に体験宿泊

県内一番※超高断熱の家 R2000+は見附市の上野住宅建材さんのモデルハウスです。その最高の断熱性能の家に一泊して、これからの気節「酷暑」の時の超高断熱を体験して頂けたらありがたいですね。

体験は次の日程です。※トップクラスの事です。

予約状況 7月19日時点

8月 1(水) 2(木) 3(金) 4(土) 5(日)
× ×
6(月) 7(火) 8(水) 9(木) 10(金) 11(土)
× ×

いずれも夜の状況 ○予約可、×満室

※平日は空いております。ご予約をどうぞ。

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県内一番※の超高断熱の家を真夏に体験宿泊

県内一番※超高断熱の家 R2000+は見附市の上野住宅建材さんのモデルハウスです。その最高の断熱性能の家に一泊して、これからの気節「酷暑」の時の超高断熱を体験して頂けたらありがたいですね。

体験は熱帯夜が予想される8月の上旬を考えています。※トップクラスの事です。

予約状況 6月27日時点

8月 1(水) 2(木) 3(金) 4(土) 5(日)
× ×
6(月) 7(火) 8(水) 9(木) 10(金) 11(土)
× ×

いずれも夜の状況 ○予約可、×満室

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Q値0.83W/m2k・・・なぜ断熱性を最高レベルまで上げるのか?

Q

値1.9で築20年の拙宅。もっと良いQ値にしたい・・・。

Q値0.83w/m2k・・・最近オーブルデザインでは断熱性能を新潟県内最高値までに高めております。
どうしてそこまでQ値を高めるのか?

これは5年ほど前から何度も申し上げておりますが、将来のエネルギー高騰(石油、ガス、石炭の取り合いによる高騰)を予測して、今家を作るならQ値をできるだけ上げた家造りをしましょう!との想いです。

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西裏館の家 完成写真①

明るいリビングの巾2.6m高さ4mのサッシ。高性能樹脂サッシトリプルガラスLow-E。この写真は天井を見上げたショットで吹き抜けの梁構造は耐震等級3を取るためにデザインされた。

最高の性能を持 「西裏館の家」

Q値   0.83W/m2K 国認定
C値   0.2cm2/m2 完成気密測定
耐震性 等級3 国認定
耐雪   2M 国認定

の完成写真をどうぞ・・・

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新潟県の「暖房」と「冷房」と「通風」

北陸地方のデータ-。全国データ-でも若干差はあるが、暖房と給湯のエネルギー消費は全体の2/3を占める。特に暖房は給湯に比べ半年しか使う期間がないのに・・・。

このグラフは当HPでも2005年にこちらの「オーブルデザインからの提言「家造りは冬を旨とすし」」で紹介しております。

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新潟県内で最高のQ値の家  西裏館の家 内容②

仕上げ工事真っ最中の現場。職人さんは合計20名近く・・・。人密度は最高頂。

オーブルデザインの「緑の家」では、意図しないところで、とても素敵な空間ができる事があります。

今回はこの階段の正面から見た所・・・

正面の2階の壁が浮いているようなそんな空間になっております。

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今更ながら家中冷暖房が必要な訳とは・・・


なぜ家中暖房しなければならないか知ってますか?

22年前から私達はこのような事を問いかけてきました。

でもこの事が一番大事なのです。

当ブログのファンのかたには「釈迦に説法」ですね。

あっ・・・家中冷房の方は好みで、無理に必要ありません。私は好みです。

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なぜ超高断熱が必要なのか?2012年

Q値0.83w/m2kと県内最高の性能を持つ「西裏館の家」。でも窓が大きく明るい新潟の家。

3月20日21日と完成見学会の行われる「西裏館の家」ですが、この家の断熱性能は新潟県ではトップQ値0.83w/m2kです。

この性能数値はこの地域で建築される高断熱住宅(次世代断熱基準Ⅳ地域)の3倍以上・・・。異常なくらい高い断熱性能です。

なぜこんな高い断熱性能が必要なのか・・・(もう5年前に宣言)。

※・・・国にQ値計算を行って認定した中でトップ。民間各企業独自の未認定Q値算定は除外。

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