2023.09.12 宣言どおり外気のデータを気象庁から敷地内データに修正しそのため文章とグラフも修正した。
何回がブログに上げたとおり、現在旧自宅になった寺泊の家は人が一年間住んでいない。通常人が住まないと家が傷むと言われ、20年くらい前にも5年ほど住まない時期があった。その時はしっかり第三種換気を24時間行っていたが、時折帰ると少しカビ臭があるような感じで、よい空気とは言えなかったが、今年は換気を全て止めたら全く臭わず昨夜まで住んでいたような感覚。さてどのように管理したのか。
続きを読む2023.09.12 宣言どおり外気のデータを気象庁から敷地内データに修正しそのため文章とグラフも修正した。
何回がブログに上げたとおり、現在旧自宅になった寺泊の家は人が一年間住んでいない。通常人が住まないと家が傷むと言われ、20年くらい前にも5年ほど住まない時期があった。その時はしっかり第三種換気を24時間行っていたが、時折帰ると少しカビ臭があるような感じで、よい空気とは言えなかったが、今年は換気を全て止めたら全く臭わず昨夜まで住んでいたような感覚。さてどのように管理したのか。
続きを読む昔から「過酷事故や大災害時には子供や妊婦・老人を優先して避難させる」その理由がわからなくいつも考えていた。しかしあるときにはっきりとわかった。
続きを読む厚物(24mm以上)の合板を屋根に又は桁上に使う時の手引きとしては一度はよまれた方は多いとおもう。私はつい最近読んだが嗚呼やっぱり記載があるか・・・と改めて感じている。
続きを読むオーブルデザインが2015年に発表した「カビが家の寿命を決める」からもう8年。当時その仮説の結果は20年後にわかると言っていたが、8年後の今、世の中はどうなっているのか。
続きを読むずいぶん前から何度も「換気は難しい」とブログでお伝えしている。
先に宣言しておくと換気システムは建て主さんの好みでよいと思っている。我々はその選択のため、情報を正しくお伝えするのがその役目であるとの認識。
続きを読むその7では何時ように番外編として本題から外れているが、「気になったこと」をお伝えしたい。
続きを読む築32年の高断熱高気密住宅を解体して得た結論は・・・
「一般的なポリエチレンフィルム0.2mmによる気密シートもタイベック等の透湿防風防水シートも正しく使えば、冬型、夏型内部結露も特に問題ない」
ということ。特に夏型結露に対し正しく設計・施工していれば海岸部での西日と雨漏れがあった拙宅ような悪環境でも壁内が腐ったりカビたりすることはない。
続きを読む「緑の家」では新潟県内で初めてデシカを装備した家の建築工事が5月から始まる。デシカはすでに何棟か設計しているが、新潟県内では初となる。さて今回デシカを使うのはやはり「除湿、低湿度空間」をほぼ完璧に行ないたいと建て主さんからのご要望。それでこれから紹介する過去記事を思い出したので再褐する。
続きを読む表題の「防止」→「防水」に修正。
「緑の家」では過去殆どの家で透湿防水シートは「タイベック ハウスラップ」(以下タイベックとする)であった。ところが昨年タイベックが生産中止なりタイベックシルバーに統一された。それは良いが価格が3倍近くにもなり、現在の多くの「緑の家」では昨年からフクビのスーパーエアーテックス等タイベック以外となっている。そこで悩む・・・。
続きを読む4月13日10時14分 書き忘れがあったので緑字を加筆修正
9月15日 防湿(気密)シートの31年後の目視した結論を加筆
結論は・・・現時点では家の重要性能である内部結露防止用の防湿シートは、50年の実績ある別貼りポリエチレンフィルムを貼った上で気密測定を行うことが最も無難な施工であると言える。
https://arbre-d.sakura.ne.jp/blog/2023/06/29/post-52686/
・・・と先回申し上げた。が、超高断熱住宅を取り組んでいる方の中で最近の考え方は、ポリエチレンフィルムは過去のものとうつっているように見える。しかしあえて強く言うが可変性調湿シートを使うのはまだ早計と私は考えている。
続きを読む先週の22日そして昨日29日に耐力壁検査に小新西の家へ2度伺った。
続きを読むご存じのとおり2025年に新築住宅で断熱が義務化される。義務化になれば現在よりより一層断熱性が高い住宅も多く作られるだろう。そのときに危惧されることは・・・。
続きを読む「緑の家」では殆ど使われることのない引き違い戸のサッシだが、三国街道の家では使う決定をした。
続きを読む「緑の家」の基礎を真上から俯瞰する。新潟市で2件の用事があったので久しぶりにこのタイミングで小新西の家の現場に伺ってきた。
続きを読む寒波襲来で道路は氷漬け状態で、アイスバーンの道ではこんな情景が至る所でみられる。そんな寒波の中で暖房をエアコンで行っている家では、急にエアコンが効かないとか暖かくないとかで、当ブログを訪れる方が昨日は突然多くなっている。
続きを読む無難とは「難」が「無い」と書く。住宅にとって最も「難」である事象は雨漏りである。屋根の目的は雨を長期に渡ってしのぐ事だから、無難な屋根といえばまずは雨漏りがない事をさす。
続きを読む朝7時過ぎ、現在上棟中の三国街道の家に到着。現地で迎えてくれるのは三条市の憩いの大崎山。この風景が三国街道の家の真ん前にある。
続きを読む現在刈羽村の井岡の家では、気密シートの施工中である。高断熱高気密住宅では内部結露防止の要となる気密シート(=防湿シート)のチェックに一昨日伺った。
続きを読む新潟県新津に計画される美幸町の家の模型が完成した。
現在事務所は欠員が出てしまい、先月から私の仕事に負荷が大きくなり業務が遅れ気味でスタッフが模型をつくるのもテンヤワンヤである。このためハローワークをとおして求人依頼を行なっているところであり、早くスタッフが入ることを期待している。
先日ある家の10年目の定期点検に伺った。10年目は有料点検となり2つの大きな検査項目がある。一つは専門業者さんが屋根に上り修繕箇所がないかを見る目視。もう一方は基礎が水平に保たれているかを測定する計測。
続きを読む20年ほど前は住宅を建築する半数以上の人がお世話になった住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)であるが、近年はフラット35S等の特別な金利設定を望む方だけとなっている。しかし実質国が監修しているといって良いマニュアルはこれしかない。
続きを読むある住宅業界専門誌が創刊された。その創刊号で「緑の家」が取材を受け、28ページにわたる記事となっている。
続きを読む誰もが感じるガソリン価格の高騰。田舎であればあるほど車移動が生活の一部。仕事に行くにも車で30分走る人も多いだろう。となると否応でも無くガソリン価格が気になる人が殆ど。
続きを読む模型を無事受け取ったとのご連絡を頂いた。今回の「緑の家」は2階が1階に比べ小さいので一枚の屋根で覆うために上のような招き屋根としている。
続きを読む建築の世界に入ったばかりの頃から30年くらいは、木と言えば「ヒノキ」が一番と思っていた。しかし10年くらい前に「て・こあ」に携わることになり、カビの生えにくい木として、また加工しやすさ、肌さわり、色、木目、控えめな香りそして価格・・・など触れれば触れるほど「杉」の魅力に取り憑かれた。
続きを読むある業界紙の情報によると、現在行政で行われていない木造住宅(いわゆる4号建築)の構造検査を2025年ごろから実施することになるらしい・・・。
続きを読む来年から瓦屋根の施工方法が変わることは周知のとおり。これについては後の方で説明するが、最初は瓦葺き屋さんの意識の問題について。
続きを読む窓につかうガラスは一般的に半永久かなと思っているはず。確かに単板ガラス(真物一枚ガラス)はほとんど劣化しない。しかし・・・超高断熱高気密住宅に使うペアガラス及びトリプルガラスは劣化し、その寿命は30年から35年と考えている。実際過去には10年くらいでカビが生えたペアガラスがある。
続きを読む最近のニュースにおいてCOVIDー19の陽性者が自宅療養中に亡くなって数日後に発見される事例を報道で耳にする。これはCOVIDー19によって浮き彫りになった住まいと家族・同居人の現在か。
続きを読む12年前にAグレード(当時SSプラン)として建築され、太陽光発電パネルを設置した小屋裏に入る機会があったので紹介したい。
続きを読む2021.06.22リンクが間違っておりましたので修正しました。
「緑の家」ではできる限り「簾」など外部で日射遮蔽をする。ガルバニュームの家でも上のように・・・。なぜ庇だけでは駄目なのか?
続きを読む以前ご紹介したJJJ Channelで斉藤先生と対談する上のシリーズは大変面白いが、再生回数を見るとネットアップ後2年で116回とほぼ身内のみでは無いかと思われるほど少ない。しかしこの回は大変参考になる。多分一般ユーザーも当ブログの読者さんなら「そうそう」と相づちすると思う。
続きを読む科学的なことや物理的な事でなくて申し訳ないが、建物の寿命はカビと人の想いが決定的な要因だと何度も申し上げているが、これは人が物でなく人だから。
続きを読む「緑の家」では窓にほとんどFIXを使わない。特に2階にFIX窓のご要望があったときには建て主さんに何度か確認する。
続きを読む「緑の家」で標準使用している玄関戸は25年間同じ上のスニッカルペールである。数年間ガデリウスも使ってはいるがこのスゥエーデン製のスニッカルペールが圧倒的に多い。
続きを読む5年前に「『緑の家』は無難な家を目指す」と宣言している。
周りの人に無難な家を造るというと、皆さん怪訝そうな顔になる。無難とはさして優れておらずありきたりな物という印象のためである。しかし茶の世界にも「無事」という言葉があるそうで、これは平穏無事ではなく・・・
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