とても見にくい写真だが、確かにこれは羽アリになった白アリが羽を落としたところ。この白アリが右に写っている僅かなヒビに吸い込まれるように入った所を「緑の家」のオーナーさんは目撃した。
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白アリの侵入はどこから?
国総研資料から 玄関が大事!
2017年9月20日加筆修正 1mm以下→1mm以上に修正
先回ご紹介した国総研のHPのある資料では、住宅の耐久性に関する様々な情報を公開しています。そのなかで今回は「白あり」を取り上げます。
超高断熱はもはや当たり前。
その後のカビ、白アリなどの生物劣化対策が重要。
オーブルデザインは超高断熱(Ua値0.3w/m2k以上)を推進してきて早10年。
当時とは状況が変わり、いまゼッチ(ZEH)とかパッシブとかが認知され、しかも超高断熱住宅を大手メーカーの中で唯一薦めてきた「一条工務店さん」がなんと・・・
住宅ガリバーであるトップの積水ハウス(1万4千棟)にせまる勢いで、一条工務店(年間1万2千棟)が2位であるとの事です。
仮説 白アリの地中の移動手段は根っこ!
築130年のotomo vie cent リノベ その36 芯持ち材とヤマトシロアリ
シロアリは殆どの方が嫌いな虫だと思うし、出来れば出会いたくないと考える人が大多数だと思う。その嫌われ者の白アリの中でもヤマトシロアリであればまだかわいい虫であり食害も穏やかである。
続きを読む築130年のotomo vie cent リノベ その33 床板はヒノキ
昨日が「今後もリノベは要注意」という題で投稿していながら、こちらのリノベ中の記録を次の日にアップするところが「緑の家」の偏屈さなのである。つまり大事なのは出来るだけ正しい情報の公開。今回は解体が80%程終わったotomo vie centで60年前にリフォームで貼られた床を紹介したい。
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長期優良住宅の劣化の軽減
透湿防風防水シートと胴縁
以前ご紹介したある大手ハウスメーカーの外壁下地施工中の写真。白矢印で木材の色が違っているのは、矢印から下の茶色っぽいところが加圧防腐防蟻処理材を使っているからである。
続きを読む構造最優先が「平等」と考える理由2・・・の実証
つい最近「基礎に埋め込むスリーブ(ボイド管を含む)が適切に配慮されていない」とのコメントがあった。確かに排水管のスリーブとベタ基礎の相性はとても悪い。
続きを読むやっぱり土間キッチンは絶賛お勧め!
今年の春にお住みなられた土間キッチンの家の初期メンテナンスに伺ってきた。オーブルデザインが自信を持ってお薦めしている床下暖房ができる土間キッチンでは初めての試みであるが、大成功である。
続きを読む防湿コンクリート打ち
一昨日、美幸町の家の防湿コンクリート施工が行われたのでその事前チェックに伺った。
続きを読む築130年のotomo vie cent リノベ その29 蒸し雨
蒸し雨・・・とは、いやになるようなうだる雨降りのことと家族内では一致している。
続きを読むセットバックとオリジナルテーブル
松浜ヒルサイドの家へ昨日2度目の配筋検査に伺った。先週の予定では基礎一発打込みは今日だったが、先週のまとまった雨と天気予報で今日強雨が降るかもしれないとのことで、未だ打ち込み日が決まらない。
続きを読む小新西の家 ほぼ完成1 水害対策と視線カット
何回かお伝えしているが、小新西の家は外構が別途工事でDIYになる予定。従ってこの状態でお引き渡しをする。このような事は少なからずもあり、現在実施設計を行っている神奈川愛川町の家でも内装仕上げはDIYで行い、PBのままで完成となる予定。近年は様々な方法で自宅を自己流に造るようになった。これも情報が簡単に手に入るようになり、ユーチューブなどの動画でもわかりやすく公開しているサイトもある。
続きを読む高気密高断熱住宅(拙宅)の31年目の樹脂サッシの取り替え その5 雨仕舞いの失敗
写真は拙宅のコーナーサッシの隅柱である。雨漏りで腐朽したうえに白アリ被害もあるちょっと悲しい感じの出隅柱。
鹿島市の家 基礎配筋検査
茨城県の太平洋に接する鹿島市へ一昨日伺って配筋検査を行った。
続きを読む外壁防水検査
昨日長野県諏訪郡原村に建設中の原村の家の外壁を仕上げる前に行なう防水検査を、スタッフAと伺ってきた。原村の家はUA値0.16w/m2kで耐震等級3、延床面積233m2 70坪(居住部分の床面積50坪)と性能は高く比較的大きい家である。
続きを読む価値のある基礎 「両面断熱の深く背の高い基礎」
長野県諏訪郡の原村の家では基礎工事の終盤にかかる。所定の養生期間を経たのち型枠をばらし、XPSのスタイロフォームAT100mmという厚さで基礎断熱された全容が現れる。当然UA値はG3を大きく超える0.16w/m2kと超高断熱の仕様。
続きを読む深布基礎コンクリート打ち込み
昨日のブログでお伝えしたとおり、長野県諏訪郡原村に建築中の原村の家のコンクリート打ち込みが行なわれた。深基礎なのでベースと立ち上がりは別打ち込みとなり、今回は立ち上がりの基礎部分にコンクリートを流し込む。
続きを読む基礎配筋検査 原村の家
昨日長野県諏訪郡原村で建築中の「緑の家」に配筋検査2回目に伺ってきた。現場付近の家の殆どでは、敷地を平らにしそこに建築しているが、写真のとおり斜面をそのまま活かした計画にしているために、基礎形態は複雑になるが自然との一体感は確実に高い。斜面と言えば・・・
続きを読む水漏れ無しの完全止水の基礎
先日井岡の家の基礎出来あがりをチェックに伺った。ある一本のアンカーボルトが曲がってしまったのでそのチェックと対策である。
続きを読む再び筋交いによる耐力壁に戻る
構造用合板の高騰を受け、「緑の家」では3年ほど続けてきた「大壁貼り」による構造用合板耐力壁から、主として筋交いによる耐力壁に当面のあいだ仕様変更する。サブで面材を貼るときには「真壁貼り」としたい。
続きを読む無難な家造りはこのマニュアルから 基礎断熱編
20年ほど前は住宅を建築する半数以上の人がお世話になった住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)であるが、近年はフラット35S等の特別な金利設定を望む方だけとなっている。しかし実質国が監修しているといって良いマニュアルはこれしかない。
続きを読む基礎内外断熱の効果
2021/12/19・9時加筆 キャリブレーション前のサーモグラフィーで誤解を与えないように写真を一枚追加。キャリブレーションがうまく出来なかったのは機器が冷えていたためバッテリーが何度か落ちたことによる。
約束どおり基礎内外断熱を施した「緑の家」に伺ってきた。結果は上のサーモグラフィが示すとおり見事な効果がある。
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魔法の床下空間2
ヒートファクトリーの実力
「緑の家」オリジナル設備のヒートファクトリーである。この提案をしてから既に12年経過するが、この「緑の家」で「なるほど」という使い方を伺った。
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魔法の床下空間1
蓄熱と基礎内外断熱
先日超高断熱Aグレード(今風にいうと等級7またはG3以上)の「緑の家」の2年目メンテナンスに伺ってきた。凄く驚いたのが、久し振りにみたペットボトルによる水の蓄熱である。
続きを読むコンクリート打ち込み前チェック
昨日の朝の外気温は3度であるが、放射冷却によって水平面や地面でないところは、既に氷が張り付く季節である。
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